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となりのステーブル (厩舎)
2009年12月28日
ニュージーランドに来て初めてのんびり過ごすクリスマス。
お昼から、キャロリンの家にいりびたって、
ご馳走食べ放題っていいかも。
なんて、クリスマス前はうきうきしていました。
さて、ペギーちゃん。
以前より、少し成長したけど、
まだまだ調教が十分じゃありません。
時間のあるうちに、先生に見てもらおうかしら、
と、アステックのケイト先生に電話しました。
不二子さん、毎日何してるの?
さあさあ、のんびりしてないで、仕事よ、仕事。
アステックのケイト先生は、何をするのにもすばやく、
要領を得ています。
あっというまに、仕事先を紹介してくれました。
面接のアポをとって
いそいそと出かけていくと・・・
リッカートンレースコースに併設されている、
なかなか素敵な厩舎で、
多くのスタッフがテキパキと仕事をしています。
あら、いいじゃな~い。
責任者っぽい人を見つけて、
すみませ~ん、面接に来ました~。
と言うと、
そばにいた、金髪のかわいい女性がにっこりと、
うちはね、新人はとらないのよ。
え~
でも、2時30分に来るように言われて来たんですけど。
おかしいわね、
厩舎の名前、覚えてる??
ウイリアム・・・
あら、それ、おとなりよ、と・な・り
(正門は一緒で中で分かれていたのです)
はずかしい~
ありがとうございました~
となりへあわてて移動すると・・・
やや埃っぽい施設で、スタッフもおらず、ガランとしています。
古くて暗い厩舎の奥でぼそぼそ話し声がするので
入っていくと、
太ったビヤ樽のようなおじさんと、
ちょっとハンサムな馬の歯医者さんが、馬の検診をしています。
このビヤ樽おじさんが、 Mr.ウィリアム。
明日とあさってと、クリスマスの朝、働ける?
ほんとうは、ベテランを募集していたんだけど、
まあ、とりあえず、やってみようか。
やったー。
お仕事ゲットー (パートタイムね)
うひょー
クリスマスの朝は5時45分スタート~
嬉しいような、ちょっとがっかり、のような。
さて、仕事をはじめて、気になることが。
朝5時45分に出勤すると、
となりの厩舎の駐車場は満車、
ステーブルも馬と人が行きかい、活気づいています。
一方我が方は、車が一台、
あら、まだ誰も来てない・・・
そして10時頃ひととおり終えて (2時から第2部が始まります)
帰ろうとすると
我が方は、潮が引けるように
さささささ~
と、誰もいなくなりますが、
おとなりのステーブルの駐車場は まだ満車、
くだんの 金髪の女性が、
腕まくりをして、仕事をしているのが見えます。
うちより早く始まって、
うちより遅く終わるのね~
ジョッキーや馬もおとなりさんの方が
渋くてかっこいいような。
なんとなく、隣と比べてしまう今日この頃です。
投稿者 不二子 : 16:35 | コメント (11) | トラックバック
しっぽの話
2009年12月22日
馬の尻尾の毛は1年にどのくらいのびるのでしょう。
年齢や、品種によって違いますが、
だいたいのところ、5cm~7.5cmだそうです。
ただ、1本でも抜けてしまうと、
長い長い馬の尻尾がもとの長さになるのには
時間がかかるため、
馬の尻尾はむやみに梳かして毛をぬかない。
ということがとても大切になります。
ただ尻尾の毛、
ほっておくと 地面についてしまうほど、伸びるのも事実。
そんなときは ジョキン
と切って、長さを調節しますが、
ニュージーランドには、ポニークラブで代々伝わる
切り方があります。
この写真、
じつは間違っているのですが、
考え方として、
尻尾を脚に巻きつけて切る
という参考にしてください。
本当は、尻尾を脚の外側から内側にまわして
足の骨の半分より下、
やや長めに調整して、
指に沿って切るのが正解です。
こうするとなぜだかまっすぐに、
また、
馬が尻尾を持ち上げたときの尻尾の毛の長さ
で切ることができます。
また、まっすぐでなく、自然に伸びているかんじで
長さを調節する方法・・・
調べたり、聞いたりしたのですが、
両方から斜めに鋏をいれるんじゃない??
という回答でした。
他にいい方法がわかりしだい記事を追加します。
さて、試合やショウで、尻尾の見栄えをよくする方法。
大切なのは、尻尾の毛の生え際のぼさぼさをなんとかすることです。
簡単なのは剃る
あるいは、少し大変ですが、
ひっぱって抜くと長持ちするようです。
![]()
生え際を剃って、綺麗に・・
また、少しクラシックな方法では
生え際を編みこみます。
そしてこれまた、ニュージーランドに代々伝わる
紐づかい。
編み終わった毛先を、
編みこみの中に押し込んで
ちょっとおしゃれなかんじに仕上げます。

まず、紐をたらす
![]()
紐は気にせず編みこみをする
毛先まで編んだら、紐の先も一緒にゴムでとめる
さて、今回、お尻の撮影に快く協力してくれたのは
ロンダとペギーちゃんでした。
女の子はジェネルです。
投稿者 不二子 : 19:25 | コメント (12) | トラックバック
グラジュエーション
2009年12月14日
12月をもちまして、
無事学校を卒業しました。
卒業式は夕方6時から
校内にあるシェフコースとホスピタリコースの先生と生徒さんたちの演出による
カクテルパーティー方式で、
おこなわれました。
パーティーというので、
ティーンのクラスメートは2ヶ月前から
馬の話題より、
どんなドレスを着るか。
で盛り上がり始めました。
当日のパーティーでは
私以外、みなさん 申し合わせとおりミニ丈のフォーマルドレス。
ゲストもたくさんいらしたので、
とても華やかな卒業式&パーティーになりました。
ちょっと残念だったのは
ネルソンに帰る生徒1名以外、
就職先、進路が誰も決まらなかったことです。
2,3年前までは、
海外遠征を含め
90パーセント以上の就職率を誇ったアカデミーなんですけど・・・
私もしばらく就職浪人!
クリスマスはのんびり過ごそうと決めています。
さて、学校で修行と積んでいたペギーちゃん。
彼女の進路は決まっています。
トレッキング&スクールホースの経験をいかし、
プレジャーホースとして、
キャロリンの家に定住することになりました。
ペギー移動には、これまた、いろいろ大変でしたが、
アシュレー先生とキャロリンのおかげで無事にすみました。
まず、ホースフロートを拒否。
(アシュレー先生が長鞭でペギ助のお尻をペチペチして無事乗車)
次に、キャロリンの家の立派なコンクリ厩舎に入るのを拒否。
(建物の中に入ったこと、ないんだと思います)
そして繋ごうとした瞬間、ペギーが強く後退、(私の指が挟まって痛かったよう)
また繋いだ後も、2度 紐を引きちぎって逃走・・
やれやれ・・
初日はロンダと一緒に放牧しようと思ったのですが、
ペギーったらロンダを軽く
バスン
と蹴ったのよ!
ああもう恥ずかしいなあ。
ロンダも
こんなわけのわからない女の子と一緒にいるのは嫌よ~
と興奮しはじめたので
ここはひとつ、
頼りになる男、
モンティー
に間に入ってもらうことにして
なんとか落ち着きました。
1週間たった今では
5頭一緒に過ごしても大丈夫なほど
すっかり新居におちついた
ペギーです。
アカデミーでの騎乗授業最終日に
騎乗した馬どおしが、近くに寄りすぎて
一頭が別の馬を蹴り上げたため、
脚を骨折する事故がありました。
馬は馬を蹴ろうとしたのですが、
蹴ったのは乗っていた人の脚。
馬に乗った状態で脚を骨折すると、
馬から降りるのがものすごく大変なんです。
痛いし、脚は動かせないし、なかなか下馬できませんでした。
骨折したイザベルは
病院に運ばれ、全治6~8週間。
でも優等生のイザベルは笑顔+石膏で固めた脚で卒業式に参加しました。
うーん、泣かせる!
投稿者 不二子 : 16:20 | コメント (9) | トラックバック
グリーンエーカー スタッド 2
2009年12月06日
ワーエク後半1週間のグリーンエーカーは
なんといってもこの方が有名
ペインティッドブラック
日本の元競争馬で、
現在は、クライストチャーチ近郊のアンバリーで
悠々自適の種牡馬生活を送っています。
ブラックのお父様はかの有名なサンデーサイレンス。
ブラックは、お父様似の性欲旺盛、やや攻撃的な性格で
取り扱い注意馬。
1日に2度お仕事をする日もあったりして、
大活躍です。
ブラックの厩舎の近くでうろうろしていたら、
オーナーのアンジェリーク女史に、
ちょい不二子、
ブラックに日本語で話しかけてごらん。
といわれ、
うむ?はて?なんと話しかければよいのかしら??
困った末に
お名前はなんですか?
あーそうですか、ブラックさんですか。
今日はいい天気ですね~
なんて言ってみましたが、
馬に日本語で話しかける、って難しいわ。
会話がはずまない様子をみて
アンジェリーク女史、
ペインテッドブラックって、日本語でどういうのよ。
えー
そりゃまた奇怪なご質問で・・
あのね、アンジェリーク、 ペインテッドブラックはねえ、
日本語で
ぺ・イ・ン・テ・ッド・ ブ・ラ・ック
って発音するのよ~
と笑顔で答えましたが、
納得いかないようすでした。
グリーンのスタリオンサービスは、
アステックのAIをみっちり見学した後だったので、
これまたとても参考になりました。
スタッド(馬の繁殖牧場)には、
しょっちゅう獣医さんが来ます。
アステックの獣医と、グリーンの獣医、
共に、女医さんでしたが、
比べて判った衝撃の事実・・・
ちょっと下世話な話題ですが、
産婦人科獣医は、お母さん馬、または妊婦のお尻に手をつっこんで
いろいろ調べたり、スキャンしたりするため、
背が高く、腕が長くないと・・・・
要所に届かなくて、大変な苦労をします。
獣医で、馬を希望している方は
腕の長さ、とても大切です。
チビで、短足の私はたとえ生まれ変わっても
馬の獣医にはなれそうにありません。
グリーンエーカーにも仔馬がたくさんいます。
パラミノ(金色)の仔馬を見つけ、激写しました。
![]()
仔馬に囲まれ、
楽しく、あっというまに過ぎた1週間のワーエクでした。






