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ルティーン routine
2009年08月29日
英語の ルティーン routine
日本語にすると 日課
厩で暮らす馬にはとても大切な言葉です。
毎日、決まった時間に餌をやり、
掃除をして、馬の運動をすることで
馬は安心して、すこしづつ、いろんなことを覚えていきます。
日頃放牧されて暮しているニュージーランドの馬も
ある程度決まった日課にしたがって生活しています。
さて、この日課がくずれ、
馬がそれを不安にかんじたり、不愉快になると、
とたんに、馬を調教していくのがむずかしくなります。
というようなことを、学校で習ったのですが、
ペギーの場合、これにドンピシャ。
お友達とおしゃべりしながら楽しく草を食べているのに
突然、自分だけ連れて行かれて、
調馬索運動をさせられたり、
騎乗されたり。
最初は
なんで~??
と思っていただけだけど
だんだん
もう、こんなの嫌!
嫌ったら嫌!!
と、手に負えなくなくなっていきます。
ここで諦めてしまうと、
最悪な状態になるのですが、
手に負えないペギーと独りで格闘して
怪我をしてもなあ・・・
というので
すぐに諦めてしまう私もいけませんね。
こういうときは、
信頼できるインストラクターと一緒に少しずつ
調教しなおしていくのがベストだと思います。
学校がお休み中、自習で、ペギーに乗っていたのですが、
だんだん乗りにくくなり、最終日は
まさに、手に負えない状態になってしまいました。
学校が始まってから、
早速ニコレッタ先生に相談。
大丈夫!
一緒に乗って、この難関を乗り越えていきましょうね!!
というので、
ペギー強化週間
を行いました。
みんなと一緒に
ペギーに乗って乗って乗りまくります。
前回の馬場もそうですが、
果敢に、障害にも挑戦。
ペギーの反応は、
嫌々障害に向かい、
障害直前で急停止、
前に進めると、またぐように障害を越えます。
駈歩で輪乗りをしながら
ペギーをだまして障害にむけると、
スピードをあげて
つい、うっかり
という様子で障害を越えます。
ダブル障害はわりに好きで、
1つ目を越え、2つめは気を抜くと停止、
それでもかなりの確率で、ダブル障害はクリアします。
ではトリプルは????
ペギーを障害に向けたとたん・・・・
なんと、後ろに向かって
ドタドタドタドタ・・・・
と後退していきました。
もう、びっくりしたなあ。
ちなみに、馬の意思で馬を後退させるのは
絶対してはいけないこと
のひとつです。
トリプル障害、少し高さを下げてもらい、
嫌がるペギーをなんとか前進させ、
3つ目の障害はまたぐかんじでクリアしましたが
なんとも情けない・・・
さて、翌日ポニークラブ遠征で
ショウジャンプにペギーを連れていきました。
私より、上手な騎乗者、というので
お調子者のオリビアがペギーに乗ったのですが
ペギーは我儘のし放題、
ついに
ニコレッタ先生が乗り代わり
厳しくしごいてもらいました。
さすが ニコレッタ先生
嫌そうなペギーの仕草には変わりありませんが、
どの障害も、それなりに、
ビュンビュン越えて行きました。
ペギーには、先生レベルの調教者が必要なのかしらん。
先生のコメント、
リズムのある駈歩にさせないと
難しいわね~
いろいろ問題の多いペギーですが、
それでも、少しでも、改善されていく様子がわかると
嬉しくなります。
自習はしばらくやめていたのですが、
先週の日曜日、久しぶりに独りでペギーに乗ってみました。
苦手な調馬索運動も
友人のエマのアドバイスのおかげもあり、
まじめに、
また、頭を下げて柔らかい歩様でしていくようになり、
騎乗も、なんとかコントロールできるレベルまでにもどりました。
いやあ、もう、ほんと
馬って奥深いわ~
と運動を終えて、ペギーをパドックにもどしたのですが、
あらやだ!
カバー(馬着)着せるの忘れちゃった!!
と慌ててアリーナまでもどり、
服を着せると
どどどどどどどどど~
という地鳴りが響き、
え?え?
もしかして????
そう、パドックの門を閉め忘れていました。
学校の馬、15頭が逃げてしまったのです。
幸い、15頭に怪我もなく、
近くのパドックで草を食べていてくれたので
全頭、無事戻すことができましたが、
放馬された馬を連れ戻すのって
ものすごく大変なんですよ。
とくに賢いのは、
ここの方が美味しい草がたくさん。
もどったら何にもない。
捕まるのか、
と近寄ると、
ひらり
と逃げていきます。
お友達作戦(仲良しの馬を連れて捕まえる)
リンゴ作戦
餌バケツ作戦
で13頭まで捕まえましたが
最後の2頭がどうしても捕まりません。
奥の手は、
グループ作戦。
捕まえるのは諦めます。
捕まえた馬を、草原の奥においやり、
逃げないようにしてから
ゲートを開けます。
グループに戻りたい馬の本能を利用するだけなんですけど、
なんてことはなく、自分からもとのパドックに戻っていきました。
所要時間 2時間弱、
へとへとです。
さらに翌日は、先生にこってりしかられました。
(笑っていたけど)
投稿者 不二子 : 11:50 | コメント (13) | トラックバック
フルーツパワー
2009年08月22日
新型インフルエンザ(swine flu) が世界的に大流行している昨今、
今冬の私は風邪知らず。
その秘訣とは・・・
ずばり 果物
バナナダイエットはもう古いかも知れませんが
私はかたくなに
朝食は バナナと 水。
(美味しいものがあるときはそちらをいただいています。)
馬に乗った後は、リンゴ。
お昼のサンドイッチにはジュースの代わりにオレンジ。
のどが乾いたらリンゴかオレンジまたは洋なし。
帰宅後はキウイを食べて、その後、キウイパック
と毎日果物三昧。
風邪をひかないのは
フルーツパワーに違いない。
と思っています。
さて、今週の騎乗授業
火曜日(於ポニークラブ)
ペギーで馬場のテスト。
直進性はまったくないし
首はふるし
駈歩は経路無視。
リズムもバランスもあったものではありません。
唯一良かったのは ウエスタン停止。
停止だけは得意のペギーちゃん。
前肢はそろったけど、スクエアホルトにはほど遠いできでした。
いやあ、恥ずかしかったけど
ペギーで初めての馬場テスト、それなりに楽しめました。
ニコレッタ先生のコメント
ペギーはベストトレッキングホースね~
(馬場には向かないのかなあ)
木曜日
ポニークラブ遠征ショウジャンプ
駈歩もおぼつかないペギーは
学校でお留守番。
私は、学校の馬、ベイゼルで障害のコースに挑戦!
ショウジャンプで重要なのは
リズムとバランス、
それに加えて
馬の長さを伸び縮みさせる必要があります。
コース上ではやや、馬を収縮させ、
障害2.3歩手前で馬を伸ばして
ビヨーンと飛越する感じでしょうか。
理屈はわかるけど
そんな高度な技を使えるわけはなく、
馬なりに、
しかもスピードが出ると
ついついとめてしまうので、
流れるようにはコースをまわれませんでしたが、
なんとかクリアしました。
学校で仲の悪い S が
ダブル障害の後、見事に落馬したので
一日中、笑いが止まらず、
くっくっくとほくそえんでいたら、
帰宅途中 車がエンコしてしまいました。
人の不幸を喜んではいけませんね。
私は健康そのものなんだけど
車は今週、3度もエンコして、
3度目は、 牽引されて、修理工場に連れていかれました。
は~ずかし~い!!
投稿者 不二子 : 21:46 | コメント (13) | トラックバック
馬の誕生日とジョッキーライド
2009年08月15日
8月1日は ニュージーランドのすべて馬の誕生日
ペギーちゃん、おめでとう!
学校の馬もおめでとう。
バイド先の馬もキャロリンの馬もみんなひとつ歳をとります。
馬の誕生日が過ぎると、
恒例の、
クライストチャーチ、サラブレットイヤーリングオークション
が行われます。
学校の授業の一環で見学に行きました。
いるわいるわ、2歳になったばかりの
優美でやんちゃなサラブレッドたち。
どの馬もここぞとばかり、綺麗に手入れをされ、
誇らしげに歩く姿にはほれぼれとします。
前回見学に来たときは
向かいの席に ハンサムなK君夫妻を見つけ
思わず手を振ったら、
はい5000ドル入りました~
と値段を付けてしまい、
大変恥ずかしい思いをしました。
オークション会場では、
鼻より上に手を上げないのが鉄則です。
昔の思い出にふけっていると、
セリに、ペギーそっくりのフィリー(若い牝馬)が出品。
いくらになるのかしら・・・
と見守っていると
最低価格の1000ドルで落札
あら、ペギーったらお安いのね・・・
ちょっとがっかり。
さて、イヤーリングの見学の後は
ジョッキーライディングに挑戦です。
こんな鞍をつけて、
手綱の持ち方も
いわゆる
ブリッジハンド
という、方法を習いました。
私は大人しい、ミラという 馬の割り当てだったのですが、
調子よく駈歩をしたあと、
スピードを落として速歩をしていると
ミラが首を下げ、
あれよあれよと思っていたら
バランスを崩して落馬してしまいました。
学校での初落馬。
しかも 大人しいミラで・・・・
はずかしいなあもう。
投稿者 不二子 : 18:17 | コメント (14) | トラックバック
シャンボン調教
2009年08月07日
ハンサムなK君から借りた
馬のバイブル
アンソニー・パルマン著の
障害馬術
によると、
調馬索のシャンボン調教はあらゆる点で
馬の調教に利点があるように述べられています。
1 シャンボンは馬の口に作用する後方への圧迫が皆無に等しく、
反対に前下方へ無制限に伸ばせるため、
動きの自由を与える
2 頭を高くあげようとすると、銜は決して顎を後方へ圧迫せずにむしろ高く口角に作用する。
これにより、わずかな指示、動作が頭部装着部の直下にある馬の中枢神経に軽く圧迫、
その反応として馬は頭を下げ、首を下方へ伸ばし、同時に正しい位置で銜を受けるようになる。
3正しいシャンボンの使用は大きな利点をあたえる。
たいていの馬の弱点である背と腰はシャンボンによって弾力的になり、よりよい筋肉鍛錬によって強化される。
いいことづくめ。
シャンボンの値段もお手ごろで
15ドルから30ドルくらいです。
ペギーの背中の痛みをどうしていいかわからなくて悩んでいたとき、
ジェイミー先生から、ペギーの鞍に沿ってへこんだ背中の筋肉の快復させる
のには シャンボンがいいわよ~
とアドバイスを受けて依頼、
うーむシャンボン
使ってみたいな シャンボン
シャンボン シャンボン・・・・・
夢の調教器具
シャンボン
でしたが、本やインターネットを見ても
いまひとつ使い方がよくわからず、
どうにもお手上げ状態でした。
その後すっかりシャンボンのことは忘れていたのですが、
学校で、調馬索、(ランジング)についての実践授業がありました。
ぼんやり授業を受けていたのですが、
先生の机を見ると、シャンボンについての資料が置いてあります。
シャンボン!
そうよ、シャンボン!!
これを機会にマスターしなくては・・・
積極的に、美人のアシュレー先生にアプローチをすると、
アシュレー先生、あんまりやる気がないんです。
先生はもっぱらサイドレーン派。
シャンボンってよくわからない~
とはおっしゃいませんでしたが、
態度にやる気のなさが出ています。
しかし、ここであきらめるわけにはいきません。
今度は ドイツ人のニコレッタ先生にアプローチしてみました。
ニコレッタ先生は、シャンボンもゴーグも大好き。
ただ、調馬索の担当ではないので、
質問には嬉々として答えてくださいますが、
実践の方はいまひとつ乗る気ではりません。
再びアシュレー先生にアプローチすると、
先生も私のしつこさに辟易とされたのか、
調馬索担当が、ニコレッタ先生に変更になり、
特別にペギーが見本となり、
時間をとってくださいました。
サイドレーンとシャンボンの大きな違いは
シャンボンは ポール(馬の頭)
にプレッシャーがかかり、無理なく、頭を下げていきます。
![]()
ヘッドピース(とうらくの上の部分)に、紐が通るように
シャンボン用ヘッドピースを取り付ける。
![]()
紐で、頭と、銜を結び、腹帯にとりつけたアタッチメントにとりつける
学校がお休み中も出勤?して
ペギーのシャンボン調教をしていたのですが、
厳しいニコレッタ先生より、
もっと紐を短く、と注意を受け、
どんどん紐が短くなっていきました。
さて、調教の効果ですが・・・
ペギーはもともと、あまり、調馬索運動が得意ではないので、
しっかり、調馬索で、運動をしているかどうか、
疑問のあるところですが、
調馬索をすると、なんとなく頭を下げてきます。
その後騎乗してみると、
すごいシャンボン!
いつもは反り返って速歩をするのに、
なんと、みずから頭を下げて
しかも心なしか、背中も丸めて運動する
ではありませんか!!
と思ったのはほんの2,3分
すぐにもとのペギーに戻ってしまいました。
はじめて2週間で、効果を期待してはいけないのですが、
この中途半端な効果、
今後もシャンボン調教を続けるのか、
時間の無駄と、すっぱりあきらめるのか、
悩ましいところです。
シャンボンがいいか、サイドレーンがいいか。
もちろん調教の目的で選ぶのですが
ニコレッタ先生によると、
新馬なら、サイドレーンを使うそうです。
また、サイドレーンによる調馬索、
本来、内側は10cmほど短くするのですが、
これまた、新馬であれば、同じ長さにして、
馬が、自分でバランスをとれるようにするそうです。
サイドレーンの内側を短くする手法は、
古い方法ですが、
今でもこの方法で、成果がみられることがあるにはあるのよ。
というのがニコレッタ先生のアドバイスです。






