ニュージーランドの馬と馬にかかわる人についての見聞録

NZ馬・物語り

Blog About NZ

ニュージーランドに住んでいるブロガー仲間が集まり、NZから生の情報発信をコンセプトに、 得意テーマ別にブロッギングする、新しいスタイルのブログマガジン。

総合トップページへ

コメント歓迎します!

記事に対するご意見や、質問などはコメントからお寄せください。

テーマとプロフィール

テーマ/タイトル:
NZ馬・物語り

投稿者:
不二子

Profile:プロフィール

NZに来て4年。いろんな人からさまざまな馬との暮らしや接し方を教えてもらいました。現在、クライストチャーチの郊外、広い庭に乗馬用の馬を数頭飼うごく普通のNZの家庭に下宿しています。

投稿者のWEBサイト

WEBサイト

私のサイトではないのですが、ニュージーランドでがんばっている友人の馬に関するサイトです。こちらも一度お立ち寄りください。

« 2006年10月 | NZ馬・物語りTOPへ | 2006年12月 »

ピン

2006年11月29日

2年半前、ウエストウッドのエフィーは、
1歳と4ヶ月になる馬 ピン(未調教)を
ブリーダーショウで引き馬をする人を探していました。

そして近所に住んでいた
馬好きの私に白羽の矢があたりました。


初めてウエストウッドの馬場で会ったときのピン
まだ少し小さくて、ちょっと落ち着かない様子で
柵につながれていました。

そ~と近づき、首を触ろうとした瞬間、
ピンは つないである紐を引きちぎって、
となりのパドックへ逃げていきました。

うーん・・・この先ちょっと不安。


週3回、午後4時過ぎ、スタッフも帰ってしまったウエストウッドで
きかん坊の ピン の引き馬の特訓がはじまりました。

ピンはまっすぐ歩かないので足を踏まれること3回。
停止も脚がバラバラ・・・

エフィーに言わせれば、
不二子、毎回よくなってるわよ~。
?????

2週間大特訓して本番に臨みました。


ショウの前日、馬はおしゃれをします。

頭の先からつま先までショウ用の特別なシャンプー
をし、また ピン は尻尾の色が まだらなので、
人間用のヘアダイを使って真っ黒に染めました。

画像 030.jpg
ショウの前のなんとなくさえない ピン

画像 063.jpg
ショウの最中の ピン。

見てください。
この美しくゆれる 黒い尻尾と形のよいおしり。

綺麗な後ろ姿にうっとりしませんか???

審査員の前では4肢もそろいみごとな停止。

実際メイクアップをしたピンはかなりハンサムでした。

1位の赤いリボンをもらっています。


このカテゴリー なぜだか1頭しかエントリーが
なかったので 満場一致でピンが1位入賞。


でもその後のもう少し大きなカテゴリーで
2位、リザーブチャンピオンになりました。


なかなかやるじゃん ピン!

画像 055.jpg
真ん中に座っているのがジュリイ


ショウの当日は ウエストウッドスタッフのジュリィが来て、
ピンのメイクアップをしてくれました。


投稿者 不二子 : 21:36

ウエストウッドのエフィー

2006年11月21日

Mrs. エフィー・ディーン はクライストチャーチの最初の開拓者、
ディーン一族のメンバーで、
ウエストウッドのマネージャーです。

エフィーはNZの乗馬界では知る人ぞ知る‘ビックレディー‘
人格も見た目も偉大な女性です。

エフィーは世話好きで、
なんとなくたよりない私の悩みを聞いてアドバイスするのが大好き。

エフィーに相談すると99%悩みが解決するから不思議です。

エフィーは私のNZのお母さんのような存在です。

さて私は、このエフィーのいるウエストウッド
いろんな人に出会い、いろんな馬とその接し方を学びました。

次回はエフィーとの出会いと
エフィーの2歳の馬 ピン の話をします。

westcoast (128).jpg

ウエストウッドは 精神障害者
のリハビリ施設です。

写真の 藤色のトレーナーを着た大きな女性がエフィー。

NZでは障害者乗馬が大変盛んです。


投稿者 不二子 : 20:54 | コメント (0)

メルボルンカップ総括

2006年11月13日

まずは 我が家の近況。

前述の ヒヨコちゃん。
こんなに大きくなりました。
もともと20羽いたのですが、
ここまで育ったのはたった1羽。
雛を育てるのはほんとうに大変です。

shadow (2).jpg

そして我が家の馬ですが、
新しい馬 シャドウが来たので、オリはオーナーの家に帰ることになりました。

最近もっぱらオリに乗り、
いろいろ乗り方を思考錯誤していました。
オリにはほんとうにいろんなことを教えてもらいました。

オリはバランスが悪いのですが、
これにつられて乗り手がバランスをくずすと、
さらにオリもバランスをくずし悪循環。

逆に、オリがバランスを崩しても、
乗り手がバランスを保つことができると、
オリもバランスを取り戻し、まさに人馬一体です。

私はバランスを崩すと 手綱に頼る傾向があるので、
オリとは喧嘩ばかりしていました。

いかにバランスを崩さないか、
いかに手綱に頼らないか、を改めて考えさせられました。

オリは乗り手を試すようなところがあるし、
青草を見ると、手がつけられなくなるのですが、
フとしたはずみで見せる、
愛らしい表情、的確な指示にスっと従う賢さ、
けっして、横っ飛びや立ち上がったりしない安心感、
不思議と人を魅了するところがあります。

またいつかどこかで会いたいと思う馬です。

さて新しく来たシャドウですが、
以前のオーナーは ナチュラルホースマンシップで乗っていたため、
ハミに慣れていません。

sshadow (49).jpg
新しい馬シャドウ サラブレッド 15歳

ですので今日から早速ハミ強化レッスン。
お休みしているときもハミを付けています。

shadow (27).jpg

ハミに慣れる練習

話題は変わり、
少しだけお小遣いをくれたメルボルンカップ
なぜ日本は強いのか??
という記事が出ていたので紹介します。

日本の挑戦は今年が2回目です。
たったの2度目で ワンツーフィニッシュを決めた日本。
その秘訣は?????

まず デルタブルースポップロック
ディープインパクトに比べれば、決して日本の
トップを行く馬ではありません。

でもだからこそ このハンディキャップ制でも勝つことを期待できる馬といえるそうです。

去年の大きな敗因は、
日本の餌を、オーストラリアには持ち込むことができず、
去年のアイポッパーはレース直前、
慣れないオーストラリア産の餌を食べなくてはいけなかったのです。

そこで今年は、はじめから、オーストラリアの餌を日本に輸入して、
充分餌に慣れさせました。

やっぱり食事は大切ですね!

ふむふむにゃるほど。
いろいろ思考錯誤でよい結果を出したといえそうです。

さてこれに比べ、
経験も豊富なNZはトップの馬を用意してカップに望んだにもかかわらず、
結果はマンデラの9位に終わりました。

なぜなぜどうして?!

これぞ!
という、
皆さんのご意見をお待ちしております。


投稿者 不二子 : 15:31 | コメント (1)

ガイフォークスの日のできごと

2006年11月06日

ガイ・フォークスはイギリス人、
なんでも国会爆破を企てた反逆者だったそうですが、
現在、爆破計画の11月5日はガイフォークスの日として、
イギリス文化の及ぶ地域では花火を楽しみます。

NZでも、
11月の第一土曜日はあちらこちらで花火大会があがります。

またNZではこの日の前後しか お店で花火を売ることができないそうです。

夏の間、いつでも花火を買うことができる日本と違い、
NZ人はあまり自前の花火になれていません。

花火イコール火の始末。
という常識のないこの国では、
あちらこちらで火災が発生して
消防署は大忙しです。

クライストチャーチでは 
ニューブライトンの海辺での花火が有名ですが、
我が家では 近所のロールストンの花火大会に出かけます。

この花火、我が家のパドックからも見えるので、
お馬さんたちも毎年楽しみにしているかもしれません。

ジーナは今年の花火を見ることができませんでした。
花火大会のある日の午後、
新しいオーナーの、ちょっとバンカラなカップルと一緒に、
ブレナムという街へ旅立って行きました。

なかなかフロートに乗らず、
どうなることかと思いましたが、
新しいオーナーは、 暴れるジーナに動じることなく、
また ジーナも少しとまどいながらも
今度の頼もしいオーナーのことが
気に入ったように見えました。

2週間のお試し期間の後、
改めて、ジーナを買うかどうか、
返事をするそうです。

ジーナを買いたいというオファー、
実は北島のオークランドからの方が多かったのです。

でも北へ行ってしまったら、
もうジーナには2度と会うことはないでしょう。

南島にいる限り、
ジーナの噂を聞いたり、活躍を見ることができるかもしれません。

現在、4頭しかいないパドック、
ぽっかり何かが抜けているような、
ものたりないような、
さびしい気分です。

XOR (46).jpg

力強い駆歩のジーナ

XOR (16).jpg

おっと暴れています。

XOR (17).jpg

ロンダも負けてはいられません・・・


さて 話は変わり、
今年の花火を初めて見た子馬くん、
最初はちょっとびっくり、でも綺麗で華やかな花火、
お兄ちゃんのスクワートと仲良く見学しました。

そして、翌日、子馬くん、初めてフロートへ乗って、
ナショナル馬場馬術センターのある、
マクリーンアイランドへお出かけをしました。

初めて見る馬場、
多くの馬や人、車、
最初はキョトキョト落ち着かない様子だったそうです。

スクワートと一緒に連れて行ったのですが、
両馬とも 借りてきた猫?のように大人しくしていたとのこと。

今回は特に、ショウや試合があったわけではありません
ただ、子馬くんの外出の練習でつれて行きました。


馬はナイーブな動物ですので、
こんな風に少しづつ、いろんな事に慣れさせて行きます。

sqf (17).jpg

スクワートと同じ背丈になった子馬くん

さてさて蛇足ですが、
メルボルンカップの結果です。
私の情報が交錯していてご迷惑をおかけいたしました。

日本馬大活躍!!です。
1位 デルタブルース (日本)
2位 ポップロック  (日本)
3位 メイビーベター (オーストラリア)


1位と2位は日本馬の鼻差で大いに盛り上がったレースでした。

私はポップロックに$10 プレイスでかけたので、
$36.50になって戻ってきました。

でも NZの馬 エフィシャントにもハッタので
ちょっと損もしてます。

投稿者 不二子 : 20:16 | コメント (9)

ショウ ウィークエンド

2006年11月02日

先日、キャロリンと仲良く、
タイのお姫様が次々と暗殺をして、
権力を握っていく怖いDVDを観ていた時のことです。

女の子の猫ベラがめずらしく居間にやってきました。
どれどれと抱き上げたら、

みやお~ん
と怒って逃げていきました。

RA&P (4).jpg
ベラ

でも少しすると戻ってきて、
キャロリンのまわりをうろうろした後、
ちょこんとキャロリンの膝に座りました。

まあベラったら。
私には近寄らないくせに・・・

しばらくして、
今度は怖いもの知らずの仔猫のキキがやってきて
ベラがいるにもかかわらず、
これまた キャロリンの座っている椅子の肘かけに
ちょこんと座りました。

当然、ベラが怒って、
シャーッ
とキキを威嚇しました。

それでも キキはきょとんとした顔をしてキャロリンの
傍を離れません。


敗北感・・・
そんなにキャロリンがいいのかしら・・・

キキの恩知らず!
いつも特上のキャットビスケットを
みんなに内緒で食べさしているのに
ベラに威嚇されても、キャロリンの方がいいのね!!

ちょっと悔しい初夏の夕べでした。


さてクライストチャーチにお住まいの皆さん。
まもなく ショーウイークエンドですね!
11月15日 16日 17日 の3日間盛大に行われます。
17日金曜日は、
クライストチャーチ市の日として公休日になり、ショウも一番盛り上がります。

これにさきがけて、
11日 15日 18日は 競馬NZ CUP ウイーク、
南島最大?レースが繰り広げられ、また
なか日の15日は特に女性が着飾って出かけるので
レース場も一段と華やかになります。

http://www.nzracing.co.nz/Goracing/NewZealandCup.aspx

話はもどり、
クライストチャーチのショウですが、
昨年は述べ人数10万人を越す人でにぎわました。
(クライストチャーチの人口は36万人ぐらい)

正式なショウの名前は The Canterbury Agricultual & Pastral Show
趣旨は、農家の品評会だといえばわかりやすいでしょうか。

つまり、カンタベリーで一番立派な牛は?
羊は???そして牧用犬は???

牧場に関するものをなんでも競いあうので、
例えばだれそれさんのトラクターはパワーがあるだけではなくて、
走るのも速い?!なんていうのも自慢しあいます。
若い兄さんたちの トラクターレースも人気のコンテスト。

RA&P (5).jpg
自慢のトラクター

A&Pショウは
日本でいえば1年に1度ある村の縁日のようなものだと思います。
いろんな屋台や出店が立ち並び、ショウに参加しない子供たちも
駄菓子を買ったり、ゲームをしたりして遊べます。
また 仮設の小さい遊園地、観覧車や、ジェットコースターなどもお目見えします。

カンタベリーの町、そしてNZ中の町には
必ず、ショウグラウンドがあり、毎年その町のA&Pショウが
夏の間、毎週どこかで行われます。

ショウ好きな人はいろんな町のショウに参加して、
本番は南島で一番大きなこのカンタベリーのショウで勝負よ!
というかんじでしょうか。

牧場といえば馬は必須。
馬も競技に加え、引き馬、乗馬、年齢別、馬の品種別ショウと
数え切れないくらい行われます。

見所は 木曜日の10時30分
上級 ドレッサージュ(音楽付き)

また最近ではなかなか見られない
サイドサドル(ドレスを着て横すわりをして馬に乗る)
のクラスが木曜日の9時30分です。

RA&P (1).jpg
華麗なる横すわり、よく調教されている馬でないと
バランスをとるのがとても大変です

RA&P (2).jpg
たくさんリボンをもらって にっこり

金曜日は 9:45~ショウジャンプ(障害飛越)グランプリ(140CM、130CM)
があります。
お見逃しなく!


ひとつのクラスに参加するのに、メンバーだと
10ドル~ ですので皆さん通常4から5クラスに参加します。

入賞者は 賞金がもらえます。
普通のクラスだと、1位2位3位で、30ドル20ドル10ドル です。
これが グランプリクラスになると、100ドル~500ドルもらえるようです。

RA&P (3).jpg
ドライビング(馬車)もNZでは大変人気がある競技です

RA&P.jpg
こんなクラッシクなクラスもあります


そして、ショウの後には
グランドパレードが行われます。

参加者は誰でも参加できますが、
入賞者は、参加が義務づけられています。

貰ったリボンをつけて会場を誇らしげにパレードして
ショウは終わりです。


RA&P (6).jpg
羊でショウをもらった子供たちのパレード

RA&P (7).jpg
こんな綺麗な人たちも勇敢に障害飛越をして入賞。
ジャンプの選手のパレード

このA&Pショウ、
年に一度のお祭り?ですので
地元の人たちは毎年楽しみにしています。

ただ、日本のお祭りと違って 入場料が必要です。

http://www.theshow.co.nz/2006-show/buy-tickets/

投稿者 不二子 : 22:43 | コメント (0)