ニュージーランドの馬と馬にかかわる人についての見聞録

NZ馬・物語り

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テーマ/タイトル:
NZ馬・物語り

投稿者:
不二子

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NZに来て4年。いろんな人からさまざまな馬との暮らしや接し方を教えてもらいました。現在、クライストチャーチの郊外、広い庭に乗馬用の馬を数頭飼うごく普通のNZの家庭に下宿しています。

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私のサイトではないのですが、ニュージーランドでがんばっている友人の馬に関するサイトです。こちらも一度お立ち寄りください。

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インダイレクトレーン indirect rein

2010年04月29日

図書館で、ものすごく古びた乗馬の本を見つけました。
Riding The true Techniques

読んでみると、
それはもう
ああほんとにもう、
なんとなく、わかっていたことだけど
こう、はっきり、言って欲しかった!

ことが、ズバリと書いてあります。

少し紹介します。

馬の運動の4大原則について。

1Free forword movement
馬が自由に前進する動き、とても大切です。
騎乗するときは、鞍、手綱、銜などをつけるため、
この馬の自由な動きをじゃますることになります。
自由な動きをさまたげずに、しかもコントロールする・・・
何年馬に乗っていてもなかなかできません。

2 The horse like a see- saw
馬のバランスについてです。
馬の体重はシーソーのようにギッタンバッタン
前に後ろに動きます。
いかにその中心に上手に座ることができるか、

馬はバランスで乗る

といわれる所以です。

3The horse reacts to pressure
コントロールするときの基本中の基本

人間もそうですが、
例えば、熱いものに触ればとっさによけます。

馬も押されるのは嫌なので、よける、
左のほほにプレッシャーを与えれば、右を向く

単純な原理です。

4The horse's power comes from behind
馬のエンジンはお尻。
肩よりも後ろ肢の筋肉が立派なことは一目瞭然。

私の実力では、原則4を応用するところまで
なかなかたどりつきません。
でも知っておくことは大切。

2年ほどまえ、
インダイレクトレーン

というのを、教わりました。

そのときは、先生の言われるままに
こんなものかなあ。
と使って乗っていたのですが、
大分勘違いして、理解していました。


インダイレクトレーンは
この原則の、3 です。

通常、馬を左右に曲げるときは
オープンレインを使います。

外方手綱をまっすぐに
内方手綱を開きます。

DSCF4555.jpg
オープンレイン


インダイレクトレーンは、
左右に曲がるときも使えますが、
どちらかというと
曲がりすぎて外側にふくらみすぎたとき、
あるいは、肩が外側に逃げるときに便利。


銜にはプレッシャーをあたえず、
手綱を肩(?首?)にあてることで
馬の肩、と方向をコントロールします。
ただし、拳が、たてがみを越えない範囲で使います。

DSCF4556.jpg
インダイレクトレイン


ウエスタンのネックレインに
考え方が似てると思います。

馬をコントロールするのに
こんな小技が使えると、
なかなか便利です。

*写真はthe true techniques から

投稿者 不二子 : 13:37 | コメント (8) | トラックバック

ペギーのハンスト

2010年04月23日

食いしん坊のペギーがハンストなんかするわけないんですけど、

歯の治療が済み、
いよいよこれからが乗り時!
というときに、

肢を傷めてしまいました。

右前肢を引きずります。

2日おいて、大分よくなりましたが、
ちょうど装蹄師が来ていたので
診てもらうと、

ストーンブルース、
アブセス (蹄の内側に、にきびのようなできものができる)

ではないけど
レイム(はこう)だね~

と言われました。


また2日あけて、
馬に詳しい友人に見てもらうと
やっぱり はこう だと言われました。

その翌早朝、大雨が降り、 
カバーを着せていないペギーは
10時頃、日が高くなるまで、ぶるぶる震えていたそうです。


この日、大いにはこう。
よくなるどころか、原因不明で悪化するなんて。


原因不明というのが悩ましい・・・
いろいろ考えられるのですが、
その一つに ホースカバーがあります。


ニュージーランドの通常の馬は
厩はなく、1年中放牧しています。

(レース馬、超高級馬、スタリオンは厩有り)

キャロリンは過剰ホースカバー派で
1頭につき、季節にあわせ、3,4着用意して、
1年中ホースカバーを着せています。

利点は、馬の毛なみが美しく保てること、
乗る前の手入れが楽なことです。
また、少しでも、馬体が冷えると、急激に馬体重を減らすことがあるため、
競技に出る予定のある馬は、過剰気味にカバーをして
馬のコンディションを維持します。

また、サラブレッドなど、いわゆる
暑い国から来た馬は、寒さに弱いので
冷え込む朝用に、カバーに気を使う必要があります。

さて、私の友人には、アンチカバー派が3人。

1人は、
今まで私の馬にはカバーは一度もかけていません。
という徹底ぶり。

彼女の馬は、寒い国から来た馬クライズデールのミックスで毛が長いタイプ。
ですのでまあ、納得

2人目は、ナチュラルホースマンシップの有段者で、

馬は寒いと自然に毛が立ち、羽のように空気を含むので
充分体温を保てます。
冬でもカバーはかけません。
ただ、冬に嵐が来るような大雨大風のときはかけてあげます。

だそうです。

最後の友人は
同じ理由だけど、
冬、雨が降るようならかける、
という折衷派。


私はこの3人ほど、がしん とした信念がないので、
寒くなれば 冬用のカバーをペギーに着せます。


ただですね、
この寒くなれば、というのが癖もので、

目安は 最低気温5度 最高気温15度以下です。


最高気温が,
15度を越して冬用カバーを着ていると
汗をかいてしまいます。

また、最低気温が5度前後、
これに、雨が降ると、かなり寒いようです。


前述の大雨の日は、朝の一番冷え込む時間帯、
おそらく気温3度前後で大雨が降ったため、
かわいそうに、
ペギーは寒くてぶるぶる震えてしまったようです。


夏時間が終わる前後の、ここ1ヶ月前から
朝方、大分冷え込むようになり、
目安の最低気温、5度前後、
ただし日中は17度から20度という中途半端な日が続き、

カバーをかけるかかけないか、

悩ましい日々でした。

ペギーはクロスブレッドなので、
丈夫なはずですが、
背中を痛めているため、
冷えると、よくないようです・・・


解決策、

合服のカバーを買う。

布カンバスで、皮膚呼吸しやすく、
また、完全ウォータープルフ。(化繊よりは弱い)

これなら雨風をしのげるし、日中20度以上になっても
汗をかくことはありません。

ああなんだ、もっとはやく買ってあげればよかった。

手のかかる娘に
ハンストならず、はこう(肢をひきずる)でアピールされて、
やっと、洋服を買ってあげたような気分です。

DSCF4534.jpg
朝、寒いのがまんしてたけど
やっと買ってもらえたの~
130NZドル

100423%20%282%29.jpg
買ってから気づきました。
麻布が内張りしてあります。
首と脚用留め紐も皮製、大変良質なカバーです


さて、新しいカバーを着せてあげるときは、
せっかくなので、馬のシャンプーをしてあげます。

そういえば、ペギーをきちんとシャンプーしてあげたのは初めて。

馬用シャンプー(中庸価格の人間用とほぼ同じ値段)で、
身体とたてがみと尻尾をあらった後
お酢をお湯で薄めたものをスポンジでかけてあげると、
尻尾なんか さらさら、つやつや、また、虫除けになります。

投稿者 不二子 : 10:02 | コメント (13) | トラックバック

歯の診察

2010年04月15日

DSCF1883.jpg
ジェラルド先生の歯の治療(於:アカデミー)


DSCF1884.jpg
麻酔が効いてよろけないように、つっかえ棒をしています


あれ、 ペギーの歯、前に治療したことあるなあ。


すごい!
ジェラルド先生、
歯を診ただけで、ご自身が治療した馬を見抜くなんて。

さすが、アカデミーの専任講師をされているだけのこと
あります。

記録をたどると
2007年3月に診ていただいていました。

ただ、翌年は 別の先生が診察しています。(2008年11月)

ペギーは12歳、
歯の診察は、1年と5ヶ月ぶり。

右上の一番奥歯、(Molar teeth 111)
が少しとんがっているので、
削ってもらいました。


これだけとんがってたら
今までちょっと痛かったんじゃない、
銜には関係ないけど、
これでは競技に差し支えがあるかもね~


そういえば、ペギーは銜をひっぱる癖があり、
手綱を長めに持った方が機嫌がよかったりします。

ただこの癖も銜を
トムサムhttp://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2010/02/post_164.htmlに換えて、
また、ひっぱるたびに脚、または鞭で

だめだめ、

と厳しく躾けているうちに、
しなくなったんですけど、

痛いのにがまんしてたのかなあ。
ごめんね。


この日はロンダも久しぶりに診察しました。
前回が6歳なので、
6年ぶり・・・


ありゃりゃ、
これはずいぶん、あれてるねえ~
歯茎が痛んでいて、これはもう治らないよ。

治療は同い年のペギーと同じで右上奥歯を
削りますが、

嫌がって暴れるため、

1、馬房で治療(壁があるため、後すさりできない)
暴れて、顔を壁に打ち付けそうになったので中止

2、外の、柵があるところに移動して治療。
やはりあばれて手に負えないので

3、最後の手段
獣医を呼んで、麻酔をしてもらう。

電話すると、
ご用達のハンサムなジム先生が
すぐに車で駆けつけてくれました。


いやあ、来週からヨーロッパに2ヶ月行くから
準備のため休診で家にいたんだけど、
軍資金が乏しいから、喜んで駆けつけたよ。

だそうです。
いったいおいくらかかるのかしらん。

注射を2本打って(静脈注射ですね)
(1本打ってから、様子をみてもう1本打ちました)
10分くらいで治療はすみました。

次回の治療は1年後で、
歯の診察と治療費用は80ドルでした。(1頭、獣医は別請求)


ロンダは、
銜受けは得意ですが、
ペギーほどではないけど、
がつん、がつん 
と銜をひっぱる癖があります。


先生から、ロンダがひっぱるたびに
脚、鞭で、しかるようにといわれているのですが、
なかなか良いタイミングでできず、
治らないでいました。

ただ、前あしの蹄を、アルミニウム(軽い)に換えてから、
ひっぱる癖をやめていたので、歯に関係あるかは?


治療後、麻酔をかけたロンダ
2日お休み、
ペギーは翌日復帰。

ペギーの治療の効果はよくわかりませんでしたが、
ロンダはてきめん良くなったように思います。


乗ってみて、とても落ち着いていて、乗りやすい印象です。


さて、治療費80ドル、これが安いのか高いのか。
ジェラルド先生は
4,5歳の馬のウルフティースを抜いた治療でも
一律で80ドル

なんで
歯を抜いた治療と、ただ削るだけの治療費が同じなの??
ただの、歯の調整なら、
これからは50ドル前後の
獣医に診てもらいましょう。

とキャロリンが宣言しました。


どうなんでしょう。
的確に治療できるなら、
やっぱりジェラルド先生がいいような気もするような
しないような・・・

アイスランドの火山噴火、黒い煙(火山灰)
がモクモクで、
ヨーロッパ航路は大混乱している様子。
それも、数週間続くかも?
獣医のジム先生のヨーロッパ旅行、
先生はヨーロッパで立往生されているのか
行き先を変更されたのか、
・・・・とても気になります。

投稿者 不二子 : 11:52 | コメント (11) | トラックバック

蹄鉄の馬

2010年04月01日

IMG_1779.jpg

馬の蹄鉄で作った馬をみつけました。

DSCF33712.jpg

週7日1日24時間、
草を食べているペギーがめずらしく
休んでいます。

投稿者 不二子 : 22:39 | コメント (10) | トラックバック