ニュージーランドの馬と馬にかかわる人についての見聞録

NZ馬・物語り

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ニュージーランドに住んでいるブロガー仲間が集まり、NZから生の情報発信をコンセプトに、 得意テーマ別にブロッギングする、新しいスタイルのブログマガジン。

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テーマ/タイトル:
NZ馬・物語り

投稿者:
不二子

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NZに来て4年。いろんな人からさまざまな馬との暮らしや接し方を教えてもらいました。現在、クライストチャーチの郊外、広い庭に乗馬用の馬を数頭飼うごく普通のNZの家庭に下宿しています。

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私のサイトではないのですが、ニュージーランドでがんばっている友人の馬に関するサイトです。こちらも一度お立ち寄りください。

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私の幸せな1日

2006年09月27日

チュンチュン
チッチッチッチ
ピロピロピロ~

クライストチャーチの朝はにぎやかな小鳥のさえずりではじまります。


さて、私の1日は・・・

キーキー
バタバタバタ・・・
ギャオー


オウムのロリーちゃんの雄叫びではじまります。

いつかは ロリーちゃんも綺麗な声で鳴くようになって欲しいと
願いを込めて、
小鳥のシンフォニーという、
鳥の鳴声とオーケストラの奏でる美しい音楽をかけます。


今のところ効果は見られず、
逆に、CDの鳥の声に呼応して
雄叫びに磨きがかかるロリーちゃんです。

仕事のない朝は、
私の部屋に置いてある鳥かごからロリーちゃんを出してあげるのが日課。

でも人間不信?なロリーちゃん いぶかしい顔をしてなかなか出てきません。


BL (10).jpg
オーストラリアのオウム ロリキート ロリーちゃん。
挑戦的な眼でこちらを伺っています。


いつまでも彼にかまっていられないので、
紅茶と昨日夜食用にキャロリンが作ってくれた
サンドイッチを取りに行きました。


ベッドで朝食は少しお行儀が悪いのですが、
あくまでもお休みの日だけです。

さて、オウムのロリーちゃん。
身体はインコなみに小さいのですが
食欲は禿げ鷹なみです。

私のサンドイッチめがけて肩に飛び乗ってきました。

優雅な朝のひと時のはずか
ここで、ロリーちゃんと食べ物の奪い合いのバトルがはじまります。

はた目には小鳥を肩に仲むつまじく見えることでしょう・・・

さて、今日はいつまでもロリーちゃんと遊んではいられません。

ジェイミー先生が ロンダの再調教に来てくれる日なので、
馬を2頭準備しなくてはいけないのです。

乗馬用の服に着替えて、居間に行くと
我が家の 3羽の孔雀さん たちが窓からのぞいています。

そうそう、彼らに裏窓からパンをあげるのも私の日課です。

RPL (16).jpg

あっ帽子わすれちゃった。


NZは日差しが強いので外での活動に帽子はかかせません。

部屋にもどろうとすると
子猫の鉄腕アトムと キキが私の後ろを着いてきます。

実はキャロリンに内緒で
私の部屋で子猫にキャットビスケットをあげているのです。


猫を見つけると抱き上げてギュッツとする
私は猫ちゃんたちの間でいたって評判が悪いのですが、
猫ビスケット作戦で人気を保っています。

woody (54).jpg
頭の黒い部分が鉄腕アトムににています。
英語名はアストロボーイ

saltblock (10).jpg
アトムとキキとロリー


子猫にビスケットをあげてあわてて外にでると・・・

ダックダックに会ってしまいました。

ダックダックは足の悪いアヒルです。
通常足の悪いアヒルはすぐに死んでしまいますが、
ダックダックは奇跡的に生き延び、我が家で特別な扱いを受けています。


ダックダックに会ったら、パンをあげなくてはいけない。

これは我が家の暗黙のルールなのでした。


さて、他の動物にかまってなかなか馬にまでたどりつきません。

やっとのことで、にんじんを持って、厩まで来ました。

さてさて、馬に乗る前にすることは・・・

まず、水のみ場の水を補充します。

それから ボロ 拾い。

ボロとはつまり 馬糞のことです。
ボロといえど、いろいろ個性があるし、健康管理のバロメーター
なので、大切な仕事。

たとえばこの巨大なボロ、
これはシュレックホースオリのだ!!
とか 
春先は 青草が新鮮で なんとなくボロも緑がかっている・・・
この小さくてかわいいのは子馬くんの などなど。

たまに 犬のペッパーのがまざっていて、
いいんだけど、なんとなく頭にきます。

ボロで面白い話があります。
草食動物のトイレをしつけるのは不可能といわれていますが、
スタリオン(種牡馬)は 決まった場所にする習性があります。
ですので ボロ拾いも楽!

で 我が家では オリが 柵そい、または木陰にする習性があり、
なんとなく 女性陣もそれにならい、オリのいるパドックは掃除が楽です。

さあ、ボロ拾いも終わり、いよいよ乗馬の時間です。

ジェイミー先生もやってきました。

今日はジェイミー先生にロンダの再調教をしてもらい、
私はオリに乗ってレッスンです。

ジェイミー先生 私のレッスンに熱が入り、
ロンダの調教までたどりつきませんでした。

二兎追うものは一兎をも得ずという諺があるように、
よくばってはいけませんね。

馬装をといて、放牧していると
キャロリンのご主人のギル

ランチはバーベキューだぞ!!!

と 意気込んでいます。


woody (98).jpg
ギルとダルメシアンのペッパー

平日の昼間からバーベキューというのも気が引けますが、
バーベキューという言葉、どこか人をうきうきさせるものがあります。


おいしい昼食を頂いたあと、
放牧していた オリを見ると
汗をかいたあとに砂浴びをしたようで
黄粉餅のようになっています。

暖かい日差しの中、水で洗ってあげました。

実は今日はこの後 街に住む友人の家で
またまたバーベキューです。

なんだかとても幸せな1日です。


kimiko (11).jpg
我が家のオールスターズ、気持ちよさそうに座って休んでいます。


投稿者 不二子 : 01:10 | コメント (7)

馬のカイロプラティック

2006年09月18日

サラブレッドは他の馬に比べ、繊細で故障?が多い。

サラでもチエスナッツ(栗毛)は特に問題が多い。

Mare (雌馬)は気分屋で扱いにくい。


さてこの3拍子揃ったのが、我が家のロンダ

しょっちゅう問題があって休馬しています。


問題児のロンダ、またまた休馬です。

原因は 頭痛。

手綱を持つと頭を振って嫌がるので 変だなあ。
と思い、ジェイミー先生に相談すると、


最近 Pull Back (つなぎ場で後退して暴れる)しなかった??

ご名答。
しました。
2回も。

つなぎ場で暴れたとき、繋いである紐が切れなかったので、
頭を痛めたのが原因のようです。


我が家ではつなぎ場の紐は頑丈に取り付けられていて
どんなに暴れても切れません。


これはある意味とても危険ですが、
暴れても切れない、馬は痛い、暴れなくなる。
という理由です。

よく、ゴムタイヤのチューブを取り付け、
暴れても、ビヨンビヨンと伸びるだけなので、
やがて馬もあきらめて暴れなくなる。
というのを聞きますが、
キャロリンは 暴れても切れなくて、痛い方が 好きなようです。


頭痛には アニカ(冷やっとする塗り薬)が有効ですが、
他にも気になることがあったので、
一度カイロプラティックの先生にロンダを見てもらうことにしました。

来ていただいたのは近所に住む サム先生。

chairo (5).jpg

優しくロンダの頭をマッサージしてくれ、他に異常がないか調べてくれました。


最初に歩様を見て、次に腰を調べましたが
ロンダ健康そのもだそうです。

よかったよかった。

ロンダに異常を感じたときにキャロリンに相談したら、
アニカでも塗ればなおるわよ!といわれましたが、
さすが大先輩の直感はあたっていたなあ。

今回ロンダは頭のマッサージだけだったので、
カイロの様子、よくわかりませんでしたが、

実はつい最近、ジーナ
がカイロを受けています。

ジーナは背中の後ろの方が痛かったようで
(以前2泊3日のキャンプに連れて行ったときに痛めたのではないかとのこと)
押さえたら キュ~ンと声をあげたそうです。

カイロの様子は見なかったのですが、
その直後のジーナときたら、ほんとうに気持ちよさそうで、
いつもの殺気を感じませんでした。


サム先生、腕が立つカイロの先生です。

投稿者 不二子 : 01:58 | コメント (0)

シュレックホース、オリの活躍

2006年09月11日

oli (6).jpg

オリ 剪馬 10才 Standardbred, Welsh Cob, Arab のミックス


ヘーックション クション ブヒンブヒン

ブフー(おならの音です)

ジュルジュル(鼻水)

・・・今年の3月、初めて間近でオリを見たときの印象は
この馬、映画のシュレック(緑のゴブリン)みたい。


風邪をひいていて鼻水をたらしながら
運動不足のため、お腹が出ていて歩くたびにおならを・・・

普段キャロリン好みの美形の馬に接していたので
シュレックホースのオリに会ったときは少しびっくりしました。


オリは私たちにとってとても馴染みの深い馬です。

2年前の引っ越す前、我が家はOld West Coast Road に住んでいたのですが
隣の家はアルパカファームでした。

そこのお孫さん アマンダ用に飼っていたのが、オリです。
我が家には600Mのトラックコースがあったので、
よくアマンダもオリを連れてきて、一緒に庭で乗ったりしました。

アマンダが独りでオリに乗って、近所を散歩しているのもよく見かけました。

そんな馬が大好きなアマンダも成長して、
恋や仕事に夢中になり、オリに乗ることもなくなってしまいました。

そこでこのオリ、持ち主を転々とした後、
キャロリンの友人の家に引き取られました。

RDA(障害者乗馬)で所有していたこともある オリ、
折紙付きの初心者でも安全な馬、として我が家でしばらく預かることになりました。

オリは確かに乗っていて安心なのですが、
乗り心地はいまひとつなめらかでなく、
また身体が大きく、少しバランスが悪いのか、なんとなく乗っていて
しっくりきません。

それと、つなぎ場でのマナーが悪いのと、
引き馬をしているときに逃げ出す悪癖があります。

それでも外乗に出かければ、物見もしないし、
おちついてどうどうとして頼もしいオリです。

またオリは障害も得意で、 怖がりの私もオリでなら
安心してジャンプができます。

よーく見ると顔だって瞳が大きくて
けっこう愛らしい顔をしているのです。

oli (18).jpg


シュレックのように、皆一瞬オリにひるむけど
結局は大好きになってしまいます。


オリは預かっている馬なので、近いうちに持ち主に返さなくてはいけません。

キャロリン思うところがあり、
オリを障害の試合に連れて行きました。

するとどうでしょう。
ビュンビュン障害を飛ぶこと飛ぶこと。

ジャンプオフ(無失点の競技者が、タイムで順位を競う)
でも コースの曲がり角を鋭角にきり、ぶっちぎりの1位だったそうです。

この日の成績 (65cm~85cm)
1位
1位
2位


たよりになるシュレックホース オリの活躍でした。


oli (35).jpg

お年頃のジーナと ちゅっ


投稿者 不二子 : 00:59 | コメント (4)

セール

2006年09月06日

今週は、サドラリーウエハウス(大型店舗の馬具屋さん)でセールがありました。
いろいろこまごま買い物をして
 
フフフ

と家に帰ると、
キャロリンはもっとたくさん買い物をして

フフフフ

としていました。

馬が6頭もいるといろいろ物入りです。


キャロリンの話では、
セール初日の開店の9時にお店に行くと、
お店には長~い列ができて 
クライストチャーチとは思えないにぎわいだったそうです。

開店一番に行かないと、合うサイズがなくなってしまうのでしょう。

NZの馬乗りたちは自分よりも馬にお金を使うひとたちばかり。

少しでもいいものを、安く、という気持ち、痛いほどわかります。


さて私が買ったのは、

5色カラーのゴム製たづな、
安全ショートブーツ(つま先に鉄が入っていて、馬に踏まれても痛くない?)
ジーンズ布の乗馬用キュロット(ズボン)
乗馬用デザインの冬用ジャケット(ボタンが馬柄でかわいい)
 
・・・馬具よりも自分の服装にお金をかけているようでは
まだまだ本物の馬乗りではありません。

欲しかったのはたづなだけで、あとは衝動買いです。

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春の日差しを浴びて走るロンダ


さてこのゴムたづな、
今日使ってみましたが、とても役立ちました。

最近 ロンダがちっともいうことをきかないので
困っています。


ジェイミー先生に相談したところ、
不二子は手綱と銜(ハミ)のコンタクトが外れたり、
強すぎたりでだめなのよ~と指摘され、
いろいろ試行錯誤しているところでした。

この5色たづな、 手綱の長さが5色でわかりやすく、
たづなのゴムが太いので握りやすく
ずれません。
ロンダのハミとのコンタクトもしっかり取れるようになりました。

それでもロンダの左まわりはよくなったのですが
まだ右まわりは苦戦してます。
(レースホースは左まわりばかりするので、ロンダは右まわりが苦手)

キャロリンいわく
今度はコンタクトがきつすぎるじゃない???

う~ん乗馬は奥が深いなあ。


DSC_0023.jpg


すっかりたくましくなった子馬くん

投稿者 不二子 : 01:33 | コメント (0)

ロック、お帰りなさい

2006年09月01日

kimiko (2).jpg

Rouke (ロック) 28 才 品種 Connemara

白馬のロックは優等生。
現役時代は ジャンプ、ドレッサージュとこなし、数々のメダルをとりました。

ジェネルが小さかった頃、よく子供たちを乗せて遊んでくれました。

フロートにも静かにのるし、28才のロックは我が家の馬の
リーダーとして、馬たちをたしなめたり、教育したり、あるいは
面倒をみたり、いつもキャロリンのお気に入りでした。

私も数回乗りましたが、ロックの駆歩のみごとなこと。
そのリズム、後肢の踏み込み、私が駆歩をさせているのではなく
ロックの駆歩に乗させてもらっている、というかんじでしょうか。

そんなみんなが大好きなロックですが、
ここ2-3年はもう人を乗せることなく、もっぱら
フレンドホースとして、他の馬の面倒をみてきました。


そして、今年のはじめ、オリという馬と交換で、
オリのオーナーに預かってもらっていました。

もちろんロックを手元においておきたかったのですが、
我が家の敷地に5頭以上は無理という物理的な理由と、
餌代を節約したいという経済的な理由です。

みんなロックはどうしているかな?
と心配していたのですが、
ある日、預かってくれているオリのオーナーから連絡があり、
ロックが大変弱ってきているのと、足場がぬかるんでいて、危なく、
これ以上責任をもって預かれないとう内容でした。


それは大変!!とすぐにロックを迎えに行きました。


久しぶりにあったロックは思ったより元気そうで、少し安心しました。
とても大切にあずかってくれていたようです。


馬の寿命ですが 25歳くらいだといわれています。
28歳のロックは大御所ですね。

これから先、ロックをどうするのか、
もう少し様子を見てから決めるそうです。


kimiko (3).jpg


投稿者 不二子 : 01:01 | コメント (0)