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真夜中の大脱走
2006年08月24日
8月の寒い夜、
子猫のキキを湯たんぽにしてぬくぬくと寝ていると、
カッパカッパカッパカッパ
とリズミカルな4拍子が窓の外から聞こえてきました。
???
見事な4拍子の馬の足音、どうしてすぐそばから
聞こえてくるの???
夢かしらん????
とりあえず窓から外をのぞくとしーんと静まり返った真っ暗な闇。
今のはなんだったのかしら??
ベッドにもどり、
子猫のキキを抱きかかえてまた眠ろうとすると、
今度は
パカランパカラン
という駆歩の音に
ひひひひーん
と馬のいななく声がすぐそばから聞こえてくるではありませんか。
これは間違いなく、馬がどこからか脱走して、
我が家の庭を闊歩しているに違いません。
とりあえずパジャマに手袋、帽子、靴下を身に付け、
長靴をはいて外へ出ました。(深夜2時30分)
すると黒い影がわたしに向かって突進してきました。
私のすぐ目の前で急停止して鼻息荒く
しているのは。。。
子馬くんでした。
どうも青草を求めてさすらっているうちに、
木の隙間を抜けて、庭に出てしまったようです。
大好きなおにいちゃんのスクワートのところに
戻りたいけど、行きはよいよい帰りはダメよ、
で戻れなくなってパニクッているところに、
いつもにんじんをくれたり、子馬くんを枕代わりに
昼寝をするお姉さんがやってきたので、
助けて~
と言っているようです。
でも興奮しているので、素直に私の後をついてきません。
困ったなあ。と思っていたところ、
頼りにならん!
と思ったのか、
庭の茂みの方へ行ってしまい、
暗闇の中姿を見失ってしまいました。
懐中電灯を探したけど見つかりません。
ああ。 災害があったら一番に被害に会いそう、
緊急時に役にたたないタイプです。
とりあえず馬をひく紐、ロープはないか探しに
家の中へ戻りました。
黒い丈夫そうな紐をなんとか発見。
勇気を出して暗闇の茂みに戻ると
子馬くん 木に身体をこすり付けて、
なんとかパドックにもどろうとしている様子。
優しく声をかけつつ
紐をムクチに取り付けてひっぱると
今度は素直についてきました。
子馬くん、無事生還。
キャロリンが日ごろ、引き馬の練習をしていたおかげで
特に暴れることなく素直についてきました。
いやあよかったよかった。
さて馬の脱走、たまにあります。
我が家ではたしか2年前、これまた深夜電話がかかってきて
近所にあずけていた馬が逃げたという連絡。
キャロリンとギルが車に乗って捜索に出かけました。
実はこれは我が家の馬ではなく
別の人の馬だったということで
ちょっと人騒がせな一件でした。
そのほかには、鹿のソフィーが門を開けてしまい、
我が家の馬と鹿が 連なって道路で草を食べているところ、
近所の人が発見、ギルの仕事先に電話をしてくれて
無事連れ戻したこともあります。
基本的に馬はあまり家から逃げることはありませんが、
それでもたまに、あるので要注意です。

寒い夜にはかかせない子猫のキキ
ホースフロート
2006年08月17日

2頭用のフロート
外に水タンクをとりつけて、便利な工夫をしています。

(少し古いタイプです)
1頭用の手作り?のフロート
馬の移動に使うのが このホースフロート、
または大型トラックを改造して作った馬運車です。
車に牽引して使えるこのホースフロート、1-2頭の移動には
とっても便利です。
我が家のフロートは馬2頭と餌を少し乗せられるだけの
とってもシンプルなものですが、
馬具を収納できたり、簡単なキッチンがついている豪華なものも
あります。
http://www.freewaytrailers.co.nz/
上記のホームページ、フリーウエイーは ライダーの
憧れのホースフロートです。
さてこのフロート、我が家の馬たちはなぜか乗るのが大嫌いで
いつも乗せるのにてこずります。
よーく躾のいきとどいた馬
または慣れている馬はたいがい素直に乗りますが、
何かのきっかけで、乗らなくなることもままあります。
先に1頭乗っていると2頭目はわりに簡単に乗ります。
重いほうを、または1頭のときは 右側にのせます。
道路は水はけをよくするため、中央が微妙に高くつくられているため、
このほうがバランスがいいそうです。
ジーナは子馬時代から、訓練していて、2歳までは
素直に乗ってくれましたが、
キャロリン曰く、 Pallir というロープワークで乗せようとしたら、
大暴れをして、それから
断固として乗るのを拒否するようになったとのこと。
ロンダやスクワートもわりかしてこずるので、
フロートや乗せ方にも問題があるのかもしれません。
帰り乗せるより、行きに乗せるほうが大変です。
こればかりはにんじんに釣られて、ほいほい乗ってくれません。
ただフロートの先に 干草が大量に積まれていると、
誘惑に勝てず、ついうっかり乗ってしまう馬は多いように思います。
だだをこねる馬はどうするかというと、
長い鞭とロープを使います。
鞭を振って後退できないようにして、
出入り口に片方結び付けてあるロープをひっぱり
逃げ場をなくします。
上手な人がやると 簡単に乗りますが、
ジーナは暴れるし、鞭を振ったり、ロープを引くのが
私やジェネルだったりするので、
これがなかなか・・・・
大変なときは10分から15分かかります。
ジーナの病気
2006年08月10日

ジーナと ジーナが子馬の頃から
友達の 鹿の ソフィー
元気で丈夫なのがとりえのジーナ、
先日様子がおかしくなって、皆とても心配しました。
はじめにあれ??
変だなあ??と思ったのは、パドックで寝そべっているジーナを見たときです。
寝そべる時間帯と場所がいつもと様子が違って??
と思ったのですが、すぐに立ち上がったのであまり気にしませんでした。
次にあれ??と思ったのは
つなぎ場でにんじんをあげたとき。
馬はいつでも大変食欲のある生き物です。
得にジーナは食べ物があるときは少しカリカリして
神経質になるくらい、食べ物に執着心があります。
そのジーナがにんじんにあまり興味ない様子。
いつもはとなりの馬のにんじんだって奪って食べるのに。
でも結局モソモソ食べたのでこれもあまり気にしませんでした。
次は鞍を着けているのに寝そべろうとした時です。
これは乗馬用の馬には許されない行為、
皆びっくりしてジーナがねそべらないように
あやしたり、歩かせたりしました。
??????
そしてついに、にんじんや、餌をぜんぜん食べようとしなくなり、
これは一大事!!!!
となりました。
馬の病気で私が経験したことのあるのは、
まず 風邪。
人間と同じように咳きがでて鼻水がじゅるじゅるしてきます。
熱や寒気、けだるさがあるのかは不明ですが、
この風邪、1頭がなると、ほかの馬にも移ることもあります。
他には皮膚系の病気、ひづめの病気があります。
そして、よく馬がなる病気が せん痛(腹痛)
ひどい場合は死にも至る大変怖い症状です。
馬は嘔吐ができない。
腸が長くて大きい。
腸が変位しやすくて、構造上内容物が停滞しやすい。(盲腸、骨盤湾曲に食物がとどまりやすい)
馬の腸神経は非常に敏感である。
などなどの理由により、なおらず、腹痛で苦しみながら、
死んでしまう馬はめずらしくありません。
ですので、馬にあげる餌はおなかをこわさないようなもの、
また干草など乾いた餌の後は
必ず、水を飲むように気をつかいます。
どんなに気をつかっても
せん痛はたまにおきます。
また、草を食べているときに、あやまって
ひもなどの異物を食べてしまうこともあるそうです。
ジーナがつらそうに寝転んでいる様子は
まさしく、このせん痛の症状です。
いつも元気で暴れん坊のジーナがぐったり、
座り込んでいるのを見るとかわいそうで、
どうすれば楽にしたあげられるのかわからず
もうおろおろするばかり。
ただ ほんとうに ひどい症状だと
おなかを噛んだり、脚を振り上げたりして暴れるそうです。
ジーナはそこまでひどくない様子。
その日はずーと座って辛そうにしていましたが、
翌朝は立ち上がって草を食べていたので、安心しました。
まだ心配で様子を伺っていますが、
今のところなんともないようです。
翌々日は簡単に運動しても大丈夫でした。
病気になってもやっぱり皆勤賞の
丈夫なジーナです。
じゃじゃ馬 ジーナ
2006年08月02日

裸馬のジーナに乗るキャロリン
ジーナは我が家の子馬くんの異母姉、
キャロリンのブリーディング馬です。
ジーナは丈夫で病気や怪我で乗れないということは今まで一度もありません。
これに比べ、ロンダは
脚を柵にひっかけて出血したり、
びっこだったり、
蹄が割れて、治療のため休養したりと、
なんだかんだ、一年の半分以上乗れません。
またジーナはお父さん(半血クライドサドル)ゆずりのどっしりした体格、
背中はとても柔らかく、
まっすぐズシリズシリと速歩をする姿は審査員の印象もよく、
馬場馬術でも高得点、
またそのありあまる体力から
障害もものともせず、ばんばん飛ぶので
障害飛越、クロスカントリーもOK、
ロンダのように、他の馬に対するヒステリーもありません。
ただ若い馬(現在6歳)にありがちな、
物見、何かに対する極度な緊張はままあります。
さて、こんな無限の可能性を秘めた将来有望、スーパースターの卵であるジーナですが
やはり欠点はあります。
人間に対して気が強いというか、
とにかく力強いので、制御不能です。
専門のトレナーがじっくり調教すればもっと違うのではないかと思うのですが・・・
私は最近2度蹴られました。
1回目は、私の不注意だったのですが、
2度目は、ジーナが草を食べている最中、
無理やり引き馬をしようとした瞬間、
ぱっとジーナの眼が三角になり、耳が下がって、くるり ぱんっつ
と蹴られました。
瞬間ジーナの殺気を感じました。
ジーナのように強いオーラを出す馬にあったのは初めてです。
2-3年前は私もジーナに乗って駆歩もしていたのですが、
ある日ジーナがへそを曲げ、
まったく動いてくれなくなりました。
蹴ってもたたいてもその場で前脚をあげたり、後脚をあげたりするだけで、
前進しません。
その後、キャロリンの指導の下で数回乗ってはいますが、
蹴られてからは、もう乗る前にジーナに負けてるようで、
乗るにしてもおそるおそるです。
こんなジーナですが、キャロリンは気にもせず、
時間があれば、ばんばん乗っています。
ほんとに見ていてはらはらすることもあるのですが・・・
そしてついに先日、キャロリン、ジーナから落馬しました。
キャロリン曰く、ジーナの様子がおかしいので、
速歩で輪乗りをしていて、
手前を変えようとした瞬間、
ちょっとばたばたしたと思ったら、くるっと逆方向を向き、
ジャンプしながら後ろ脚で立ち上がりました。
怖かった・・
見ていてほんとに・・・
落ちたキャロリンもこのときはさすがに、びっくりした様子でした。
すぐに調馬索で、調教し、その後すかさず乗っていましたが・・・
とにかくキャロリンに怪我がなくてよかったです。






