ニュージーランドの馬と馬にかかわる人についての見聞録

NZ馬・物語り

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テーマ/タイトル:
NZ馬・物語り

投稿者:
不二子

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NZに来て4年。いろんな人からさまざまな馬との暮らしや接し方を教えてもらいました。現在、クライストチャーチの郊外、広い庭に乗馬用の馬を数頭飼うごく普通のNZの家庭に下宿しています。

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2008年07月20日

鞍を置く位置 (馬の骨格)

NZ南島の南の先端に住む Snow さんから質問がありました。

鞍の置く位置についてです。

まず馬の前脚の骨格についてよく理解する必要があります。

馬の前脚は人間の腕と手に相当します。
この ページを参考にしてください。

http://uma.equinst.go.jp/jiten/kokkaku/


0080428%20%2896%291.jpg


写真 ①の部分は人間の手のひらの骨にあたり、
また蹄の上 ②は  中指(お兄さん指)
そして 蹄 ③ は中指の爪です。

中指で立ってるんだな、と思うと
不思議な感じ。


話がそれてしまいましたが、
鞍を置くときは、
馬の前脚の肩甲骨にあたらないように注意する
必要があります。

腕を振ると肩甲骨が前後に動くように、
馬の肩甲骨も駆歩をしたり、障害飛越をすると大きく前後に動きます。

080704%20%2819%29.jpg
立っているときの肩甲骨(shoulder blade) の位置

080704%20%2818%29.jpg
前脚が前に動いたときの肩甲骨の位置


ですので、動いていないときの肩甲骨より、
7.5cm~10cm(指4本の幅くらい)
後ろに鞍を置きます。

私もそうですが、ほとんどの人が、間違えて鞍を前に置いています。

鞍を前に置いていると、
馬の肩を痛める原因になりますので、
一度、馬の脚を前に上げてみて、
肩甲骨がどこまで後ろに行くのか確かめて見てください。

鞍を後ろに置くと
当然 腹帯の位置も後ろになります。

080704%20%2826%29.jpg
肩甲骨の動きを考慮して正しく置かれた鞍
腹帯の位置も後ろになります

馬の背中の形やお腹の丸み具合にもよりますが、
鞍が動いてしまうことがよくあります。

①腹帯がゆるんでいる場合

馬は腹帯を締める瞬間、お腹を膨らませる癖があるので
乗ってから、確認して、ゆるんでいれば締めなおす必要があります。

また、腹帯が、片側ゴムになっているタイプのもの、
あるいは、ゼッケン(鞍の下に敷く布)を2枚しくと締めやすくなる場合があります。

最近では ゼッケン(サドルブランケット)の裏、馬の背中にあたる部分に、
ゴムの滑り止めが付いているタイプのゼッケンも売っています。

②それでも鞍が後ろに下がる場合
(障害飛越など)

Breastplate-胸ガイを付けます。

③お腹がまるまるとしているポニーや、
丘を上がったり下がったりという運動をする馬
で鞍が前にずれる場合

クラッパー (Cruppers)を
馬の尻尾と鞍に取り付けます。


(参考*ホース&ポニー 584号)

投稿者 不二子 : 2008年07月20日 00:39

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コメント

こんばんは♪

私も“鞍は乗れば後ろにずれるので、始めは前の方に置く”と習ってずっとそのようにしてきたクチです(^_^;) 乗っていて少し後ろにずれると“ずれすぎ?”と心配になってはインストラクターに聞いて、十中八九“大丈夫”と言われます(笑) 

肩甲骨のことは今まで全然知りませんでした。 腹帯の位置も、もっと前に(前脚のすぐ後辺り)に来ている事が多いかも。 いいのかなあ、こんな前で、って不思議に思うことも時々あったので、これからは馬装する時にもっと気をつけて見てみますね^^

私はとうとう風邪をひいてしまいやした(-_-;) でも明日はシェリル先生のレッスンに頑張って行って来ます^^ あまり寒くないと良いのだけれど・・・。 富士子さんも風邪など引かないようにね♪♪

投稿者 Southern Ben : 2008年07月25日 22:28

ベンさん こんにちは。
毎日雨ですね~。
でも土曜日の昼間は雨が止んだので、楽しくレッスンできたのではないでしょうか。

鞍を置くときですが、
少し前に置き、滑らせるように後ろへ持っていき
記事の正しい位置におきます。
鞍の下で馬の毛並みが不正にならないようにするためです。

前橋とき甲の部分があたらないように
ゼッケンごとすこし持ち上げて隙間をつくるようにするのも
大切です。

もうご存知だとは思ったのですが、
鞍は前の方に置くという言葉に触発されて
書いてしまいました。

日本から持ってきてもらった
結露ワイパーにはまってます。
ベンさんも風邪ひかないでね。

投稿者 不二子 : 2008年07月27日 23:15

今日は突風冷たい風です。
30度の夏から帰ってきたわたしに、冬を改めて実感させてくれます。

お天気の日を早く見つけて乗ってみなければ。。
写真もあってとても分かりやすいです。鞍の位置早く試してみたいです。
質問がこんなに素敵な答えになったことに感動したので、癖になってまた質問しちゃうかもです(笑)

投稿者 Snow : 2008年07月30日 19:45

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