ニュージーランドの馬と馬にかかわる人についての見聞録

NZ馬・物語り

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テーマ/タイトル:
NZ馬・物語り

投稿者:
不二子

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NZに来て4年。いろんな人からさまざまな馬との暮らしや接し方を教えてもらいました。現在、クライストチャーチの郊外、広い庭に乗馬用の馬を数頭飼うごく普通のNZの家庭に下宿しています。

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私のサイトではないのですが、ニュージーランドでがんばっている友人の馬に関するサイトです。こちらも一度お立ち寄りください。

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毒草 poisonus plants

2009年05月30日

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美味しい草に目がないの♪
ペギーとトント


本来、馬は自衛能力があるので、
毒草を自ら食べることはありません。

ただ、冬、他に食べるものがなく、
お腹が空いていれば、
普段食べない、葉や草を食べます。


痩せて元気のない馬が、
毒草を食べると、
抵抗力が弱っているため、
毒があっという瞬に身体にしみこみます。

健康な馬が多少食べても大丈夫なので

これは毒ではない

と思い込んでしまうことは危険です。
正しい知識で冷静に対応しましょう。

という趣旨のもと
ある日の授業で、

馬に悪影響を与える草、

について調べました。

あるわ出るわ、そこいらじゅうの草や葉が

猛毒 毒 妊婦に影響あり


こんなにあったら、怖くて、パドックに放し飼い
なんてできないわ~
でもしてるから大丈夫なのかしらん。


微妙なところですが
とても参考になったので、少し紹介します。

キーワードは アルカロイド
です。

すべてが毒になるわけではありませんが、
酸と結合して塩を作る、毒作用、感覚異常を引き起こす
というので要注意。

ポテト、特に、ポテトから芽が出ている部分は ソラソニンという
アルカイドの親戚がたくさん含まれるので 毒物です。

じゃがいも畑で、馬に草を食べさせるのはやめた方がよさそう。

アルカイド系、で、草原や庭によく生息しているものでは

Ragwort (サワギク)
Hemlock (毒ニンジン)
Laburnum (Golden Chain)


ニュージーランドの国の花の木 コーワイ も Laburnum の親戚で、
インゲン豆ののような種は 猛毒です。

Yew tree
日本名は イチイ
赤い実をつけるこの常緑針葉樹、
学校の庭にもあり、よくみかける木なのでびっくり。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A4

辞書によると、
墓地に植える木、死のイメージがある

だそうです。
不吉なだけでなく、猛毒です。
小鳥がついばみ、赤い実だけでなく、
種も一緒に食べてしまうと 即死。


庭木でよくみかけるものでは

しゃくなげ


カテゴリーAの猛毒なので要注意

馬はしゃくなげの花を好んで食べるそうです。
また、しゃくなげの木の手入れをした後、
切った木をそのままにしておくと、
乾燥した葉や枝は、
パリパリして馬好み。
要注意、要注意です。

ニュージーランドでは、馬より、牛や羊がうっかり食べて被害にあうとのこと。

自家製解毒剤レシピ 
(しゃくなげ、 チェリーローレル用)
も教わりました。

1/4 カップ 料理用油
1/2 カップ 濃い冷たい紅茶 (6-8のティーバッグで煮出したもの) (解毒作用)
1   小匙 ショウガ (いたみどめ)
1   小匙 ベーキングソーダ (ガス作用)

これをまぜて、すばやく馬に飲ませるといいそうです。


蔦の葉
ボクサス
アボガド
もみじ
ルピナス
フォックスグラブ

も毒だそうです。


ペギーはバナナの皮だって食べちゃう
食いしん坊

アボガド
なんて喜んで食べそうだな。

ああ心配だわ

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どくどくしい 毒キノコ
クライストチャーチ郊外でよくみかける


授業のあと、なにげなく
スペアパドック(怪我をした馬や、ショウに使う特別扱いの馬用バドック)
を歩いていたら、

マメ科の落葉小高木を発見。
見事なインゲン豆状の種(seed pod)
が、パドックにちらばっています。

これはもしかして、 コーワイ系の猛毒では?
と、大騒ぎしたところ・・・

(9年間、馬に異常がなかったので、大丈夫なんだろうとは思いましたが)

オランダから来た博識でハンサムな庭師さんが

これは
Gleditsia triacanthos
書いてあげるね。

こんなむずかしいスペル、そらんじてるなんてすごい!!

あら、馬のことなら、不二子だって書けるでしょ。(そばにいたアシュレー先生)

ううん。書けないとおもう。


俗名、Honey locust
WIKIで調べたら豆は食べられるので、
安心してよい ということでした。
http://en.wikipedia.org/wiki/Honey_locust

でも、同じファミリーの  black locust は毒だそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Black_locust

悩ましいですね。

投稿者 不二子 : 16:01 | コメント (12) | トラックバック

クリッピング(毛刈り)の実習

2009年05月22日

冬のはじまり。
それはクリッピングの季節です。

クリッピングとは何?
という方はこちらを参考にしてください。
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2006/05/post_13.html

学校で、このクリッピングを
いろは から習いました。

講師は 

イギリスでは 数百頭の馬の毛を刈ったわ。

という 美人のアシュレー先生。

数百頭の実績が、先生の自信をみなぎらせ、
いつもより熱のこもった授業です。

まずは、クリッパー(剃刀)の説明。
先生ご自慢のクリッパーは なんとNZ$800もします。
馬専用、というわけではなく、
家畜一般、なんでも剃れるとのこと。


そして、通常は、電気コードがついていますが、
先生のは、充電器を背負う、
コードレスタイプ(充電器との間にはコードがある)

さすが800ドル。
こんな便利な道具は見たことがありません。

コードがあると、馬が踏んづけ、感電して事故のもとになるので、
特別に絶縁加工した、延長コードを使う必要があります。

また、剃刀は、3頭剃ると、刃がにぶるので、
必ず、換えの刃、予備を準備しないと、ひどい思いをします。

ひどい思いをした思い出の記事・・・
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2007/06/post_70.html


馬は2,3日前にシャンプーを済ませ、
クリッピングをする日は、
冬といえど、暖かい日を選ぶのが基本。


クリッピングのデザインはいくつかありますが、
初めから、丸刈り(ハンター)にするのではなく、
エプロン・・・アイリッシュ・・・トレース・・・ハンター・・・フルクリップ
(上記は刈り方のパターン、デザイン)

と、途中でやめてもはずかしくないように、
毛を刈る場所が少ないデザインからすすめていきます。

また、刈りすぎると取り返しがつかないので、
少なめに刈り、
後で調整することが大切。

実習は、刈る場所の少ないアイリッシュのパターンで、
また、チョークで下書きしてから刈りはじめました。

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先生自慢の充電型クリッパー
馬の毛が服に付くので、プロは、オーバーオールと、帽子を着用

毛刈りをはじめる前に、
必ず、この電動を、馬に慣れさせます。
クリッパーを近づけて、馬の反応を見ながら、
肩からはじめます。

コツは毛にさからって、一定のプレッシャーで
(かなり強く力を入れて刈っても馬は平気)
ジョリジョリとすすめていくことです。


私はスティーブンと組んで
スチュワートの毛刈りをしました。

最初はおそるおそる、
首や、お腹はおっかなびっくり・・・・

一定のプレッシャーで剃っていかないと、
まだら模様になってしまいます。


剃り残しやまだらになったところをやり直したりして、
約、2時間かかりました。

仕上げの顔は
はなもじりを使います。

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はなもじり(鼻をひねって気をそらせる)は15分以上できないので
顔の毛刈りは手早く済ませる

実験台の スチュワート
さんざんな目にあった上に、悲惨な仕上がりですが

優しいアシュレー先生は、

不二子の使ったクリッパーは古くて
どうやったってダメなのよ。

と、道具のせいにしてくれました。


さて、今週は、

ヘッドグルーム
(馬の世話のクラス委員長)

をやりました。

月曜の朝、突然指名され
例によって

うへえ

と思ったのですが、
思ったよりラクチンでした。


先生がすべてお膳立てしてくれたのもありますが、
イザベラ、ジョシュ、スティーブンという
親切な友人の協力のおかげ。

ヘッドグルームの仕事をしなくてはいけないときは
私の仕事を、代わりに友人にしてもらいました。

また、ヘッドグルームの指示が出ないと
皆が混乱するので、
いつも、ひとつの事が終わる前に、

次にしなくてはいけないこと

を頭に浮かべるようになり、
無責任体質も改善されたように思います。

ドイツ人のニコレッタ先生に
まんまと調教されてしまいました。


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恥ずかしながら
初めてのクリッピング

顔 がむずかしいんですよ。

スチュワートったら少し変~(ペギーより)
・・・次はちみの番だぞ!!

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まっすぐじゃないのはね、
クリッパーが古いからなんだって・・・

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投稿者 不二子 : 13:07 | コメント (9) | トラックバック

馬の歯

2009年05月16日

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銃殺の馬の頭蓋骨
中央に銃痕がみられる


厳しいニコレッタ先生より、

本日は高名な馬の歯科医が来て、
講義を行います。
失礼のないように、
拝聴するように。

とお達しがありました。

高名な先生ってどんな人かな~

と思ったら、
なんのことはありません。
以前

馬の歯医者さん
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2007/03/post_53.html
に登場した、ジェラルド先生でした。

DSCF1871.jpg


お隣のランギオラ高校の馬好きの女生徒たちも
高名なジェラルド先生の講義を聴きにやってきました。

スイスボールでギュウギュウの教室が
さらに、女子高生でギュウギュウになりました。

高名なジェラルド先生は
女性軍団に圧倒され、
少しテレた様子で、たんたんと講義をされました。

DSCF18731.jpg
先生の歯のコレクション


講義の後は実演

選ばれたのは、3歳馬のボス

DSCF1884.jpg
麻酔注射のため 意識が朦朧としている
つっかえ棒がないと立っていられない

馬はだいたい5歳で大人の歯に生え変わるので
ボスはまだ乳歯がいっぱいあります。

ちなみにこの乳歯
英語では milk teeth といいます。
かわいい表現だなあ。

実はこの日の講義まで、
馬の歯が生え変わることさえ知りませんでした。

キャロリンの家で
若駒の世話をよくしますが、
抜けた乳歯なんて見なかったし・・・

こっそり抜けて、草原に落ちていたのでしょうか。
DSCF1889.jpg
乳歯・小さくて丸いのがwolf teeth

ボスの乳歯2本と、隠れていたウルフティースの3本を抜くことになりました。

抜歯にあたって、麻酔の注射が必要になり、
急遽、獣医さんが呼ばれました。


以前キャロリンの家で、モンティ
抜歯をしたときは、獣医を呼ばなかったので、

もしかして、麻酔せずに抜歯した??

キャロリンに聞いたら

人間を信頼していれば
麻酔しなくても大丈夫なのよ!!

だそうです。
痛かっただろうな~

日本やヨーロッパでは、まだあまり、
馬の歯の治療はおこなわれていないようですが、
ニュージーランド、オーストラリアでは、
4~5歳までは年に1,2度、
6歳以上は年に1度、診てもらうのが、一般的なようです。

前述のウルフティース、
犬歯のようなものですが、
犬歯とは別に、
生えたり、生えなかったり、
0本から4本、
生まれてから5、6ヶ月で生えてきます。
抜けたり、生え変わることはないので、
永久歯になります。

この歯は使われることはなく、
銜が置かれる場所のすぐ近くに生えるため、
痛みの原因となるので
必ず抜くそうです。

投稿者 不二子 : 21:06 | コメント (24) | トラックバック

バムストップ

2009年05月09日

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バムストップ
前の馬のお尻がじゃまで、これ以上スピードを出すことができません。


雨、雨、雨、
ある日突然晴れました。

わーい久しぶり(3日ぶり)に馬に乗れる!
うれしいな~
割り当てはどの馬かしらん♪

モリー


DSCF1754.jpg
モリーはサラ、牝馬、栗毛 

うへえ

うきうきした気分が吹き飛んでしまいました。

久しぶり=馬は大ハッスル

なんだか一荒れきそう。

いまひとつコントロールしきれない馬に乗るときは
バムストップというのがもれなくついてきます。

バムストップ=お尻止め=蹴らない馬が前を先導してくれること
(たぶん bottom stopのこと)


スピードをコントロールしきれなくても
前の馬のお尻に
乗っている馬(この場合モリー)の鼻面をつけて
なんとか スピードをコントロールします。

以前、調子に乗って美人のアシュレー先生の馬の
お尻にモリーの鼻面をびっちりつけて乗っていたら


不二子!
少しは自分でコントロールしなさい!!

とおこられてしまいました。


先生が、何かあったら バムストップにしていいからね。
て言ってくれたのに・・・

イギリス人は本音と建前があるのかなあ。

いえ、努力しなかった私が悪いんです。

この日もバムストップのおかげで、
なんとかモリーを乗り過ごしたのですが、
モリーの何が嫌かというと
立ち上がる(rearing )のも嫌だけど
トラックから、ヤードへ帰える道々

右へ ほいっつ
左へ ほいっつ

と餌の時間になるのが嬉しくって跳ねたり
横飛びしたりするんですね。

少しでも、モリーを疲れさせて
帰り道跳ねないようにしたいと、
休憩する瞬も惜しんで
せっせとモリーと運動したのだけど
ぜんぜんその甲斐もなく・・・・

乙女心をちっとも理解してくれない
モリーちゃんです。

帰り道、ものすごく 嫌だったのですが
担当は 厳しいニコレッタ先生。

口が裂けても

下馬して帰ってもいいですか。

なんて言えません。

あきらめました。

えーい。
どうにでもなりやがれい!!

と開き直って乗っていたら、
あらふしぎ、

モリー
じたばた首をふりつつ
跳ね上がっても、横っ飛びしても
平然と乗りこなすことができました。

思ったよりたいしたことなかったのかしらん。

ぜんぜんへっちゃらよ。
というふりをして なんとか帰り着きました。

下馬したとき
ちょっと脚が震えてたけど、誰にも気づかれなかったことでしょう。

そして、モリーにアカンベーをして、

ふんっつ
私を振り落とそうとしたって
そうはいかないんだからっ
勝ったもんね(この日限定)

と英語で言ってみました。

翌日・・・

アリーナでモリーの割り当て。

アリーナなら、帰り道がないので
モリーでも楽勝!

と思ったのですが、
とんでもありませんでした。

ニコレッタ先生が心配して、
バムストップの馬をつけてくれたのですが、
狭い馬場で7頭、
押すな引くなでわいわいともめ、

順番が狂って
蹴り上げる馬が前にきたり
後ろで跳ね上がってる馬にそそのかされて
モリーも興奮してくるではありませんか。

前日のトラック運動より 100倍疲れてしまいました。

この日は、ドレッサージュのヘレン先生が出張で教えてくれたのですが

ヘレン先生より

ドレッサージュというのは馬を調教する(train )という意味 
でも今日は、
モリーがあなたを調教していたわよ。

とほほ・・・
その通りでございます。

本日、モリーの勝ち。

さて、
私はいつも、
木曜日の午後と週末、キャロリンの家で
馬に乗らせてもらっています。

学校が終わってから、キャロリンの家に行くと
だいたい5時過ぎ、
そして、キャロリンが仕事からもどるのが
5時半、ということで
馬に乗る頃にはすっかり日が暮れています。


今日は月明かりが綺麗ね~

キャロリンは暗くてもちっとも気にしないんですね。
最近イギリスから帰国した
凄腕の エイミーも気にしないタイプ。

2人ともどっしりた(パワフルな)若駒に乗り、
雨の後で滑る地面も気にせず、
暗闇の中、
ビュンビュン駈歩をしていました。

同じ人類とは思えません。

投稿者 不二子 : 11:22 | コメント (2) | トラックバック

スイスボール

2009年05月01日

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馬運車にのりたがらない馬を載せる実習
方法その1

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方法その2
後ろからロープをではさみうちをします。
人間で練習中

最近雨が多いクライストチャーチですが、
レインコート2枚、ゴム長靴の完全武装で
風邪をひかずに毎日頑張っています。

先日、ちょっと苦手な馬、モンローが割り当てられました。
モンローでも、アリーナ(馬場)なら、
跳ねても疾走しても
たいしたことはないかな~と

高をくくっていたら、

トラック(草原)に無理やり連れていかれました。

抵抗したんですけど。

私はアリーナがいい~

何言ってるの!
ほら、さっさと、 ツイスターとナチョの間に入って
トラックへ行きなさい!!!

モンローでアリーナの割り当てだったはずなんだけどなあ。
何の手違いで・・・
とほほ・・・

美人のアシュレー先生が、身内の不幸で、イギリスへ緊急帰国
している間、
助っ人に、以前、アカデミーで教えていた
キャサリン先生が来てくれました。


キャサリン先生は
NZ人の監督、NZでロケをした有名な3部作映画
ロードオブザリングに、
馬の指導者として、大活躍。
また、鎧兜に身をつつんで
出演しています。

この伝説の指導員、キャサリン先生は
時間があると、撮影での馬の配列や、行進、
行進のアレンジ、などを教えてくれて、
映画撮影に参加している気分になります。


そんなある日、
教室の椅子が、全部スイスボールに取り替えられてしまいました。

DSCF1815.jpg


はずんでおもしろいけれど、
なんだか落ち着かないぞ。

午後の授業は、このスイスボールに座って勉強します。

授業が煮詰まると、
ニコレッタ先生より、

はい、テーブルから50cmはなれて
膝でボールの上に立って!

と指示が出ます。

この体勢で、
いろんなものが飛んでくるのを
受取らなくていけないんですね。

私のとなりの席の泣き虫のニコラは、
このスイスボールの上に膝で立つのが
とっても上手。

馬に乗って、しょっちゅう泣いているくせに
なぜか、スイスボールでバランスをとるのが大得意なニコラ。


スイスボールの特訓の成果は
いまひとつよくわからないのですが、
泣き虫ニコラは 障害飛越の練習でのバランスがよく、
とても綺麗な姿勢で障害を越えていきます。

以前、荒馬ローズがあばれたときに
見事な手綱さばきと脚の指示で乗りこなした
アシュレー先生も

不二子、
馬はね、バランスで乗るのよ。
バランス

と教えてくださいました。

バランス、
これが私の次なる目指すものです。

とりあえず、スイスボールの上に正座して
(膝で立つのはむずかしい)
台湾人の友人と、
お茶を

ズズズー

とすすることからはじめています。


投稿者 不二子 : 23:05 | コメント (10) | トラックバック