馬の餌やり・ゴールデンルール
2010年06月25日
馬に餌をやるのには
いろいろ決まりがあります。
ずばり、馬の餌、ゴールデンルール
ゴールデンルールで、なるほどと思うものを抜粋しました。
1 餌の総量は、重さで考える、大きさで考えない
2 少しの量で回数を多く
・特に穀類Grain
・穀類は、馬体の5%を超えない
= 500kgの馬には 2.5kg以下
3 餌は決まった時間に与える
4 飲み水をいつも用意する
5 餌の内容を急に変更しない
人口の餌は 穀物中心になります。
よく与えるのが Barley 大麦
大麦は、そのまま食べることはできないので
機械でつぶします。

NZ産のかわしらしいサイズの穀物すりつぶし機
馬の世話をする人は、Crush Barley も大切な仕事
Oatsは 大麦によく似ていますが
エネルギーが高く、馬を興奮させてしまうことが
あるので、要注意です。
馬の餌の現物見本
オーツと大麦はとてもよく似ています
乗馬用にOats を、与えることは、
普段ほとんどありませんが、
競馬の餌に、よく与えるようです。
Gastric Ulcers 胃潰瘍
胃潰瘍・胃酸の過剰分泌による障碍
人間の胃液、胃酸は、消化をするときのみ分泌しますが、
馬は なんと!
休みなくこの胃酸を分泌。 (1時間に1.5L)
馬が草をもぐもぐ噛むときは
唾液が出て、
この胃酸から、胃を守ります。
ですので、できれば、馬には
20時間以上、草をもぐもぐ噛んでいて欲しいことになります。

許されるのなら24時間食べていたいお嬢さん
小枝は噛めば噛むほど味が出るのよ~
だそうです
たくさん噛んでたくさん唾液をだしてね。
また、先ほどの Oats,
でんぷん質が多いため、
ホルモンを刺激、
その結果
胃酸をおおく分泌します。
また穀類はもぐもぐ噛まないで
飲み込んでしまうので
唾液量が少なく、胃に負担がかかるようです。
Oats を含む穀類を多く与えられいる競馬は
80% ~90% 胃潰瘍を患っています。
唾液と胃酸のことを考えると、
穀類は
Little and often
少しの量で、回数を多く
することが、大切です。
また馬の移送も胃潰瘍の原因になります。
通常、移送中は、食べたり飲んだりできないうえに、
特殊な環境でストレスがたまります。
ストレスで胃潰瘍。
馬も人間も同じなんですね~。
参考 Horse &Ride July 2007
投稿者 不二子 : 18:04 | コメント (2) | トラックバック
レモン注射
2010年02月21日
すこし前学校で、
馬に注射をする練習
をしました。
馬注射には
皮下注射 (筋肉注射?)
静脈注射 (血管注射?)
があります。
静脈注射は、獣医のみが行うそうです。
ですので、練習したのは、皮下注射(Jab)。
馬の皮下注射でよくあるのが、
ペニシリン、 テタナス(破傷風)、
よくあるかわからないけど
今回は、ウォーム (虫下し)の薬を
すべての馬に注射をしました。
さて、
馬に注射をする場合いったいどこに??
3箇所候補があります。
首の下方の肩近く
胸
お尻(Rump )
以下、手順です。
患部を消毒
シリンダーから針を抜く
打つ場所をトントンとたたく
針を刺す
シリンダーを取り付ける
シリンダーを少しだけ引いて、血液が混じらないのを確かめる
(血液が混じるようなら、最初からやりなおす)
ゆっくりと最後まで引く
針を抜く
(この際、多少出血するのは大丈夫)
終了
針を刺すのって怖いわ~
という私たちのために
最初の練習では、レモン が用意されました。
レモン汁を注射するのかいな。
と勘違いしましたが、
馬の皮膚に刺すのではなく、
馬の皮膚の上に、レモンを置いて
それに刺して、練習します。
馬が大暴れしたと仮定して、
厳しいニコレッタ先生が抑えているレモンが
ゆれにゆれても、
冷静に、針を固定して、注射を完了させなくてはいけません。
優等生のイザベルの注射が飛んで投げ出されて
ちょっとした騒ぎ。
私は優しいアシュレー先生と組んだので
1回で合格~
と思いきや、
*少し引いて、血液が混じらないか確かめる*
部分をしなかったのでやりなおし。
翌日、レモンなし
ウォームのお薬をみんなで全馬に注射しましたが、
それほど暴れる馬もなく、
ペギーもきょとんとしながら大人しく
藪打ち生徒の試練に耐えていました。
投稿者 不二子 : 18:20 | コメント (4) | トラックバック
グラジュエーション
2009年12月14日
12月をもちまして、
無事学校を卒業しました。
卒業式は夕方6時から
校内にあるシェフコースとホスピタリコースの先生と生徒さんたちの演出による
カクテルパーティー方式で、
おこなわれました。
パーティーというので、
ティーンのクラスメートは2ヶ月前から
馬の話題より、
どんなドレスを着るか。
で盛り上がり始めました。
当日のパーティーでは
私以外、みなさん 申し合わせとおりミニ丈のフォーマルドレス。
ゲストもたくさんいらしたので、
とても華やかな卒業式&パーティーになりました。
ちょっと残念だったのは
ネルソンに帰る生徒1名以外、
就職先、進路が誰も決まらなかったことです。
2,3年前までは、
海外遠征を含め
90パーセント以上の就職率を誇ったアカデミーなんですけど・・・
私もしばらく就職浪人!
クリスマスはのんびり過ごそうと決めています。
さて、学校で修行と積んでいたペギーちゃん。
彼女の進路は決まっています。
トレッキング&スクールホースの経験をいかし、
プレジャーホースとして、
キャロリンの家に定住することになりました。
ペギー移動には、これまた、いろいろ大変でしたが、
アシュレー先生とキャロリンのおかげで無事にすみました。
まず、ホースフロートを拒否。
(アシュレー先生が長鞭でペギ助のお尻をペチペチして無事乗車)
次に、キャロリンの家の立派なコンクリ厩舎に入るのを拒否。
(建物の中に入ったこと、ないんだと思います)
そして繋ごうとした瞬間、ペギーが強く後退、(私の指が挟まって痛かったよう)
また繋いだ後も、2度 紐を引きちぎって逃走・・
やれやれ・・
初日はロンダと一緒に放牧しようと思ったのですが、
ペギーったらロンダを軽く
バスン
と蹴ったのよ!
ああもう恥ずかしいなあ。
ロンダも
こんなわけのわからない女の子と一緒にいるのは嫌よ~
と興奮しはじめたので
ここはひとつ、
頼りになる男、
モンティー
に間に入ってもらうことにして
なんとか落ち着きました。
1週間たった今では
5頭一緒に過ごしても大丈夫なほど
すっかり新居におちついた
ペギーです。
アカデミーでの騎乗授業最終日に
騎乗した馬どおしが、近くに寄りすぎて
一頭が別の馬を蹴り上げたため、
脚を骨折する事故がありました。
馬は馬を蹴ろうとしたのですが、
蹴ったのは乗っていた人の脚。
馬に乗った状態で脚を骨折すると、
馬から降りるのがものすごく大変なんです。
痛いし、脚は動かせないし、なかなか下馬できませんでした。
骨折したイザベルは
病院に運ばれ、全治6~8週間。
でも優等生のイザベルは笑顔+石膏で固めた脚で卒業式に参加しました。
うーん、泣かせる!
投稿者 不二子 : 16:20 | コメント (3) | トラックバック
グリーンエーカー スタッド 2
2009年12月06日
ワーエク後半1週間のグリーンエーカーは
なんといってもこの方が有名
ペインティッドブラック
日本の元競争馬で、
現在は、クライストチャーチ近郊のアンバリーで
悠々自適の種牡馬生活を送っています。
ブラックのお父様はかの有名なサンデーサイレンス。
ブラックは、お父様似の性欲旺盛、やや攻撃的な性格で
取り扱い注意馬。
1日に2度お仕事をする日もあったりして、
大活躍です。
ブラックの厩舎の近くでうろうろしていたら、
オーナーのアンジェリーク女史に、
ちょい不二子、
ブラックに日本語で話しかけてごらん。
といわれ、
うむ?はて?なんと話しかければよいのかしら??
困った末に
お名前はなんですか?
あーそうですか、ブラックさんですか。
今日はいい天気ですね~
なんて言ってみましたが、
馬に日本語で話しかける、って難しいわ。
会話がはずまない様子をみて
アンジェリーク女史、
ペインテッドブラックって、日本語でどういうのよ。
えー
そりゃまた奇怪なご質問で・・
あのね、アンジェリーク、 ペインテッドブラックはねえ、
日本語で
ぺ・イ・ン・テ・ッド・ ブ・ラ・ック
って発音するのよ~
と笑顔で答えましたが、
納得いかないようすでした。
グリーンのスタリオンサービスは、
アステックのAIをみっちり見学した後だったので、
これまたとても参考になりました。
スタッド(馬の繁殖牧場)には、
しょっちゅう獣医さんが来ます。
アステックの獣医と、グリーンの獣医、
共に、女医さんでしたが、
比べて判った衝撃の事実・・・
ちょっと下世話な話題ですが、
産婦人科獣医は、お母さん馬、または妊婦のお尻に手をつっこんで
いろいろ調べたり、スキャンしたりするため、
背が高く、腕が長くないと・・・・
要所に届かなくて、大変な苦労をします。
獣医で、馬を希望している方は
腕の長さ、とても大切です。
チビで、短足の私はたとえ生まれ変わっても
馬の獣医にはなれそうにありません。
グリーンエーカーにも仔馬がたくさんいます。
パラミノ(金色)の仔馬を見つけ、激写しました。
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仔馬に囲まれ、
楽しく、あっというまに過ぎた1週間のワーエクでした。
投稿者 不二子 : 13:41 | コメント (0) | トラックバック
アステック スタッド 2
2009年11月27日
アステックといえば 人工授精
そしてこれは、 ダミーちゃん。
もちろん、ヨーロッパからいらした
著名スタリオンたちは、こんなものを見ても
興奮しません。
それではどうするか。
お年頃の牝馬を壁の向こう側からちょっと見せたりもするけど、
てっとりばやく ずばり、
秘密の香水
をお鼻にふりそそぎます。
あら、不思議。
スタリオンたちはお仕事に精励し、
無事、精子抽出に成功です。
温度、を 38度に保ち
48時間以内に、
シーズン中の牝馬に抽入して妊娠完了です。
この一連の流れと、
顕微鏡から、実際の精子を見ることができたのは、
ワーエクが始まって2日目。
はじめてのスタリオンサービスに
目を丸くしました。
個人秘密情報漏えいにならないか
心配だけど
若いスタリオンAは優秀、一連の動作に無駄がなく、
精子も多くて活発です。
(1回を、2頭分に分けて使いました)
超売れっ子 スタリオンBは
やや高齢のため、かなり手間取り
精子もなんだか元気がないんです。
(何頭に分けたか不明)
みなさん、それぞれですね。
さて、馬の親子、
さすが、有名アステック産だけあって、
フォトジェニックにポーズを決めています。
生まれたばかりの親子は、1,2日、他の馬とは別にして
様子を見ます。
また、夜は安全のため、ボックス、親子用、広めの馬小屋に入れます。
生まれてから、10日前後まで、
大切に、夜は馬小屋に入れ、昼間は、牧草地に放します。
もちろん、この馬小屋のお掃除は
ワーエクの仕事です。
仕事のながれ
朝 餌やり
夕方と翌朝の餌の準備 (大麦、オーツを脱穀します)
馬の移動 (馬の親子を馬小屋から、牧草地に移動)
馬小屋、調教中のパドックレストの掃除
スタリオンサービス
昼食
獣医の診察
馬の調教
夕 餌やり
掃除
9時から5時まで びっちりです。
通常2人のスタッフは朝と午後入れ替わるのですが、
ワーエクは1日みっちり働くので
なんだかくらくらしました。
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装蹄師がお母さんの蹄の手入れをしています。
仔馬は、怖がりだけど、好奇心も旺盛です。
馬のコンファメーション (馬体形)
で、 へこんだ背中、BroodMare(繁殖改良用の牝馬) に多い
というのを習ったのをしみじみ思い出しました。
この へこんだ背中(Sway back)のお母さん、捕まえるのが大変で
いつも苦労しました~。
(お母さんを捕まえれば子馬は何もしなくてもついてくる)
さて、午後は 調教のケイト先生がやってきます。
ケイト先生はとても優しくて、なんでも教えてくださいますが、
クリーンアンドタイディ(生理整頓)よ!!
と、どこかの学校のドイツ人先生のようなこともおっしゃいます。
誰も手入れをしない、鞍置き場の掃除、
手入れ道具の消毒、
そして 正しい、手綱のしまい方も教わりました。
ケイト先生が調教中、アステック売出し中の
リリーの写真撮影
シャンプーをして仕上げにベビーオイルを使いました。
投稿者 不二子 : 22:33 | コメント (0) | トラックバック
アステックスタッド
2009年11月13日
グリンエーカーは、ちょっと遠いのよね~
と、先生にぐちってみたら、
それじゃあアステックに行ってらっしゃい。
わーい、あこがれのアステック!
アステックはウォームブラッド系スポーツホース
のとても有名なブリーダーさん。
あら~ いい馬ね~
と思ったら、ほとんどアステック産の馬といっていいほど
キャロリンもロンダの赤ちゃんはぜひアステックで・・・
と心に決めているぐらい。
ただ、このアステック、有名なだけあって、
派遣されてもお仕事体験は、馬と全然関係ない
柵のペンキ塗りだったりするから、要注意。
それでも気に入ったら、1週間のワークエクスペリエンスは
アステックに決定です。
(学校卒業前に、2週間のワーエクが義務ずけられている
その準備に毎金曜日はいろんな仕事場に派遣される)
ミーハーな私は、
たとえペンキ塗りでもアステックがいいかも、
と思いましたが、
生徒の行く末を真剣に心配している先生にはそんなことは言えません。
どんなことするのかなあ。
と出かけていくと、
これまた、ものすごく楽しいんです。
ちょうど、仔馬が生まれるシーズンで、
生まれて、3日、5日、という仔たちが6頭もいます。
アステックは、生まれたばかりの仔馬の英才教育をしていることでも有名。
オーナーの スー女史がみずから、
生まれて3日の赤ちゃんに、
ホルターとロープを使って
プレッシャー、リリースの調教の基礎を教えます。
おもしろいのは
栗毛の女の子、
おしゃまで元気、ハンドリングをてこずらせます。
ふ~む。
こんな小さくても、
栗毛の牝馬って、ちょっと難しい
というのがあてはまるのねえ。
ハンドリングは今日がはじめて。
という仔馬もいて、
スー女史、なかなかてこずっていますが
見ている私はかわいい仔馬が
跳ねたり蹴り上げたりする姿がかわいくて
もうメロメロです。
その他、有名なスタリオンに対面、朝食をあげるのを手伝ったり、
馬の親子用厩の寝藁をかきわけて、掃除したり、
若駒の調教や、、
獣医さんが、妊婦の検査をするのを見学したり、
見るもの聞くもの触るものどれもこれも楽しくて
あっというまに時間がたちました。
ところで、朝バナナダイエットをしている私は
朝のお茶タイムがかかせませんが、
アステックでは2時をすぎても、お昼の時間になりません。
2時30分をすぎるころは
空腹でくらくらしてきましたが、
ちょっとあそこの簡易電気フェンスをを直してきてね
と頼まれたりして
ああ、私のお昼、忘れられたのかしら・・・
心配でお腹の皮と背中の皮がくっついてしまいそうです。
若駒の調教風景は興味津々ですが
立っていることもできず、ヘロンと座って見学、
オーナーのスー女史が、
これが終わったら一緒にお昼を食べましょうね。
と言ったときは涙が出るかと思いました。
アステックではお昼がずれこむことはめずらしくないそうです。
お昼を持参したにもかかわらず、
ちゃっかり、オーナー宅でサンドイッチとケーキをご馳走になり、
5時すぎ、まだ、皆が仕事をしているなか、
食べるだけ食べて帰るのも気が引けましたが、
今日は楽しかったでーす。
また来ますね~。
と帰途につきました。
![]()
馬のマッサージ機 オーストラリア製でNZ6000ドルとか・・・
仔馬の英才教育 foal imprinting
アメリカの Dr Robert Miller が提唱している
生まれたての仔馬の英才教育は、タイミングが重要で
生まれた直後、まだ、立ち上がる前に優しく、毅然としたタッチで、
仔馬の頭から尻尾の先まで、さわったり、新聞で身体をこすったりしていくそうです。
こうすることで、後々仔馬がとても扱いやすくなるそうですが、
ここまでする人はニュージーランドでは稀で、
アステックのように、生まれてから2、3日後、毎日5分から10分ハンドリングで
調教をしていくのが一般的なようです。
このハンドリングは、仔馬が、獣医の検査が必要なときなど
にとても有効です。
アステックの種付け料金は2000NZドル~ですが、
すべて人工授精 Artificial Insemination (AI)
のため、 精子を受取ったあと、獣医さんにお願いしてAIをする料金は別途です。
また、90パーセントの成功率を誇るそうですが、
うまくいかなかった場合、
2度目以降の精子コレクション料金、郵送料金がそのつどかかります。
(無事出産まで保証)
投稿者 不二子 : 16:09 | コメント (0) | トラックバック
グリンエーカー スタッド
2009年10月24日
![]()
額の白いハート型が かわいいグリンエーカー調教中の馬
スタッフを蹴り上げて怪我をさせた要注意馬
学校もいよいよ終わりに近づいてきました。
進路が決まっている人、
ちゃらんぽらんに何も考えていない人、それぞれです。
私は馬方面の就職希望ですが、
これといって何をしたいかイメージが湧きません。
希望としては、スタッド(馬の種付け)
または、若駒の馴致施設という趣旨で
先生に相談したところ 派遣されたのが
グリンエーカースタッド です。
http://www.greenacresstud.co.nz/index.php/painted-black-pedigree.html
ここは3頭の有名スタリオンを擁し
(1頭はサンデーサイレンス系日本馬)
種付け(5000ドル+消費税 12.5%)から、
出産、1、2歳のお世話、2歳馬の馴致、調教までこなします。
現在、スタッフ4名
種付けシーズンには150頭の馬が滞在するそうです。
ここに到着すると、
ちょうど、3時間前に生まれた仔馬がいました。
![]()
お母さんの首にはセンサーがついています。
出産時、地面に伏せると、センサーが作動して、出産を知らせます。
馬の朝ごはんのお手伝いをしたり、
調教風景を見学したり、
ああもうものすごく楽しい・・・・
スタッフの方も
日本人贔屓で、
ぜひここに就職するように勧めてくださいます。
でもちょっと遠いのが難点だなあ。
70kmの距離、車で1時間です。
考えちゃう。
![]()
この方、小さくても牝馬をその気にさせるすごい方。
牝馬をその気にさせて、種付けの時機を教えてくれるのに
大活躍です
投稿者 不二子 : 13:16 | コメント (2) | トラックバック
ホースキャンプ
2009年10月18日
2泊3日のホースキャンプ
なんといっても一番すごかったのは
雨で増量した川を一気呵成に
ジャボンジャボン
と横切ったこと。
深さ、腰高(80cmくらい)、幅8メートル。
先生とガイドさん、
馬と乗り手を追い立てて、
ためらったりしている瞬をあたえず、
次々と横切っていきました。
駈歩で走り抜けていく馬、
それに続いて、私のペギーは、
大またの速歩で リズミカルに横切り、
おっつ、ペギー、
ちょっとかっこいいじゃない。
と見直したしだいです。
専攻がトレッキングのペギー、
他の馬に比べると、全般に、おちついていて、
とても乗りやすかったです。
トレッキングに出発する際、
多くの、サラブレッドはやや興奮して、
ジグジョギング(Jig Jogging ・・馬が緊張して、足踏みしているような速歩になる)
をしたり、
気を抜くと駈歩をはじめたり・・・
それでも、どの馬も初日は30分もすれば落ち着きました。
ただ、2日目、3日目、疲れて不機嫌になる馬や、
帰路、あわてて戻りたがる馬もいました。
3日目は、いつも強気のレベッカが、なみだ目に、
お調子者のオリビアも疲れ果ててほとんどしゃべらなくなりました、
2人の馬、とても乗りづらかったようです。
それでもこの2人、文句もいわず、
長時間我慢して、最後までのりこなしました。
さて、もうひとつ、
それはそれは驚いたこと。
ちょっと熟した、甘そうなバナナを持参したのですが、
お昼にリュックを開けると、
あとかたもなく、(皮はあったけど)
液化していました・・・・
ああ、もう、びっくり。
よっぽどこのバナナ、リュックの中で揺れたのねえ・・・
![]()
馬を繋ぐときに便利なように、
出発前に、ブライドルの、鼻革ははずし、
ホルター(ムクチトウラク)をつけたまま騎乗
しました。
![]()
私たちが宿泊した小屋
3ベッドルーム、暖炉のあるリビング、キッチンがあります。
寝袋持参で14人がここにとまりました。
食事は学校のシェフコースのクラスが作ってくれたものを、
先生とガイドさんが、あたためたり、
ごはんをたいたり、スープを作ってくれたりしました。
先生とガイドさん、休む暇もなく大活躍です。
![]()
装蹄師のスチュウ先生が同行、
上り坂ではずれた蹄鉄、装蹄しやすい平地まできてから
なおしました。
![]()
パックドホース(荷物担当)のスパイスは、
ロードオブザリングにも出演しているスターのポロポニー(サラ、牝馬)
![]()
ゲートを開けたり、閉めたりする際、馬をとめて、待ちます。
その際、必ず、崖側に頭を向けて馬をとめます。
白馬に乗っているのは、ケイト先生。
夜は、いろんなゲームや、
ロードオブザリングの撮影のお話をしてくれました。
アシュレー先生
騎乗しているモンローが大暴れしたとき、
先生はにっこり笑って上手に対応されました。
また、乗っている馬が ブヒン ブヒン と連発おならをしたときも、
手を後ろにまわして、尻尾でおしりをふさいでみたりして、
どんなときでも、明るく楽しく騎乗されます。
さて、トレッキングからもどって大切なこと。
それは、馬のチエックです。
ペギーはどこもなんともなかったのですが、
多くの馬が、背中が痛かったり、
鞍ずれ、ガースガル(腹帯がこすれて擦り傷ができる)
ブレストプレート(鞍が、上り坂で、後ろにずれないようにすべての馬に取り付けました)ガル
脚にいくつも小さな傷ができたりしていました。
背中の痛みは休養と、場合によってはカイロプラクティック、
また、鞍や腹帯のによるこすれ傷は、ヨウチンを薄めたもので消毒、
切り傷には、ジンククリームを塗ります。
投稿者 不二子 : 15:19 | コメント (2) | トラックバック
ホースキャンプ 準備編
2009年10月11日
雨が心配だった、2泊3日のホースキャンプ。
無事行って帰ってきました~。
ハウスシッティング中だったので
ハウスシッティングのハウスシッティングが必要だったのも
話がややこしくなります。
準備するもの。
でおもしろいのが
食器洗い用のゴム手袋
(雨の際着用)
枕カバー
(これに洋服やタオルをつめて簡易枕にする)
ドライザボーン(オイルスキンのレインコート)
も、持ってない人は、学校のを借りるか、
買うかして、必ず持っていくように指示がでました。
いろいろ書きたいことがたくさんありすぎて、
パンクしてしまいそうなので、
今回は無事に戻ってきた報告のみです。
留守番をしていた
シュウズと2匹の猫、
私が戻ってきたら
ピッタリと私にくっついて離れません。
ベットにギュウギュウになって
一緒に寝ています。
幸せだなあ。
![]()
パックホース(荷物専用の馬)用の鞍??、かばん
主に、救急治療用品、装蹄用の道具をいれます。
みんなのためのトイレットペーパーもここに・・・
ちなみに、人、馬のファーストエイドに
生理用ナプキンが大活躍するそうです。
投稿者 不二子 : 20:58 | コメント (0) | トラックバック
ビーチライド
2009年10月03日
エクエストリアンアカデミーの目玉イベント。
それは、2泊3日のホースキャンプです。
その直前に、トラアイラルライド、として、
12KM離れたワイククビーチに出かけました。
![]()
ドライザボーン(レインコート)を鞍の前にくくりつける
本格的なホーストレックの模擬練習
トレッキングは得意中の得意、
専攻はトレッキングなんです。
という 愛馬ペギーにまたがり
勇んで、出かけていきました。
ペギーは、ボムプルーフ(爆弾が落ちても平気)といわれるくらい、
大概のものには動じないのですが、
知らない生き物が苦手。
学校のとなりの空き地にクリスマス用の子豚ちゃんが
来たときも、ものすごく嫌がったし、
今回も、アルパカ牧場の近くで、ややてこずり、
また、カモが小川から飛び出したときも
馬一倍跳ね上がり、周りの馬を動揺させました。
そして橋。
学校の馬はみんなすいすい進んでいくのに、
ペギーだけは、後退した上に拒否。
以前のトレッキングで橋を渡ったときは、
下馬して、嫌がるペギーを引きずって渡ったのを思い出しました。
今回は、アシュレイ先生の励ましのもと、
お尻をたたいた上に、脚でムギュムギュを押し捲り、
なんとか下馬せず、橋を乗り切りました。
ほんとに チミ、トレッキング専攻してるの??
と道中、進むにつれ疑わしくなってきたぞ。
無事、高速1号線を横切り
(これは多くの馬がてこずりました)
波の音が聞こえてくる、ワイククの街に無事到着し、
浜辺に出る前に森林公園でお昼です。
右方向が男子、左方向が女子トイレ。
トイレットペーパーはここにあるから、持って場所を探すこと。
という指示のもと、馬をつないで、休憩です。
お昼の後、歩いて周りを探検していると
トイレットペーパーをロールごと握り締めた
お調子者のオリビアと神経質なエイミーに出くわし、
ソーリーソーリ
見てないから安心して、続けてね!
と言ったにもかかわらず、嫌がられました。
お腹も一杯になったところで、浜辺に出たのですが、
波の音のせいか、浜辺に出る前に、急なアップダウンがあったせいか
ほとんどの馬、やや興奮ぎみ。
ペギーは他の馬が興奮すると、まねして興奮してくる悪癖があるんですね~。
こういうときは、たちつくしているよりも、
興奮している馬からは離れて、
大人しい馬と一緒にゆっくり歩くのが賢明。
アシュレイ先生の馬を探して、他の馬からもあまり離れないようにして
ゆっくり歩いてみました。
ペギーを水辺に近づけようとするとぶるんと首を振って
180度旋回します。
何度か跳ねた後、ギャロップして戻ってくる馬を見て
ペギーが前脚を、たぶん、ほんの10cmあげたときは
心臓が飛び出るかと思いました。
怖がりの私はこれだけで、もう下馬したくなるのですが、
勇敢な生徒達は次々とペアを作って駈歩からギャロップへの練習をしています。
不二子、私と一緒に走ってみる?
とアシュレイ先生の呼びかけに
先生と一緒なら・・・
とおそるおそる、ついていきました。
他の馬から離れるだけで
ペギーちゃんは大不機嫌。
跳ねたり、横にそれたりして、まっすぐ進みませんが、
それでもなんとか、先生の馬について行きました。
さあ、駈歩で私を抜かすのよ!!
という指示のもと、
ムギュムギュっと脚でペギーのお腹を押すと・・・
またまた嫌がってお尻を跳ね上げたりします。
ああ、もう泣きたい気分・・・
それでも、なんとか前進しているのでそのまま
もういちど、駈歩の指示をだすと・・・・
案外簡単に駈歩をはじめました。
何度か速歩におちましたが、
なんとか目的地点まで、駈歩でたどりつき、
そこで、Uターンをすると、
ペギーはもういちど、跳ねて、私を泣かした後、
今度はわりに素直に駈歩をして、往路をもどりました。
ギャロップにするため、
先生の指示のもと、ペギーを押してみたのですが
速い駈歩、になっただけで残念ながら、ギャロップにはなりませんでした。
それでも気分爽快!
海に来て良かったなあ。
アシュレイ先生、連れてきてくれてありがとうね。
24kmのトリップ、柔らかい鞍を使ったのにもかかわらず
お尻が痛くなり、歩くとヒーヒー、走るなんてとんでもない、状態です。
また、ペギーも駈歩の後、びっしょり汗を掻き、
(無駄な動きが多いのと、興奮したための大汗)
その上、帰路12kmも私を乗せて歩いたのだから、
大変だったと思います。
おちかれさま!
ちなみに、馬は浜辺で駈歩にさえなれば、悪さはしないで、まじめに走ることが多いそうです。
投稿者 不二子 : 20:43 | コメント (3) | トラックバック
フェンスジャッジ(クロスカントリー)
2009年09月27日
マーク・トッドに会えるわよ~
という謳い文句に誘われて
カンタベリーで一番盛大な(約300名が参加)
ワンデイイベント
(*馬場 障害飛越 クロスカントリーを同じ馬、選手が1日でこなす)
のボランティア審査員に応募しました。
競技1週間前に、
マークトッドは、キャンセル
美人のアシュレイ先生と、ローズも、
馬(ローズ)がややハコウしているためキャンセル。
(先生の馬のハコウ・・ややびっこ は、しろうと目にはぜんぜんわかりません)
なんだか詐欺にかかったような気分になりましたが
初めての本格的なクロカンの見学、しかも審査員で、
と気分は浮き立ちます。
また、審査員のベストをつけていると、
下見に来た選手たちが
皆にこやかに私に挨拶していくのも、嬉しいものです。
ふふふ、
権力者ってこんな気分かしら。
あなたたちが来たら、ちょっとくらいのミス、見逃してあげるわね。
なんて心の中でつぶやいたりして・・・
![]()
オレンジのベストを着ているフェンスジャッジ
椅子、車持参で審査します
クロスカントリーは通常4キロ~8キロのコースを走破するため、
20弱ある障害にそれぞれ審査員(フェンスジャッジ)が待機して、
選手が無事、障害を越えたか、をチエックします。
さて、フェンスジャッジに必要なもの。
それは 予備のボールペン と 椅子
寒くても、暑くても、風がつよくても、雨が降っても対応できる服装です。
ボールペンは支給されますが、
私は休憩時、たくさんある服のポケットのどこかにしまい忘れ、
焦っているところ
選手が次々やってきたため、
絶体絶命の危機!!
焦りまくって見つけたのが、予備で準備してきたボールペン、
これで命が救われた思いでした。
審査は、まず、やってきた選手のゼッケン番号を控えます。
そして、障害をクリアしたら、右のボックスをチェック。
もし、障害を拒否すれば
ファーストリフューザル!!
と選手に警告した上で、×印を書き、
減点20になります。
3回で失権。
同じ場所での落馬は2回で失権(ローカルルール)
審査員は、
観客が、選手の邪魔にならないように指導するのも大切な仕事。
ところが、私が、でーんと審査のために構えた場所が、
折り返してもどってきた選手とニアミスして
大いに慌て、なんと、私の障害にやってきた選手のゼッケン番号を見落としてしまいました。
いやーん。
290だったかなあ。
なんだろう。
うーん。
困った、困った、と悩んでいたところ、
選手は折り返して戻ってくるのを幸いに、
もういちど、番号を確認でき、
なんとかセーフでした。
その他、見回り中の審査員の車が見事に障害をふさぎ、
休憩時間が終わり、馬がどどど、と走ってきたため、
私は凍り付いてしまったのですが、
となりの障害の経験豊富、かつ冷静なフェンスジャッジが
ホース カミーング!
と3度ほど、叫んでくれたため、
車が寸前でどいて、無事選手も障害をクリア。
審査員がそろって、選手の邪魔をしてるんだから、
ニュージーランドのクロカンってのんきなものです。
さて、今回のフェンスジャッジの仕事でお世話になったのが
私のブログに、
コメントを書いてくださるベンさん。
いろいろアドバイスをしていただいた上に、
アナベルナントカと エミリーブッチャーが出場してたわね~
と教えてくれました。
私はどれがだれだかさっぱりわかりませんでしたが、
翌日学校で、
アナベルとエミリーが出場していたのよ!
と先生や、生徒に自慢して、鼻高々でした。
私の審査した 障害(フェンス)は 高さはそれほどでもありませんが
横幅があるため、 馬がジャンプに踏み切る場所が、
少し離れていると、
ビヨーンとかなり長いジャンプになるため、
バランスを崩しそうになる選手が多かったです。
それでも、クリアしていくのですが、
長いジャンプ
バランスを崩す
それでもクリアして着地
当然選手は
なんとかクリアできてよかった~
という思いから、着地直後、
よくやった!!
と馬を褒めます。
皆さん結構いろいろしゃべりながら(たぶん馬を褒めたり、励ましたりしながら)
走り抜けていきます。
ところが、上級クラスになるほど
無言で走り抜ける選手がほとんどでした。
プロは違うわ。
と感心しました。
もうひとつ、
選手はだいたい無難なルートを走って障害にアプローチしますが、
コースを熟知している選手だと
思わぬ茂みから、飛び出してきて
びっくりさせらました。
タイムレースなので、
確実に障害を越えられるなら
近道、ショートカットをした方が有利です。
投稿者 不二子 : 13:21 | コメント (3) | トラックバック
ドローレイン
2009年09月23日
陽の差し込む居間から、こんな景色を堪能できる幸せ。
そして、午後のお茶は、ミルクグリーンティ。
緑茶を牛乳でわって飲みます。
日本で暮していたときは考えなかったな~。
以前、ニュージーランド人宅で、
日本人だからと、緑茶を薦められ、
それでは一服、
といただこうとすると、
ミルク入れる??
と聞かれ
ショエー
と思ったものですが、
やってみると これが結構美味しいのよ。
ニュージーランドのグリーンティはミントがブレンドされていて、
それほど、緑緑、していないせいか、
ミントにミルクが合うのか、
私の嗜好が、南半球化してきたのか・・・・
さて、先日、ランジング好きのニコレッタ先生が
ドローレインを使って、ランジングをしていました。
サイドレーンより、上下の自由があるため、
銜受けをしようとすると、緊張してしまう馬に、適しているそうです。
ニコレッタ先生は、ランジングの後、 紐(調馬索)なしで、馬を運動させます。
また、コールドバック(冷たい背中)の馬
に乗る前は、
鞍だけ付け、(銜、手綱はつけない)、
アリーナで走らせ運動させてから乗ります。
(紐なしランジング)
手軽で、安全?な、面白い方法です。
投稿者 不二子 : 22:06 | コメント (0) | トラックバック
リニー・モリス
2009年09月12日
ハウスシッティングの生活にもすっかり慣れてきました。
快適なカントリーハウスのこの家の自慢は
青の食器のコレクションです。
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毎日、とっかえ、ひっかえ違う食器や、カップを使っては
食器洗浄器に、
あとはまかせたよ!
と、ピカピカにしてもらってう生活を楽しんでいます。
そして見つけたこの家の欠点。
不二子、植木鉢に、たまにお水あげてね~
と、ヨーロッパ周遊旅行に旅立つ前に
友人に頼まれたときは
まっかせてん
と安請け合いしましたが、
この家の広いパティオや、家のまわりには、
なぜだかいたるところに植木鉢があります。
やれやれ、お水をあげたぞ、
と一安心すると、
ジョーカーのように
あちらこちらに植木鉢が隠れているのを見つけ・・・
ああ、綺麗なお庭にはそれなりの苦労が伴うのね・・・
と、またひとつ、人生の教訓を得、ため息をついています。
もうひとつの苦労が
このかわいこちゃん。
とってもかわいいし、
吼えない、綺麗好き、そして、フレンドリー
なんだけど、
なぜだか、いつも進行方向に横たわっています。
あっちに行こうとすると
でーんとシュウズが横たわり、
あら、おなべがこげちゃう、
と 立ち上がると、そこには
シュウズがいて、回り道を強いられます。
まあ、かわいいからいいんだけど。
さて、学校もいよいよ大詰めを向かえました。
毎週金曜日は
ワークエクスピアレンス、
あちこちの馬の職場に派遣されます。
先日派遣されたのが、
リニーモリス先生のブレークイン農場
リニーモリス先生は、
この道の有名人、
とくに、難しい馬のエキスパート。
いわゆる
ニュージーランド版 ホースウィスパラー
なんですが、
この先生、’ささやく’のではなく
大きな鞭で 馬のお尻を
ピシンパシン
と叩いて調教する硬派です。
ちょっと癖のある人みたい。
この農場、
新しい整った設備で、働く環境は最高、
また、夏には、
200頭が集う、ホーストレッキングイベントを
催行しています。
投稿者 不二子 : 16:14 | コメント (4) | トラックバック
ポロの装備 Polo Game
2009年09月08日
ある爽やかな朝、コンタクトレンズを入れようとして
鏡とにらめっこしていると、
羊の群れが庭を横切る姿が映りました。
うふん、ニュージーランドの田園風景ね~
でもなじょしてお庭を横切るのかしら・・・
キャロリンの家からさらに南へ50kmの郊外の家で、
またまた、ハウスシッターをしています。
(5週間の長丁場)
おんぼろ車がこんな田舎で故障したらどうしましょう。
といささか不安はあるものの、
頼まれたら断れない性格です。
さて、この羊、広いお庭(1ヘクタール)の芝刈り機?
ファーマーが、お庭の草を食べざせる為に
期間限定で連れてきたのが、
間違って、
メインガーデンに迷いこんできたようです。
あわててレンズをはめてから、
ファーマーの、クラーク・ゲーブルさんに挨拶をしました。
連れてきたのは30頭ですが、
数千頭の羊を所有しているそうです。
いかにもニュージーランドのファーマーといった風情の
ハンサムなクラークさん。
なんだかたよりげのない日本の女の子が、
ひとりで留守番をしているのを知って、
いろいろ心配してくれます。
もしかして、クラークさんたら私に気があるのかしら~
と思ってしまうくらい親切です。
早速このことを、キャロリンや、フラットメイトに報告したら、
へっへっへと笑い飛ばされました。
さて、学校では、
次週から、 ポロ の練習をするため、
ポロゲームの基本ルールと
ポロポニーの装備を習いました。
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オーバーガース:鞍の上にも腹帯をつける
鞍の形は、前に重心がくるようなデザイン
はたして、片手で、ダブルレーンの操作ができるのでしょうか。
紐操作にめっきり弱い私は心配です。
![]()
右手はポロのスティックを持つ
投稿者 不二子 : 22:14 | コメント (0) | トラックバック
ルティーン routine
2009年08月29日
英語の ルティーン routine
日本語にすると 日課
厩で暮らす馬にはとても大切な言葉です。
毎日、決まった時間に餌をやり、
掃除をして、馬の運動をすることで
馬は安心して、すこしづつ、いろんなことを覚えていきます。
日頃放牧されて暮しているニュージーランドの馬も
ある程度決まった日課にしたがって生活しています。
さて、この日課がくずれ、
馬がそれを不安にかんじたり、不愉快になると、
とたんに、馬を調教していくのがむずかしくなります。
というようなことを、学校で習ったのですが、
ペギーの場合、これにドンピシャ。
お友達とおしゃべりしながら楽しく草を食べているのに
突然、自分だけ連れて行かれて、
調馬索運動をさせられたり、
騎乗されたり。
最初は
なんで~??
と思っていただけだけど
だんだん
もう、こんなの嫌!
嫌ったら嫌!!
と、手に負えなくなくなっていきます。
ここで諦めてしまうと、
最悪な状態になるのですが、
手に負えないペギーと独りで格闘して
怪我をしてもなあ・・・
というので
すぐに諦めてしまう私もいけませんね。
こういうときは、
信頼できるインストラクターと一緒に少しずつ
調教しなおしていくのがベストだと思います。
学校がお休み中、自習で、ペギーに乗っていたのですが、
だんだん乗りにくくなり、最終日は
まさに、手に負えない状態になってしまいました。
学校が始まってから、
早速ニコレッタ先生に相談。
大丈夫!
一緒に乗って、この難関を乗り越えていきましょうね!!
というので、
ペギー強化週間
を行いました。
みんなと一緒に
ペギーに乗って乗って乗りまくります。
前回の馬場もそうですが、
果敢に、障害にも挑戦。
ペギーの反応は、
嫌々障害に向かい、
障害直前で急停止、
前に進めると、またぐように障害を越えます。
駈歩で輪乗りをしながら
ペギーをだまして障害にむけると、
スピードをあげて
つい、うっかり
という様子で障害を越えます。
ダブル障害はわりに好きで、
1つ目を越え、2つめは気を抜くと停止、
それでもかなりの確率で、ダブル障害はクリアします。
ではトリプルは????
ペギーを障害に向けたとたん・・・・
なんと、後ろに向かって
ドタドタドタドタ・・・・
と後退していきました。
もう、びっくりしたなあ。
ちなみに、馬の意思で馬を後退させるのは
絶対してはいけないこと
のひとつです。
トリプル障害、少し高さを下げてもらい、
嫌がるペギーをなんとか前進させ、
3つ目の障害はまたぐかんじでクリアしましたが
なんとも情けない・・・
さて、翌日ポニークラブ遠征で
ショウジャンプにペギーを連れていきました。
私より、上手な騎乗者、というので
お調子者のオリビアがペギーに乗ったのですが
ペギーは我儘のし放題、
ついに
ニコレッタ先生が乗り代わり
厳しくしごいてもらいました。
さすが ニコレッタ先生
嫌そうなペギーの仕草には変わりありませんが、
どの障害も、それなりに、
ビュンビュン越えて行きました。
ペギーには、先生レベルの調教者が必要なのかしらん。
先生のコメント、
リズムのある駈歩にさせないと
難しいわね~
いろいろ問題の多いペギーですが、
それでも、少しでも、改善されていく様子がわかると
嬉しくなります。
自習はしばらくやめていたのですが、
先週の日曜日、久しぶりに独りでペギーに乗ってみました。
苦手な調馬索運動も
友人のエマのアドバイスのおかげもあり、
まじめに、
また、頭を下げて柔らかい歩様でしていくようになり、
騎乗も、なんとかコントロールできるレベルまでにもどりました。
いやあ、もう、ほんと
馬って奥深いわ~
と運動を終えて、ペギーをパドックにもどしたのですが、
あらやだ!
カバー(馬着)着せるの忘れちゃった!!
と慌ててアリーナまでもどり、
服を着せると
どどどどどどどどど~
という地鳴りが響き、
え?え?
もしかして????
そう、パドックの門を閉め忘れていました。
学校の馬、15頭が逃げてしまったのです。
幸い、15頭に怪我もなく、
近くのパドックで草を食べていてくれたので
全頭、無事戻すことができましたが、
放馬された馬を連れ戻すのって
ものすごく大変なんですよ。
とくに賢いのは、
ここの方が美味しい草がたくさん。
もどったら何にもない。
捕まるのか、
と近寄ると、
ひらり
と逃げていきます。
お友達作戦(仲良しの馬を連れて捕まえる)
リンゴ作戦
餌バケツ作戦
で13頭まで捕まえましたが
最後の2頭がどうしても捕まりません。
奥の手は、
グループ作戦。
捕まえるのは諦めます。
捕まえた馬を、草原の奥においやり、
逃げないようにしてから
ゲートを開けます。
グループに戻りたい馬の本能を利用するだけなんですけど、
なんてことはなく、自分からもとのパドックに戻っていきました。
所要時間 2時間弱、
へとへとです。
さらに翌日は、先生にこってりしかられました。
(笑っていたけど)
投稿者 不二子 : 11:50 | コメント (2) | トラックバック
フルーツパワー
2009年08月22日
新型インフルエンザ(swine flu) が世界的に大流行している昨今、
今冬の私は風邪知らず。
その秘訣とは・・・
ずばり 果物
バナナダイエットはもう古いかも知れませんが
私はかたくなに
朝食は バナナと 水。
(美味しいものがあるときはそちらをいただいています。)
馬に乗った後は、リンゴ。
お昼のサンドイッチにはジュースの代わりにオレンジ。
のどが乾いたらリンゴかオレンジまたは洋なし。
帰宅後はキウイを食べて、その後、キウイパック
と毎日果物三昧。
風邪をひかないのは
フルーツパワーに違いない。
と思っています。
さて、今週の騎乗授業
火曜日(於ポニークラブ)
ペギーで馬場のテスト。
直進性はまったくないし
首はふるし
駈歩は経路無視。
リズムもバランスもあったものではありません。
唯一良かったのは ウエスタン停止。
停止だけは得意のペギーちゃん。
前肢はそろったけど、スクエアホルトにはほど遠いできでした。
いやあ、恥ずかしかったけど
ペギーで初めての馬場テスト、それなりに楽しめました。
ニコレッタ先生のコメント
ペギーはベストトレッキングホースね~
(馬場には向かないのかなあ)
木曜日
ポニークラブ遠征ショウジャンプ
駈歩もおぼつかないペギーは
学校でお留守番。
私は、学校の馬、ベイゼルで障害のコースに挑戦!
ショウジャンプで重要なのは
リズムとバランス、
それに加えて
馬の長さを伸び縮みさせる必要があります。
コース上ではやや、馬を収縮させ、
障害2.3歩手前で馬を伸ばして
ビヨーンと飛越する感じでしょうか。
理屈はわかるけど
そんな高度な技を使えるわけはなく、
馬なりに、
しかもスピードが出ると
ついついとめてしまうので、
流れるようにはコースをまわれませんでしたが、
なんとかクリアしました。
学校で仲の悪い S が
ダブル障害の後、見事に落馬したので
一日中、笑いが止まらず、
くっくっくとほくそえんでいたら、
帰宅途中 車がエンコしてしまいました。
人の不幸を喜んではいけませんね。
私は健康そのものなんだけど
車は今週、3度もエンコして、
3度目は、 牽引されて、修理工場に連れていかれました。
は~ずかし~い!!
投稿者 不二子 : 21:46 | コメント (2) | トラックバック
馬の誕生日とジョッキーライド
2009年08月15日
8月1日は ニュージーランドのすべて馬の誕生日
ペギーちゃん、おめでとう!
学校の馬もおめでとう。
バイド先の馬もキャロリンの馬もみんなひとつ歳をとります。
馬の誕生日が過ぎると、
恒例の、
クライストチャーチ、サラブレットイヤーリングオークション
が行われます。
学校の授業の一環で見学に行きました。
いるわいるわ、2歳になったばかりの
優美でやんちゃなサラブレッドたち。
どの馬もここぞとばかり、綺麗に手入れをされ、
誇らしげに歩く姿にはほれぼれとします。
前回見学に来たときは
向かいの席に ハンサムなK君夫妻を見つけ
思わず手を振ったら、
はい5000ドル入りました~
と値段を付けてしまい、
大変恥ずかしい思いをしました。
オークション会場では、
鼻より上に手を上げないのが鉄則です。
昔の思い出にふけっていると、
セリに、ペギーそっくりのフィリー(若い牝馬)が出品。
いくらになるのかしら・・・
と見守っていると
最低価格の1000ドルで落札
あら、ペギーったらお安いのね・・・
ちょっとがっかり。
さて、イヤーリングの見学の後は
ジョッキーライディングに挑戦です。
こんな鞍をつけて、
手綱の持ち方も
いわゆる
ブリッジハンド
という、方法を習いました。
私は大人しい、ミラという 馬の割り当てだったのですが、
調子よく駈歩をしたあと、
スピードを落として速歩をしていると
ミラが首を下げ、
あれよあれよと思っていたら
バランスを崩して落馬してしまいました。
学校での初落馬。
しかも 大人しいミラで・・・・
はずかしいなあもう。
投稿者 不二子 : 18:17 | コメント (3) | トラックバック
シャンボン調教
2009年08月07日
ハンサムなK君から借りた
馬のバイブル
アンソニー・パルマン著の
障害馬術
によると、
調馬索のシャンボン調教はあらゆる点で
馬の調教に利点があるように述べられています。
1 シャンボンは馬の口に作用する後方への圧迫が皆無に等しく、
反対に前下方へ無制限に伸ばせるため、
動きの自由を与える
2 頭を高くあげようとすると、銜は決して顎を後方へ圧迫せずにむしろ高く口角に作用する。
これにより、わずかな指示、動作が頭部装着部の直下にある馬の中枢神経に軽く圧迫、
その反応として馬は頭を下げ、首を下方へ伸ばし、同時に正しい位置で銜を受けるようになる。
3正しいシャンボンの使用は大きな利点をあたえる。
たいていの馬の弱点である背と腰はシャンボンによって弾力的になり、よりよい筋肉鍛錬によって強化される。
いいことづくめ。
シャンボンの値段もお手ごろで
15ドルから30ドルくらいです。
ペギーの背中の痛みをどうしていいかわからなくて悩んでいたとき、
ジェイミー先生から、ペギーの鞍に沿ってへこんだ背中の筋肉の快復させる
のには シャンボンがいいわよ~
とアドバイスを受けて依頼、
うーむシャンボン
使ってみたいな シャンボン
シャンボン シャンボン・・・・・
夢の調教器具
シャンボン
でしたが、本やインターネットを見ても
いまひとつ使い方がよくわからず、
どうにもお手上げ状態でした。
その後すっかりシャンボンのことは忘れていたのですが、
学校で、調馬索、(ランジング)についての実践授業がありました。
ぼんやり授業を受けていたのですが、
先生の机を見ると、シャンボンについての資料が置いてあります。
シャンボン!
そうよ、シャンボン!!
これを機会にマスターしなくては・・・
積極的に、美人のアシュレー先生にアプローチをすると、
アシュレー先生、あんまりやる気がないんです。
先生はもっぱらサイドレーン派。
シャンボンってよくわからない~
とはおっしゃいませんでしたが、
態度にやる気のなさが出ています。
しかし、ここであきらめるわけにはいきません。
今度は ドイツ人のニコレッタ先生にアプローチしてみました。
ニコレッタ先生は、シャンボンもゴーグも大好き。
ただ、調馬索の担当ではないので、
質問には嬉々として答えてくださいますが、
実践の方はいまひとつ乗る気ではりません。
再びアシュレー先生にアプローチすると、
先生も私のしつこさに辟易とされたのか、
調馬索担当が、ニコレッタ先生に変更になり、
特別にペギーが見本となり、
時間をとってくださいました。
サイドレーンとシャンボンの大きな違いは
シャンボンは ポール(馬の頭)
にプレッシャーがかかり、無理なく、頭を下げていきます。
![]()
ヘッドピース(とうらくの上の部分)に、紐が通るように
シャンボン用ヘッドピースを取り付ける。
![]()
紐で、頭と、銜を結び、腹帯にとりつけたアタッチメントにとりつける
学校がお休み中も出勤?して
ペギーのシャンボン調教をしていたのですが、
厳しいニコレッタ先生より、
もっと紐を短く、と注意を受け、
どんどん紐が短くなっていきました。
さて、調教の効果ですが・・・
ペギーはもともと、あまり、調馬索運動が得意ではないので、
しっかり、調馬索で、運動をしているかどうか、
疑問のあるところですが、
調馬索をすると、なんとなく頭を下げてきます。
その後騎乗してみると、
すごいシャンボン!
いつもは反り返って速歩をするのに、
なんと、みずから頭を下げて
しかも心なしか、背中も丸めて運動する
ではありませんか!!
と思ったのはほんの2,3分
すぐにもとのペギーに戻ってしまいました。
はじめて2週間で、効果を期待してはいけないのですが、
この中途半端な効果、
今後もシャンボン調教を続けるのか、
時間の無駄と、すっぱりあきらめるのか、
悩ましいところです。
シャンボンがいいか、サイドレーンがいいか。
もちろん調教の目的で選ぶのですが
ニコレッタ先生によると、
新馬なら、サイドレーンを使うそうです。
また、サイドレーンによる調馬索、
本来、内側は10cmほど短くするのですが、
これまた、新馬であれば、同じ長さにして、
馬が、自分でバランスをとれるようにするそうです。
サイドレーンの内側を短くする手法は、
古い方法ですが、
今でもこの方法で、成果がみられることがあるにはあるのよ。
というのがニコレッタ先生のアドバイスです。
投稿者 不二子 : 12:08 | コメント (0) | トラックバック
馬の応急治療 救急箱 (First Aid Kits )
2009年07月24日
最近人気者のわたし。
まず、あの厳しいニコレッタ先生のおめがねにかない、
先生の推薦で、アルバイトを紹介してもらいました。
ポロポニー2頭のお世話。
*ポロゲーム用の馬
学校帰りに1時間、
餌をやったり、水を替えたり、ボロ拾いをしたり。
馬の仕事で幸せ~
なんだけど、
オーナーがUSA滞在中の1ヶ月間は、
土日も含め毎日かかさず、
というのはけっこうしんどいわ。
もうひとつの指名は
キャロリンの家のハウスシッター
(キャロリンの留守中、家に泊まって動物の世話をする)
これまた、馬に乗り放題で幸せ~
なんだけど、あっちこちで馬に乗るは
けっこう疲れます・・・
疲労ぎみの身体を癒すのは
あったかいお風呂。
のはずだったのに、
キャロリンの家でのお風呂使用を禁じられてしまいました。
お風呂・お風呂・お風呂~
お風呂に入りたいなあ。
毎晩、雪景色の露天風呂につかる夢を見ては、
かなわぬ夢に涙をながしています。
でも、来週から学校が1週間お休み。
うふん、うれしい。
毎日お昼まで寝て、たまった疲れを癒したいものです。
(バイトがあるので学校にはいくのが、ちょっと残念)
お休み前の追い込みで、
馬の応急治療について講義がありました。
First Aid Kit
学校でよく使うのが、
Iodine (アイディーン)=ヨードチンキ
馬は放牧してると、いくら、危険な物がないように
気をつけていても、どこかしら、怪我をしてきます。
そんなときは、このアイディーンを水で薄めたもので
傷口をよく洗いながします。
時間がないときは、
ウーンドパウダー
粉状の、消毒剤を振り掛けたりもします。
外出するとき、持ち歩く代表的な馬の救急箱の中身は・・・
はさみ
消毒ガーゼ
バンデージ(包帯)
ふき取り用ガーゼ
包帯用テープ
塩、またはSaline(傷を洗い流す)
消毒液
ポルタス(湿布)
ビュート(痛みどめ)
ペニシリン
アシュレイ先生は、障害、クロカン専門なので、
泥湿布(クールクレイ)も持ち歩きます。
放牧場で、異変に気づいたときに
まず欠かせないのが、
ホルターとリードロープ (ムクチとうらく、ひき手ロープ)
念のために、フーフピック(裏ほり)
日が暮れかけていたら、懐中電灯も持参してください。
何かと役に立つのが、
ヘイをしばる紐、
馬を、とりあえず木や、柱につなぐ意外にも何かと便利です。
常備品では、
馬を押さえるのに、以前紹介した、鼻もじり (Nose twitch)
温度計、ワセリン、
目薬 (目を強く打ったとき、目になにか刺さったときなど、目の化膿をふせぐ)
他、怪我の際は、バケツとタオルが必要。
馬の応急処置をする際、
気をつけなくてはいけないのは、
馬は怪我をしたり、身体に痛みがあると、
近づいたとき、蹴り上げたり、噛み付いたり、
することがあります。
馬も人も、これ以上怪我をしないように、
馬を安全な状態にしてから、
原因をたしかめ、治療します。
馬の扱いが上手にできる人が
まず、馬にホルターをつけ、
安全な場所につなぐことが大切です。
馬の急病でよくあるのが
コリック(腹痛 疝痛)
激しい前掻き、後肢でお腹を蹴ったり、また転げまわったりして、
痛みをうったえます。
すぐに獣医を呼びますが、
転げまわることで、腸がねじれることを防ぐため、
獣医が来るまで、
できるのなら、ゆっくりと歩かせるといいそうです。
フレグモーネ (Cellulitis Phlegmone )
後肢におきやすい、皮下組織に広範な感染を起こす疾患。
(後肢が膨れあがる)
何かが深く刺さった傷を適切に治療しないことで起きることが多い。
水で患部を冷やし、冷湿布で治療。
他、獣医による、抗生物質の投与。
完治しないこともあるので、要注意。
肢の怪我で、
関節を怪我した場合、
致命になることもあるのですぐに獣医を呼ぶ
また、関節には
Synovial Fluid という液体が骨と骨の間で潤滑の役割をしている。
この液体が、怪我のため流れている場合も要注意。
投稿者 不二子 : 23:24 | コメント (4) | トラックバック
Dissection 2 馬体の解剖
2009年07月11日
毎日 雨マークのクライストチャーチですが、
夜降って、朝やむ、の繰り返し。
午前中の騎乗練習が中止になることは
ありません。
毎日馬に乗れて幸せ。
なんだけど、
ほどよく疲れていると、
雨もいいかも。
と期待しているのに、
朝になると晴れちゃうんですねえ。
さて、以前紹介した新馬調教のプラダ、
ついに駈歩をするようになりました。
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2009/06/post_141.html
アカデミーに来てから、
1ヶ月、アシュレー先生が、じっくり、ゆっくり調教。
アシュレー先生は弱冠25歳の若手ですが、
馬に乗る技術もすごいけど、
馬を調教する技術もすごいんです。
馬の柔軟性、ベント(馬体を くの字に曲げること)銜受け、
を引き出す調教技術には、いつも惚れぼれします。
どうやって、新馬プラダに、駈歩を教えるのか、
それはもう 興味津々でした。
調馬索でまず教えるの?
ラウンドアリーナ(直径20Mの丸馬場)で練習??
正解は、
通常のアリーナで、
騎乗して速歩が安定してきたら、
ただひたすら、脚で押し続けて駈歩を出す。
のだそうです。
調馬索や丸馬場での駈歩は、
新馬には円周が小さすぎて、肩を痛める原因になるとのこと。
プラダの初めての駈歩は
ちょっと抵抗して、後脚をあげたけど
まあまあ良かったわよ~
プラダは障害飛越のNZチャンピオンになる予定です。
雨が予想されたのと、
解体屋さんの車の修理の為
のびのびになっていた、
馬体のダイセクション(解剖)
を昨日しました。
銃殺するところから見学します。
馬運車から馬を降ろす直前に
とても大きな声でいなないたのが印象的でした。
とても人懐こい馬で、
銃を見ても、怖がるどころか、
興味ありげに頭を摺り寄せてきました。
最後まで人間を信じている馬のしぐさを見て、
思わず泣いてしまいました。
銃殺後、
すぐに首から血抜きをし、
循環器系
呼吸器系
消化器系
肝臓、膵臓などを観察します。
今回の馬体は、
ランギオラに住んでいる方の、
安楽死させる予定の愛馬を、
学生の勉強に役立てて欲しい
という好意で、献体してもらったものです。
![]()
消化器系 この図のとおりですぐに器官がわかりました。
Cの Cecum(盲腸)は
草食動物の馬にはとても重要。
馬が食べた草はこの Cecumで消化され、
エネルギーになります。
ただ、馬は、草を自分で消化することはできません。
Large Intentineには 微生物が住んでいて
ファイバーを発酵し、消化を助けます。
微生物は作用できるものが限られているため、
食事を急に変えると、馬は不消化をおこし、腹痛などの原因になります。
肺 の中にある枝状の管ブロンキオル
肺を切断すると、くっきり見ることができます。
また、肺は触ると、ふわっとしていて、とても軽い感触でした。
投稿者 不二子 : 21:12 | コメント (2) | トラックバック
ポニークラブ遠征
2009年07月05日
![]()
性格よし、馬に乗ってよし、 責任感、信頼感も抜群
典型的な育ちの良いヨーロピアンガール イザベル
火曜日、 木曜日の朝は
近所にある、ランギオラポニークラブで練習をします。
火曜日は馬場馬術
木曜日はクロスカントリー障害
ポニークラブでの練習が始まってから
落馬する生徒が続出しました。
まず初日に
あの、優等生のイザベルが
ティーシーから落ちました。
初日のポニークラブでは
冷静沈着で有名なペギーでさえ、
興奮気味・・・
ウォーミングアップに、縦一列(シングルファイル)で
速歩をしていたのですが、
ベテランのAグループの馬は、
なだらかな UP DOWN のある斜面で
例外なく、はぜまくり、
ペギーもつられて、2度もはぜ、
ペギーなら安心★
と思って乗っていた私は
もういやーん。
早く学校に帰りた~い。
と 涙目で先生に訴えてみました。
が、先生たちは、他の馬の対応で、
それどころじゃなかったようです。
クロカンの障害に慣れるために
学校でも本格的な障害飛越の練習が始まり、
しろうとのBグループの生徒は
バランスがうまくとれず、
ころころ落ちています。
![]()
落馬者(un.authorized dismounts list)リスト
かしこい馬や乗りやすい馬が割り当てられているので
今のところ、なんとかしがみついていますが
このボードに名前が書かれる日は近いかなあ。
現在までの未・落馬者 (11名中4名)
入学直前に自馬で落馬して脚を骨折している レベッカ (A所属)
お調子者の オリビア (A所属)
落ちれば100%骨折と自負する スティーブン (B所属)
(スティーブンは身体が硬い)
馬がはりきって高く飛ぶたびに泣きを入れる 不二子さん (B所属)
写真の落馬者リストの横にある名前は、
Heroic Moments
馬が大暴れしたのに
なんとか馬の背中にとどまっていたで賞。
これには、2回名前があります。
私のHeroic Moments はたいしたことはなかったのですが、
ハタから見て
あぶなかしかったようです。
ハーネスレースのトレセンを見学しました。
実際にハーネスを取り付けてみました。
銜はこんなのを使います。
![]()
おまけ・トレセンの犬ジャック。
私のセーターを噛んで遊んでいてなんてかわいいのかしら。
とセーターを見たら、大きな穴があいていました。
投稿者 不二子 : 11:37 | コメント (3) | トラックバック
Dissection 解剖
2009年06月28日
先日、授業の一環で、
平日に行われた
ハーネスレースの見学に行きました。
(NZ Metro Harness race )
*ハーネスレース
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2006/04/post_6.html
ハーネスレースはちょっと得意よ。
とはりきって友人のスティーブンに
賭け方の極意を伝授しましたが、
いやあ、まあ、こればっかりは
運と度胸と第六感が必要。
かわいそうに、彼はスッてしまいました。
私は、 トントン。
14と4のゼッケンを見間違わなければ大穴だったんだけどなあ。
授業の一環なので、
バックステージの見学もしました。
NZで最大のレース
ニュージーランドカップ専用の部屋や、
興奮した馬専用の控え室、
馬用医務室、馬トイレなどが備えてあります。
自然光が燦然と差し込む、
広々とした、新築の贅沢な施設。
レース業界は潤っているようです。
美人のアシュレー先生がプログラムを見て、
不二子大変!
FUJIKO THREE という名前の馬が
第8レースで出走するわよ!!
と、興奮して教えてくれました。
すごーい。
ニュージーランドで私の名前の馬が走るなんて!!
さっそく 単勝チケットを買いましたが、
観戦できませんでした。
レースの結果はテレビのテレテクストで確認できます。
ところが、
電波が悪いのか、
1、2、3、6、9、10 レースの結果は順番にでるのに、
8レースの結果だけとんでしまいます。
もう一度・・・
2、4,6、7・・・・・・
よし、この調子!
9、10・・・・・
ウキー !!!
8レースの結果だけどうしても表示されません。
深夜、テレビの前で30分ほどねばりましたが、
8レースの結果は出ませんでした・・・
まあ、
わからないのが華
というのもあることでしょう。
さて、今週は、
カンタベリーで一番の装蹄の腕前を誇る
スチュワート先生が講義をしました。
先生の専門は 肢、そしてひづめ
馬は大きな身体を、細い4本の脚でささえています。
脚に大きな負担がかかるため、
怪我や筋肉、骨に異変がおこることは多く、
1本の脚に支障があるだけでも
致命となります。
まず、四つ足の中で
どの脚がびっこ、問題があるのか、
の見分け方。
馬を歩かせたとき、
馬が首をもちあげて、左右に首を振るようなら、
前脚のどちらかが、びっこをひいている可能性があります。
また、後ろから見て、お尻が傾いているようなら、後脚に問題があります。
怪我をしている脚の歩幅は短くなります。
立ち姿を見ると、
怪我をした脚を少しもちあげ、
健康な脚に体重をかけて立っています。
びっこの原因は、
蹴られたり、ひっかき傷、捻挫打ち身、運動疲労など、
また、ひづめを点検して、
(脚の先を裏返して見る)
小石が挟まっていたり、釘をふんづけている場合もあります。
(釘は化膿したり、破傷風の原因になるので要注意)
学校では、見えない原因で
Abcesses という事例が2度ありました。
脚の裏が小石や異物をふみつけたことが原因で
バクテリアに感染し、つぶ状のふくらみが、ひづめのSole (底)
にできます。
このふくらみがわかりにくいことから、
Abcessesは、見つけにくいのですが、
治療できるのは、装蹄師さんだけ。
Abcessの疑いがあれば、装蹄師を呼び、
蹄をはずし、原因をみつけ、プレッシャーを取り除きます。
温湿布をつけて、
感染した部分から、液が流れ出るのを待ちます。
完治するのに1週間くらいかかります。
スチュワート先生の授業では、
馬の脚の解剖をしました。
テンドン(腱)、ライグメント(靭帯)がどのように骨を動かすか、
じっくり触って体験。
また、ラミネティス、ファウンダーの原因となる
蹄の中にあるSensitive Laminaeをじっくり見ました。
とても勉強になりましたが、
その日の夕食が、
骨付きコールドチキン
解剖体験がよみがえり
食欲がすすみませんでした。
スチュウ先生の自慢の剥製コレクション
投稿者 不二子 : 22:12 | コメント (0) | トラックバック
一番短い日(shortest day )
2009年06月23日
冬本番のクライストチャーチ、
先日、ショーティストデイ(陽が登るのが遅く、沈むのが一番早い日 冬至?)
が、やっと過ぎて、
もう少し待てば、陽が少しずつ、長くなり、
春の声、
子羊が生まれる季節になります。
朝、まだ暗い中、車を運転していると、
少しずつ薄明かりがさしてきて、
午前8時が近づくと、一瞬
ぱりん
と、光がはじけます。
街路灯が一斉に消える瞬間です。
ちょっと異次元を体験している気分。
朝靄につつまれた牧場に、
ピンク色の陽が昇っていく光景も
つい、よそ見運転をさそう一瞬。
東京にいた頃とは全然違う生活だわ・・・
とロマンチックに浸っていると
車からものすごい唸り声。
1988年の日産セントラ
が壊れてしまいました。
親切なロシア人の友人の友人が
はりきって修理してくれましたが
修理代に1000ドル以上かかってしまいました。
車と馬の点検は頻繁におこないましょう。
さて今週の騎乗授業。
リバーライド、
近くの河原へ外乗に出かけました。
学校の裏パドックを出ると、
森林コースになっていて、
1kmほどいくと、学校の外の道路に出ることができます。
こんな素敵な外乗コースが裏庭から行けるなんて、
なんて恵まれた環境なんでしょう。
一般道を少し行くと河原の散歩道に出ます。
ハイライトは急な坂道と
線路があることです。
10Mくらいの砂利の急斜面、
行きは無事でしたが、
帰りに、泣き虫ニコラが落馬してしまいました。
それを見て驚いたツイックスが後退してきたので
ペギーに乗っていた私も行き場を失い
どーする?どーする?
と慌てましたが
ペギーは身体を斜めにして、ツイックスをかわし、
なんとかクリア。
でもこの坂道でみんなが団子状に衝突して
押すなひくなで大騒ぎになりました。
もう一つの難題は、
線路沿いの外乗コースなので、
貨物列車が通過したら、
馬はさぞかし怖がるだろう。
ということです。
ニコレッタ先生は時刻表を知っているようで
貨物列車に遭遇する時間をとても気にしていました。
この日は、遭遇することなく
無事、帰校。
いやあ、よかったなあ。
さて、今週から新たに
馬を連れて馬に乗る練習がはじまりました。
割り当て2頭
馬に乗りながら、もう一頭を一緒に運動させます。
馬2頭、お互いにけん制しあって、噛み付いたり、
また、連れている馬が、遅かったり速かったりすると
ライダーの手がばらばらになり
引き裂かれ状態になってしまいます。
常歩でも大変なのに、
授業では、トラックで速歩で運動します。
この練習でも
泣き虫ニコラの連れている馬が、
急に走り出して
ニコラの両手がおもいっきり開いた瞬間、
乗っていた馬が跳ねて
ニコラが落ちてしまいました。
泣き虫ニコラはバランス感覚が抜群ですが、
身体が投げ出されたにもかかわらず、
見事に両足で着地。
落ちたというより、飛び降りた感じですが
飛び降りたわけではなくて、
馬が跳ねて、落ちています。
ニコラのバランス感覚と関係しているのか
していないのかは 謎です。
2頭で運動するときは
片手で、両方の手綱を持ち、
もうひとつの手で、ひき手を持って乗る。
あるいは、片方は通常に持ち、
片方の手でひき手と手綱、両方持つことになります。
ひき手を長くしすぎると馬が勝手なことをしだすし、
短すぎると首を噛もうとするので
30cmから45cmの間、
また、ライダーの太ももより連れ馬が前に出ないようします。
私の馬は信頼度NO1、
唯一の欠点は帰り際に餌を期待して跳ねまくる
ティーシーというハンサムなサラブレッド。
連れ馬は甘えっ子のマック。
マックがティーシーにじゃれて遊ぼうとするのを
ティーシーが威嚇してましたが、
お兄ちゃんと弟のような組み合わせで
馬が合うようで
無事乗り過ごすことができました。
残念ながら、
連れ馬のマックはあきらかに
私の太ももより前に出ていたので
正しい乗り方はできませんでした。
それに加え、
帰り道、パドックにいる新しく来た馬が、
ティーシーを挑発したので、
少し手こずりました。
この2頭練習、
組み合わせを変えて、しばらく練習していくようです。
やだなあ。
投稿者 不二子 : 16:43 | コメント (2) | トラックバック
馬の足跡
2009年06月13日
馬の4つ肢が地面を踏む順番
というのはけっこう複雑です。
私は単純なので
2つまでは考えられますが、
3つになると混乱しはじめ、
4つになると私の想像範囲を超えます。
馬の歩様、
常歩、速歩、ペイス、駈歩、しゅう歩、
これらの4肢の地面を踏む順番は
すべて違うので
さらに大混乱。
理解してなくても
なんとなく乗れますが、
正しく理解していたほうが、
よりよいタイミングで馬に指示をだすことができるので
実は重要なポイントなのです。
http://www.equusite.com/articles/basics/basicsGaits.shtml
上記のページを見て考えると、
いつも最初の一歩は 後肢 からです。
授業では、
馬の4肢に違う色の肢巻きをつけて
歩様を確かめました。
それでもよくわからん
というおバカな私たちのために
2人組みになり、
肢巻きをつけて
人間四肢で肢が地面に付く順番の実践。
ここまですればさすがにわかるはずなんだけど、
それでもいまだに
脚が順番に動かせない人たちがいます・・・
さて、難しい?話はここで終わりにして、
今週の騎乗授業、
馬がおびえたときの対処の仕方、
の練習をしました。
厳しいニコレッタ先生が、
大きなプラスティックの布をパタパタ
ふりまわして馬を脅かします。
きゃあ いやーん。
跳ねるは横に逃げるわ大騒ぎ・・
馬も怖がるけど、その馬に乗っている私だって怖い・・・
私は怖いと手綱にしがみつく悪癖があるので
手綱はコンタクトを保ったまま、
ぜったいに引かないように、
また、
背中をできるだけまっすぐに
なるべく重心をひくくバランスをとるようにして
(脚に錘がついてるかんじ)
練習しました。
飛んでも横に跳ねても、馬を前に出す
ことが基本になります。
そして、乗り手はどんなことがあってもリラックスして、
怖がってるのが馬にわからないようにしないといけません。
ビニールの布を歩いて踏んで越えようとして、
乗っていたモンローが大きく飛び上がったときは
涙が出そうになったなあ。
さて、もうひとつの試練は、
右の手綱を左手で持ち、
左の手綱を右手で持って、
馬に乗る練習です。
苦手なモリーで。
以前この練習をしたとき、
ものすごく混乱して、全然乗れなかった思い出があるので
先生、絶対、できません!
できないったらできません~
と泣きを入れたのですが、
厳しいニコレッタ先生、
できない??
私の後ろに来なさい。
大丈夫よ、馬が興奮してきたらすぐにやめるから。
ほらほら、速歩準備~ 速歩はじめ~
ひえ~
やってみると、どうということはありませんでした。
でも、目をつぶったら、混乱しただろうなあ。
馬を怖がらせる練習、
ペギーは 全然平気。
ニコレッタ先生が必死にビニールの布や
プラスチックの容器に小石を入れて、
ガラジャンガラジャン振り回しても
何やってるの~
とちょっと首をかしげて通り過ぎます。
(あまりの大振りに、順番待ちしてる馬が驚いて飛びあがったり逃げたりしてました)
さすがのニコレッタ先生も
感心して、
ペギーは今日のベストホース賞ね!!
と褒めてくださいました。
鼻高々?
経験豊富なだけなんだけど
それは内緒にしておきました。
投稿者 不二子 : 18:29 | コメント (4) | トラックバック
新馬調教
2009年06月06日
まったく調教をしていない馬、
どんな手順で鞍のせし、人が乗れるように調教していくか
ニュージーランド方式でご紹介します。
アシュレー先生の馬、プラダは
4歳、サラ、牝馬、
お父さんもお母さんも高名で、
そのお兄さんお姉さんは優秀な障害馬、
ニュージーランドチャンピオンだそうです。
ちなみに買値は 8000ドル、
やせっぽちねえ、
と思っていたプラダ、
血筋とお値段を聞いたとたん
気品があるわ~
うっかり傷つけたら大変!
と、近寄りがたくなってしまいました。
美人のアシュレー先生は
何を隠そう、イギリスでは名の知られた
イベンター、(総合馬術選手)
クロスカントリーが得意で、
障害を見ると血が騒ぐそうです。
美人で可憐な先生、
障害を見つめるときは
ちょっと別人になるんですね~
調教はプラダが学校に来てから、
1週間後に始まりました。
1日目
まずは定番
ホースカバーのせです。
![]()
青いカンバス製のカバーをとりつけました。
プラダはまず、カバーを見ると少し警戒、
先生が、ゆっくり優しくカバーをのせると
なになに~
と怪訝な様子でしたが、難なくクリア。
![]()
カバーを付けたことが、
美味しい記憶と重なるように、5分ほどしてから、餌をあげます。
この日は、11時30分~3時頃まで、カバーをつけておきました。
プラダは、現在もカバー練習中で、放牧中は、裸で過ごしています。
2日目
銜付け
いつもとナンか違うぞ
と味わっている様子。
それでもすぐに馴れました。
初回は30分から2時間、銜をつけたままにしておきます。
銜付けの後もご褒美の餌をあげました。
鞍をつける下準備です。
ゼッケンとローラーをつけてみました。
毎回必ずご褒美の餌をあげます。
鞍がのりました。
鞍を付けての調馬索調教。
前日、ラウンドアリーナ
(直径20M 丸馬場)で、調馬索の練習をしています。
アシュレー先生が、ヘルメットを付けて
鞍の上に乗る練習をしました。
この日は、お腹を鞍に乗せ、ヤードの中を5分間、
歩く練習です。
毎日少しずつ、何か新しいことを教えていくのが基本。
今後、プラダがどんな障害馬に成長していくのかたのしみです。
なぜだかよくわからないのですが、
イベンティング(総合馬術・・・ 馬場 クロカン 障害)は、冬の競技のようです。
ということで、現在クライストチャーチは、
イベンティング競技の花盛り、
天気の悪い冬、
タフな馬とタフな選手だけが生き残れる世界。
イベンターのアシュレー先生。
見かけと違って、ほんとうはとってもタフなお方。
マクリーンアイランドのウィンターシリーズ(馬場馬術競技)
が、悪天候のため、取り止めになったときも
イベンティングは行われたそうです・・・
あんな天気でもやるんですか?
馬場の連中は天候が悪いとすぐにキャンセルするのよね~
イベンティングは違うわよ。
イベンティングはタフなスポーツなんだから。
悪天候でもタフはやるのよ!
選手も馬もタフなのよ!
雨でも強風でも私は出場するわね。
まあ、雪や地面が凍ってたらダメだし、霧が出たらしないかなあ。
なんて頼もしいんでしょう!
そして次週末も雹が降ったり、時折雪がちらつく悪天候。
セルウィンセンターの、馬場馬術は早朝取り止めを決定。
ランギオラのイベンティングは強行です。
クロカン初めて、お水なんて大嫌い、という
5歳馬のローズちゃんにまたがり、
アシュレー先生は堂々の5位です。
すごい、先生、なんてすごいの。
尊敬しちゃうなあ。
そして今週は、カイポイでのイベンティング
また、土曜日は悪天候が予想されています。
先生!今週はカイポイですね!
・・・天気がわるそうなのよね~
さすがのアシュレー先生も
3回続けての悪天候にはうんざりされたようです。
投稿者 不二子 : 20:58 | コメント (0) | トラックバック
毒草 poisonus plants
2009年05月30日
本来、馬は自衛能力があるので、
毒草を自ら食べることはありません。
ただ、冬、他に食べるものがなく、
お腹が空いていれば、
普段食べない、葉や草を食べます。
痩せて元気のない馬が、
毒草を食べると、
抵抗力が弱っているため、
毒があっという瞬に身体にしみこみます。
健康な馬が多少食べても大丈夫なので
これは毒ではない
と思い込んでしまうことは危険です。
正しい知識で冷静に対応しましょう。
という趣旨のもと
ある日の授業で、
馬に悪影響を与える草、
について調べました。
あるわ出るわ、そこいらじゅうの草や葉が
猛毒 毒 妊婦に影響あり
こんなにあったら、怖くて、パドックに放し飼い
なんてできないわ~
でもしてるから大丈夫なのかしらん。
微妙なところですが
とても参考になったので、少し紹介します。
キーワードは アルカロイド
です。
すべてが毒になるわけではありませんが、
酸と結合して塩を作る、毒作用、感覚異常を引き起こす
というので要注意。
ポテト、特に、ポテトから芽が出ている部分は ソラソニンという
アルカイドの親戚がたくさん含まれるので 毒物です。
じゃがいも畑で、馬に草を食べさせるのはやめた方がよさそう。
アルカイド系、で、草原や庭によく生息しているものでは
Ragwort (サワギク)
Hemlock (毒ニンジン)
Laburnum (Golden Chain)
ニュージーランドの国の花の木 コーワイ も Laburnum の親戚で、
インゲン豆ののような種は 猛毒です。
Yew tree
日本名は イチイ
赤い実をつけるこの常緑針葉樹、
学校の庭にもあり、よくみかける木なのでびっくり。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A4
辞書によると、
墓地に植える木、死のイメージがある
だそうです。
不吉なだけでなく、猛毒です。
小鳥がついばみ、赤い実だけでなく、
種も一緒に食べてしまうと 即死。
庭木でよくみかけるものでは
しゃくなげ
カテゴリーAの猛毒なので要注意
馬はしゃくなげの花を好んで食べるそうです。
また、しゃくなげの木の手入れをした後、
切った木をそのままにしておくと、
乾燥した葉や枝は、
パリパリして馬好み。
要注意、要注意です。
ニュージーランドでは、馬より、牛や羊がうっかり食べて被害にあうとのこと。
自家製解毒剤レシピ
(しゃくなげ、 チェリーローレル用)
も教わりました。
1/4 カップ 料理用油
1/2 カップ 濃い冷たい紅茶 (6-8のティーバッグで煮出したもの) (解毒作用)
1 小匙 ショウガ (いたみどめ)
1 小匙 ベーキングソーダ (ガス作用)
これをまぜて、すばやく馬に飲ませるといいそうです。
蔦の葉
ボクサス
アボガド
もみじ
ルピナス
フォックスグラブ
も毒だそうです。
ペギーはバナナの皮だって食べちゃう
食いしん坊
アボガド
なんて喜んで食べそうだな。
ああ心配だわ
![]()
どくどくしい 毒キノコ
クライストチャーチ郊外でよくみかける
授業のあと、なにげなく
スペアパドック(怪我をした馬や、ショウに使う特別扱いの馬用バドック)
を歩いていたら、
マメ科の落葉小高木を発見。
見事なインゲン豆状の種(seed pod)
が、パドックにちらばっています。
これはもしかして、 コーワイ系の猛毒では?
と、大騒ぎしたところ・・・
(9年間、馬に異常がなかったので、大丈夫なんだろうとは思いましたが)
オランダから来た博識でハンサムな庭師さんが
これは
Gleditsia triacanthos
書いてあげるね。
こんなむずかしいスペル、そらんじてるなんてすごい!!
あら、馬のことなら、不二子だって書けるでしょ。(そばにいたアシュレー先生)
ううん。書けないとおもう。
俗名、Honey locust
WIKIで調べたら豆は食べられるので、
安心してよい ということでした。
http://en.wikipedia.org/wiki/Honey_locust
でも、同じファミリーの black locust は毒だそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Black_locust
悩ましいですね。
投稿者 不二子 : 16:01 | コメント (3) | トラックバック
クリッピング(毛刈り)の実習
2009年05月22日
冬のはじまり。
それはクリッピングの季節です。
クリッピングとは何?
という方はこちらを参考にしてください。
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2006/05/post_13.html
学校で、このクリッピングを
いろは から習いました。
講師は
イギリスでは 数百頭の馬の毛を刈ったわ。
という 美人のアシュレー先生。
数百頭の実績が、先生の自信をみなぎらせ、
いつもより熱のこもった授業です。
まずは、クリッパー(剃刀)の説明。
先生ご自慢のクリッパーは なんとNZ$800もします。
馬専用、というわけではなく、
家畜一般、なんでも剃れるとのこと。
そして、通常は、電気コードがついていますが、
先生のは、充電器を背負う、
コードレスタイプ(充電器との間にはコードがある)
さすが800ドル。
こんな便利な道具は見たことがありません。
コードがあると、馬が踏んづけ、感電して事故のもとになるので、
特別に絶縁加工した、延長コードを使う必要があります。
また、剃刀は、3頭剃ると、刃がにぶるので、
必ず、換えの刃、予備を準備しないと、ひどい思いをします。
ひどい思いをした思い出の記事・・・
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2007/06/post_70.html
馬は2,3日前にシャンプーを済ませ、
クリッピングをする日は、
冬といえど、暖かい日を選ぶのが基本。
クリッピングのデザインはいくつかありますが、
初めから、丸刈り(ハンター)にするのではなく、
エプロン・・・アイリッシュ・・・トレース・・・ハンター・・・フルクリップ
(上記は刈り方のパターン、デザイン)
と、途中でやめてもはずかしくないように、
毛を刈る場所が少ないデザインからすすめていきます。
また、刈りすぎると取り返しがつかないので、
少なめに刈り、
後で調整することが大切。
実習は、刈る場所の少ないアイリッシュのパターンで、
また、チョークで下書きしてから刈りはじめました。
![]()
先生自慢の充電型クリッパー
馬の毛が服に付くので、プロは、オーバーオールと、帽子を着用
毛刈りをはじめる前に、
必ず、この電動を、馬に慣れさせます。
クリッパーを近づけて、馬の反応を見ながら、
肩からはじめます。
コツは毛にさからって、一定のプレッシャーで
(かなり強く力を入れて刈っても馬は平気)
ジョリジョリとすすめていくことです。
私はスティーブンと組んで
スチュワートの毛刈りをしました。
最初はおそるおそる、
首や、お腹はおっかなびっくり・・・・
一定のプレッシャーで剃っていかないと、
まだら模様になってしまいます。
剃り残しやまだらになったところをやり直したりして、
約、2時間かかりました。
仕上げの顔は
はなもじりを使います。
![]()
はなもじり(鼻をひねって気をそらせる)は15分以上できないので
顔の毛刈りは手早く済ませる
実験台の スチュワート、
さんざんな目にあった上に、悲惨な仕上がりですが
優しいアシュレー先生は、
不二子の使ったクリッパーは古くて
どうやったってダメなのよ。
と、道具のせいにしてくれました。
さて、今週は、
ヘッドグルーム
(馬の世話のクラス委員長)
をやりました。
月曜の朝、突然指名され
例によって
うへえ
と思ったのですが、
思ったよりラクチンでした。
先生がすべてお膳立てしてくれたのもありますが、
イザベラ、ジョシュ、スティーブンという
親切な友人の協力のおかげ。
ヘッドグルームの仕事をしなくてはいけないときは
私の仕事を、代わりに友人にしてもらいました。
また、ヘッドグルームの指示が出ないと
皆が混乱するので、
いつも、ひとつの事が終わる前に、
次にしなくてはいけないこと
を頭に浮かべるようになり、
無責任体質も改善されたように思います。
ドイツ人のニコレッタ先生に
まんまと調教されてしまいました。
恥ずかしながら
初めてのクリッピング
顔 がむずかしいんですよ。
スチュワートったら少し変~(ペギーより)
・・・次はちみの番だぞ!!
まっすぐじゃないのはね、
クリッパーが古いからなんだって・・・
投稿者 不二子 : 13:07 | コメント (0) | トラックバック
馬の歯
2009年05月16日
厳しいニコレッタ先生より、
本日は高名な馬の歯科医が来て、
講義を行います。
失礼のないように、
拝聴するように。
とお達しがありました。
高名な先生ってどんな人かな~
と思ったら、
なんのことはありません。
以前
馬の歯医者さん
http://www.blogaboutnz.com/horse/archives/2007/03/post_53.html
に登場した、ジェラルド先生でした。
お隣のランギオラ高校の馬好きの女生徒たちも
高名なジェラルド先生の講義を聴きにやってきました。
スイスボールでギュウギュウの教室が
さらに、女子高生でギュウギュウになりました。
高名なジェラルド先生は
女性軍団に圧倒され、
少しテレた様子で、たんたんと講義をされました。
講義の後は実演
選ばれたのは、3歳馬のボス
![]()
麻酔注射のため 意識が朦朧としている
つっかえ棒がないと立っていられない
馬はだいたい5歳で大人の歯に生え変わるので
ボスはまだ乳歯がいっぱいあります。
ちなみにこの乳歯
英語では milk teeth といいます。
かわいい表現だなあ。
実はこの日の講義まで、
馬の歯が生え変わることさえ知りませんでした。
キャロリンの家で
若駒の世話をよくしますが、
抜けた乳歯なんて見なかったし・・・
こっそり抜けて、草原に落ちていたのでしょうか。
![]()
乳歯・小さくて丸いのがwolf teeth
ボスの乳歯2本と、隠れていたウルフティースの3本を抜くことになりました。
抜歯にあたって、麻酔の注射が必要になり、
急遽、獣医さんが呼ばれました。
以前キャロリンの家で、モンティの
抜歯をしたときは、獣医を呼ばなかったので、
もしかして、麻酔せずに抜歯した??
キャロリンに聞いたら
人間を信頼していれば
麻酔しなくても大丈夫なのよ!!
だそうです。
痛かっただろうな~
日本やヨーロッパでは、まだあまり、
馬の歯の治療はおこなわれていないようですが、
ニュージーランド、オーストラリアでは、
4~5歳までは年に1,2度、
6歳以上は年に1度、診てもらうのが、一般的なようです。
前述のウルフティース、
犬歯のようなものですが、
犬歯とは別に、
生えたり、生えなかったり、
0本から4本、
生まれてから5、6ヶ月で生えてきます。
抜けたり、生え変わることはないので、
永久歯になります。
この歯は使われることはなく、
銜が置かれる場所のすぐ近くに生えるため、
痛みの原因となるので
必ず抜くそうです。
投稿者 不二子 : 21:06 | コメント (4) | トラックバック
バムストップ
2009年05月09日
![]()
バムストップ
前の馬のお尻がじゃまで、これ以上スピードを出すことができません。
雨、雨、雨、
ある日突然晴れました。
わーい久しぶり(3日ぶり)に馬に乗れる!
うれしいな~
割り当てはどの馬かしらん♪
モリー
うへえ
うきうきした気分が吹き飛んでしまいました。
久しぶり=馬は大ハッスル
なんだか一荒れきそう。
いまひとつコントロールしきれない馬に乗るときは
バムストップというのがもれなくついてきます。
バムストップ=お尻止め=蹴らない馬が前を先導してくれること
(たぶん bottom stopのこと)
スピードをコントロールしきれなくても
前の馬のお尻に
乗っている馬(この場合モリー)の鼻面をつけて
なんとか スピードをコントロールします。
以前、調子に乗って美人のアシュレー先生の馬の
お尻にモリーの鼻面をびっちりつけて乗っていたら
不二子!
少しは自分でコントロールしなさい!!
とおこられてしまいました。
先生が、何かあったら バムストップにしていいからね。
て言ってくれたのに・・・
イギリス人は本音と建前があるのかなあ。
いえ、努力しなかった私が悪いんです。
この日もバムストップのおかげで、
なんとかモリーを乗り過ごしたのですが、
モリーの何が嫌かというと
立ち上がる(rearing )のも嫌だけど
トラックから、ヤードへ帰える道々
右へ ほいっつ
左へ ほいっつ
と餌の時間になるのが嬉しくって跳ねたり
横飛びしたりするんですね。
少しでも、モリーを疲れさせて
帰り道跳ねないようにしたいと、
休憩する瞬も惜しんで
せっせとモリーと運動したのだけど
ぜんぜんその甲斐もなく・・・・
乙女心をちっとも理解してくれない
モリーちゃんです。
帰り道、ものすごく 嫌だったのですが
担当は 厳しいニコレッタ先生。
口が裂けても
下馬して帰ってもいいですか。
なんて言えません。
あきらめました。
えーい。
どうにでもなりやがれい!!
と開き直って乗っていたら、
あらふしぎ、
モリーが
じたばた首をふりつつ
跳ね上がっても、横っ飛びしても
平然と乗りこなすことができました。
思ったよりたいしたことなかったのかしらん。
ぜんぜんへっちゃらよ。
というふりをして なんとか帰り着きました。
下馬したとき
ちょっと脚が震えてたけど、誰にも気づかれなかったことでしょう。
そして、モリーにアカンベーをして、
ふんっつ
私を振り落とそうとしたって
そうはいかないんだからっ
勝ったもんね(この日限定)
と英語で言ってみました。
翌日・・・
アリーナでモリーの割り当て。
アリーナなら、帰り道がないので
モリーでも楽勝!
と思ったのですが、
とんでもありませんでした。
ニコレッタ先生が心配して、
バムストップの馬をつけてくれたのですが、
狭い馬場で7頭、
押すな引くなでわいわいともめ、
順番が狂って
蹴り上げる馬が前にきたり
後ろで跳ね上がってる馬にそそのかされて
モリーも興奮してくるではありませんか。
前日のトラック運動より 100倍疲れてしまいました。
この日は、ドレッサージュのヘレン先生が出張で教えてくれたのですが
ヘレン先生より
ドレッサージュというのは馬を調教する(train )という意味
でも今日は、
モリーがあなたを調教していたわよ。
とほほ・・・
その通りでございます。
本日、モリーの勝ち。
さて、
私はいつも、
木曜日の午後と週末、キャロリンの家で
馬に乗らせてもらっています。
学校が終わってから、キャロリンの家に行くと
だいたい5時過ぎ、
そして、キャロリンが仕事からもどるのが
5時半、ということで
馬に乗る頃にはすっかり日が暮れています。
今日は月明かりが綺麗ね~
キャロリンは暗くてもちっとも気にしないんですね。
最近イギリスから帰国した
凄腕の エイミーも気にしないタイプ。
2人ともどっしりた(パワフルな)若駒に乗り、
雨の後で滑る地面も気にせず、
暗闇の中、
ビュンビュン駈歩をしていました。
同じ人類とは思えません。
投稿者 不二子 : 11:22 | コメント (0) | トラックバック
スイスボール
2009年05月01日
![]()
方法その2
後ろからロープをではさみうちをします。
人間で練習中
最近雨が多いクライストチャーチですが、
レインコート2枚、ゴム長靴の完全武装で
風邪をひかずに毎日頑張っています。
先日、ちょっと苦手な馬、モンローが割り当てられました。
モンローでも、アリーナ(馬場)なら、
跳ねても疾走しても
たいしたことはないかな~と
高をくくっていたら、
トラック(草原)に無理やり連れていかれました。
抵抗したんですけど。
私はアリーナがいい~
何言ってるの!
ほら、さっさと、 ツイスターとナチョの間に入って
トラックへ行きなさい!!!
モンローでアリーナの割り当てだったはずなんだけどなあ。
何の手違いで・・・
とほほ・・・
美人のアシュレー先生が、身内の不幸で、イギリスへ緊急帰国
している間、
助っ人に、以前、アカデミーで教えていた
キャサリン先生が来てくれました。
キャサリン先生は
NZ人の監督、NZでロケをした有名な3部作映画
ロードオブザリングに、
馬の指導者として、大活躍。
また、鎧兜に身をつつんで
出演しています。
この伝説の指導員、キャサリン先生は
時間があると、撮影での馬の配列や、行進、
行進のアレンジ、などを教えてくれて、
映画撮影に参加している気分になります。
そんなある日、
教室の椅子が、全部スイスボールに取り替えられてしまいました。
はずんでおもしろいけれど、
なんだか落ち着かないぞ。
午後の授業は、このスイスボールに座って勉強します。
授業が煮詰まると、
ニコレッタ先生より、
はい、テーブルから50cmはなれて
膝でボールの上に立って!
と指示が出ます。
この体勢で、
いろんなものが飛んでくるのを
受取らなくていけないんですね。
私のとなりの席の泣き虫のニコラは、
このスイスボールの上に膝で立つのが
とっても上手。
馬に乗って、しょっちゅう泣いているくせに
なぜか、スイスボールでバランスをとるのが大得意なニコラ。
スイスボールの特訓の成果は
いまひとつよくわからないのですが、
泣き虫ニコラは 障害飛越の練習でのバランスがよく、
とても綺麗な姿勢で障害を越えていきます。
以前、荒馬ローズがあばれたときに
見事な手綱さばきと脚の指示で乗りこなした
アシュレー先生も
不二子、
馬はね、バランスで乗るのよ。
バランス
と教えてくださいました。
バランス、
これが私の次なる目指すものです。
とりあえず、スイスボールの上に正座して
(膝で立つのはむずかしい)
台湾人の友人と、
お茶を
ズズズー
とすすることからはじめています。
投稿者 不二子 : 23:05 | コメント (2) | トラックバック
モリー
2009年04月24日
この日が来るのはわかっていたけど
こんなに早くくるなんて・・・
学校がはじまった、最初の金曜日に
後肢で、ほぼ垂直に立ち上がった
荒馬モリー
ついにモリーに乗る日が来てしまいました。
モンローのときに大騒ぎして、
先生や、皆さんに心配をかけているので
今回は、冷静に対応することにしました。
先生に相談はしませんでしたが、
モリーに上手に乗っていた生徒さんたちに緊急インタビュー
まずは、
ヨーロッパから来た
優等生のイザベルに聞きました。
イザベルは、背が高く、ほっそりしていて、
大きなモリーに乗ってる姿はほれぼれとします。
ねえねえ イザベル、
モリーってどんなかんじ??
モリーってとってもゴージャスよ。
私大好き!
うーんそれはそうなんだろうけど、
でもそうじゃな~い!!のよ。
イザベルでは話にならん・・・
と、次に、ちょっとお調子者で
昨日も若駒に疾走されながら
へっちゃらよ~
と笑い飛ばしていた
オりビアちゃんにインタビュー
ここはひとつ彼女をおだてて、
ねえ、オリビア、
あなたって、ほんとうに上手に馬に乗るって
いつも感心してるのよ。
あら、そう?うふん。
そこで聞きたいんだけど
どうやって、いつも上手にモリーに乗るのか教えてくれない?
モリーは柔らかい拳で乗るのよ。
少しでも強くなると首を振るから・・・
(つまり、拳が強いと怒って立ち上がるということ???)
柔らかい拳、ああ、これって私の永遠のテーマかも。
強い拳がどれほど、馬にとって嫌なことかは
よくわかっているつもり。
これを気にしていると
どんどん手綱が長くなって
いざというとき、コントロールできなくなります。
柔らかいコンタクト、でも決して、コンタクトをはずしてはいけない
という命題。
これがけっこう難しいんです。
最近は、柔らかい拳を意識しすぎて、
前傾、背中をやや丸めて乗るようになってしまいました。
この姿勢で、馬に強く出られると
バランスが前に傾き、そのまま落馬ということになります。
姿勢をただして乗ると
強い拳になるしなあ。
一番の問題は、馬が勝手にどんどんスピードを上げるときです。
とめようとして、手綱を引くと、拳が強くなります。
やわらかい拳で手綱を抑えようとすると
どうしても、身体が前傾してしまいます。
モリーに乗っている私を心配そうに見守っている
先生にさっそくこの問題を質問すると・・
美人で優しいアシュレイ先生、
ドイツ人の厳しいニコレッタ先生、
まったく同じ答えでした。
馬のスピードがはやくなる。
身体をおこす。
身体をおこすときに(手綱を少しひくことになる)
同時に脚で、馬を押すと、馬が後肢を踏み込み、
馬の身体が丸まり、その結果、手綱をひかずに馬の
スピードもおちる。
より、馬をコントロールできる。
うーん。
きっとそうなんだと思う。
でも、スピードを落としたいのに
脚で馬を押す。
というのが、私にはどうしてもできません。
悩ましいなあ。
さて、はみに敏感なモリーの対処方ですが、
軽速歩で、
乗り手がたちあがったり座ったりするとき、
どうしても拳の位置がぶれます。
そこでこの拳を、鞍の3cm上から動かないように
やや低めに意識して乗ることにしました。
とりあえす、これで、通常の運動は
モリーを怒らせることなくクリア。
駈歩運動は
モリーはゆったりとした駈歩なので
それほど問題ありませんでした。
そこで、ニコレッタ先生に
400Mトラックで駈歩をしてもいいかと聞くと、
え??
してみたい??
そう??
うーん、じゃあ、一緒にしてみようか。
結果・・・
モリー、
輪乗りの駈歩とは全然違うんです。
サラブレッドなのでトラックだと張り切っちゃうのかなあ。
びゅんびゅん、ふわり、
と前脚があがるんです。
その瞬間、えい、と座りなおして
押さえたつもりだったんですが、
背中が後ろに傾いたぶんだけ
拳があがってしまいました。
こんなことを2,3回繰り返し
ニコレッタ先生から、
速歩にして、駈歩やめ~
という指示のもと、
モリーでトラックを駆け抜ける夢は
もうすこしお預け、となりました。
投稿者 不二子 : 22:32 | コメント (0) | トラックバック
ステーションブレッド Stationbred
2009年04月18日
学校生活も大分慣れてきました。
丘の生活から、いきなり学校に連れてこられた
ペギーも、
毎日楽しく暮している様子です。
美味しい食べ物がたくさんあれば、幸せになれるタイプ。
ペギーったら 単純な娘だわん。
ペギーの入学試験以来、
3週間ほど、私はペギーに乗っていなかったのですが、
ついに、対面、 授業でペギーに乗る日がやってきました!!
以前、銜(はみ)なしで乗っていたときは
速歩で、馬場の角を曲がるのさえ嫌がっていたペギーちゃん。
はみをつけたら
あら不思議、
ちゃんということを聞くではありませんか。
もう、ぷんぷん!!
背中が痛いから、曲がれないのか、
古傷が痛むのか 云々かんぬんと心配したじゃないの。
それでも狭い馬場で曲がることに慣れていない
ペギーは、
かわゆく、ちょっと、反抗して
首をあらぬ方向に曲げてみたり、
ぐいっつと手綱をひっぱったりしてみせますが、
百戦練磨のお不二さんを 甘くみたらいかんのだよ。
(大人しい馬だと、かなり強気に出るライダー)
そんなかわいい反抗なぞ 軽くかわしてみせました。
ペギーは細いし(お腹はメタボだけど)、小さいので(体高150cm)
あんまりパワーがありません。
丘を登ったり、降りたりするのがやっとなのよね~。
ふんふん。
調子よく乗っていて気づいたのですが、
ペギーは口も背中も柔らかく、
素直で軽やかなアシドリ、
乗っていて、ものすごく楽しいんです。
軽やかな乗り心地、とでもいうのでしょうか・・・
高級クーペにでも乗っているような気分です。
厳しいドイツ人のニコレッタ先生が以前、
ペギー、と~ってもいいわよ~
と褒めてくださったのは
このことだったのね。
さて、以前は馬場で、速歩さえ、おもうようにしてくれなかった
ペギーちゃん。
駈歩はどうでしょうか。
速歩から、駈歩の指示を出すと、
まず、ものすごく、嫌そうな顔をしました。
ふん、ちみがおこっても
私はぜんぜん怖くないもんね。
ウリウリウリ
脚の指示に従順なペギー。
背中を伸ばして座りなおし、外方の脚をぐいぐい入れると
スッと
駈歩が出ました。
実はペギーに乗って駆歩の指示を出すのは、初めてです。
(トレッキング中は前の馬について自動で駈歩をしていました)
やや突っ走るような駈歩ですが
こんなに素直に、速歩から駈歩に移行するなんて・・・
もう、大感激!!!
コーナーごとに止まろうと試みるペギーを
押して押して押しまくりました。
ところが、他の馬が待っている場所で、
ストン と駈歩をやめ、
まるで、ウエスタンの馬のように脚をふんばって
とまってしまいます。
押しても蹴っても動きません。
なんだなんだ???
2度目も同じです。
少し休んで逆周りに挑戦しました。
今度は短鞭を持ちました。
突っ走るような駈歩をはじめました。
美人のアシュレイ先生の
ペギー、
ものすごく怒ってる顔して走ってるわよ~
とおもしろがっているコメントが聞こえます。
前回止まってしまった場所で
鞭をぶんぶん振り回しながら
坐骨でむぎゅむぎゅ押すと・・・・
止まらず、駈歩にて通過。
ペギーちゃん、がんばればできるんじゃない。
お願いだから、そんなに怖い顔しないでよ。
さてさて、
前置きが大変長くなりましたが
今回は、 ステーションブレッドのお話。
ステーションブレッドはNZの馬の品種です。
ペギーも、ステーションブレッドです。
馬の品種、というより、もう少しおおまかで、
馬のタイプ、といった方がいいかもしれません。
ニュージーランド、南島の、大きな牧場(ステーション)が、
仕事に役立つ用に改良して作った馬です。
通常、サラブレッドに、クライズデール、または、シャイヤーを掛け合わせて
います。
早い話が、ミックスなんですね。
いちよう カテゴリーは
ウォームブラッドなんだけど、
ヨーロッパの美しいウォームブラッドに比べると
なんだか、実用性はあるけど、優美さには欠けるかな~
というかんじです。
ペギーはお母さんがサラブレッドで、
お父さんがステーションブレッド(クライズデール系)
この場合、純粋なステーションブレッドではないように思いますが
でも、ミックスなので、ステーションブレッド、ということになります。
手綱と銜(ハミ)を新調したペギー
最後の仕上げは 蹄鉄です。
ペギーのひづめは、脆いとずっと思っていたのですが
(オタフナではすぐにひづめがぼろぼろになっていた)
学校に来てからは、わりに綺麗に保っていました。
ただ、硬い地面のパドックで、障害の練習もすることになるので
装蹄をした方がいいだろうということになり、
カンタベリーで一番腕のいい、
といわれる
学校ご用達のスチュワートさんに、
蹄鉄を打ってもらい、装蹄してもらいました。
さすが、カンタベリーナンバーワン
あざやかな手つきで次々仕上げていきます。
こんな上手な人に装蹄してもらうなんて
ペギーはなんて幸せな奴なんだろう。
スチュワートさん曰く、
ペギーはなかなかいい娘だね~
右前脚が Club Foot (クラブフット)で、
片方のかかとがちょっと低いみたいだから
オレの冴える腕で調整しておいたぜ
だそうです。
Club Foot・・・
ちょうど、学校で習ったばかり!
ある特殊なひづめの形のことで、
結構、奥の深い問題を抱えています。
ああ、また悩みが増えてしまいました。
投稿者 不二子 : 10:26 | コメント (3) | トラックバック
モンロー
2009年04月11日
![]()
銜がどのくらい、強く感じられるかの実践
真ん中が、ニコレッタ先生
午前の授業は馬の運動騎乗です。
最初に2つのグループに分かれました。
Aグループ
3歳から馬に乗ってま~す。
お父さんはレースの馬主で~す。
毎週末はイベンティング(総合競技)に参加しま~す。
というツワモノそろい。
Bグループ
頭絡がつけられません。
馬に乗るのに踏み台を使っても5分かかります。
腹帯は自分で締められません。
という、どちらかというと素人さん。
馬歴○年を誇る私ですが、
3歳からのチームに入るのには
ちっと無理があり、
Bグループに入れてもらいました。
AB分かれて騎乗することもありますが、
一緒に練習するときもあります。
一緒に乗るときは
約400Mのトラックを
2列になって、ひたすら軽速歩。
ぐるぐるぐる周ります。
単純ですが、
隣の馬が、けん制しあって、
興奮しはじめたり、
また、前の馬との距離を一定に保つのも、
けっこう大変です。
そして、2列はくずせないので、
横の人、パートナーとの協力もかかせません。
単純だけど、
結構技量が必要で、
しかも 馬は多大な運動量をこなす、
という 理想的な調教運動。
さて、Aグループは ツワモノそろいなだけあって、
毎回、むずかしそうな馬が割り当てられます。
Bグループは、安全第一、大人しめの馬。
最初の金曜日、 Aグループのモリーという馬が
後脚でほぼ垂直に立ち上がりました。
Aグループでもトップライダーのアッシュが乗っていたのですが
さすが、トップライダー
立ち上がっても落ちなかったのですが、
その後、馬が転び、アッシュも投げ出されてしまいました。
人馬とも怪我なく、
その後、この荒馬モリーは
厳しいニコレッタ先生が乗り代わり
わりに大人しくしていました。
この日はこれで、無事すみましたが、
その次の週、
Aグループの馬はやたら、跳ね上がったり
つっぱしったり・・・・
Aグループさんは大変ね~
と傍目でのんびり見物を決め込んでいたのですが
その週の金曜日。
美人で優しいアシュレイ先生がにっこりと、
今日は不二子は モンロー ね。
え?
ちょっとまって???
モンロー
って、 Aグループの馬じゃなかったっけ???
立ち上がったモリー ほどじゃないけど
しょっちゅう問題を起こして
Aグループでも手を焼いていた馬・・・・
聞き間違いかも。
と割り当て表を見に行くと
やっぱり、私は モンロー
うーん 困った。
たしかに、馬歴は長いけど
私は怖がりで、安全な馬指向。
先日、自馬2頭所有、イベンティング選手の卵のメラニーが
モンローに乗っていて、なみだ目になっていた記憶も、
あざやかによみがえります。
あの~
ニコレッタ先生、
私モンローに乗る自信、全然ないんですけど・・・
なんですって(キラっ)・・・目が光りました。
私が決めたのよ。
大丈夫です。
あなたなら乗れます!!
いやあ、信頼してくれるのは
嬉しいけど、どうかなあ。
・・・・まあ、無理だったら、
来週は違う馬に乗りなさい。
なんだ、信頼してくれてるわけじゃないのね。
とりあえず、
今までモンローに上手に乗っていた人たちから
どうやってモンローに乗るのか
緊急インタヴューをしました。
歩くときは手綱とのコンタクトがないと
よれるわよ。
銜受けなんかは忘れて
馬なりに乗って
よく褒めてあげるのが大切!
と、まあ、まちまちな意見。
ニコレッタ先生に聞くと
コンタクトと柔らかい拳の中間かしらね。
大丈夫!
乗ってるうちに感覚がつかめるから。
少し、後ろ脚を蹴り上げることがあるけど
背骨が硬いから、大きく蹴り上げたりしないのよ。
そこは安心ね。
なにが安心なんだ~
蹴り上げる馬なんか乗ったことないぞ~
私はやや前傾ぎみで乗ります。
蹴り上げる馬には、
身体をおこして(やや後傾)バランスをとらなくてはいけないので
私には とても難しい・・・・・・
不安はつのるばかり・・・
ところが蓋をあけると、
この日 モンローはめちゃくちゃいいこでした。
金曜日ということで
月曜から木曜日まで、いい具合に運動していて疲れていたのかな。
噂によると、モンローは機嫌のいい日と悪い日の落差が激しいそうです。
だれでも金曜日はいい気分ですね。
モンローに無事のることができて、
私もちょっといい気分。
でも来週、もっと難しい馬が割り当てられたらどうしよう・・・
とそれは、それで、
心配の種がつきないのでした。
![]()
私の金曜日を不安に陥れたモンロー
モンローは空気を飲み込む癖(グイッポ)があります
投稿者 不二子 : 20:56 | コメント (1) | トラックバック
体温計は離さない
2009年04月04日
学校が始まりました。
午前 馬の調教を兼ねた運動騎乗。
午後 馬についての机上授業。
3時から15分休憩した後、
馬をパドックに戻し、
ヤード
(馬のつなぎ場、馬を1頭ずつ放して置く場所 またここで馬装もする)
パドック、
アリーナ(練習馬場)、
タックルーム(馬具置き場)
洗い場
等など、手分けをして掃除をし
4時 下校。
これが 月曜日から金曜日までの日程です。
同じ校内に、
シェフとホスピタリティーのコースがあります。
初日は、なんと、彼らから、
バリスタのカプチーノ、ラテ、ホットチョコレートなどの好きな飲み物と、
マフィンとスコーンのデリバリサービスがありました。
なんて幸せ。
ああ、この学校に入学して良かった。
と にこにこしていると、
ドイツ人の厳しい先生ニコレッタから
あなたたちよかったわね~
But, it is going to be never ever happened again !
(こんないいことは、もう二度と、起きないのよ)
あら、そう、ちょっとがっかり。
なにも ネバエバ なんて念を押さなくても いいんじゃなあい?
![]()
授業風景(ペニシリン注射)
厳しいニコレッタ先生と
イギリスから来た博士号を持つ才媛のアシュリー先生
カフェサービスの他に、
水曜日と木曜日は 模擬レストランがオープンし、
彼らの特訓の成果を安い料金で味わうこともできます。
ああ、ペギーじゃないけど
やっぱりこの学校にして良かったわん。
ある日の午後の授業で、
健康な馬の体温 心拍数 呼吸数、
というのを習いました。
体温 (Temperature) 37.0 -38.5℃
心拍数 (Pulse) 26-40 (1分)
呼吸数 (Respiration) 8-15 (1分)
早速、ずらりと並んだ馬から マナーのいい馬を選んで
測っていきました。
心拍数は聴診器で測ったのですが、なかなかわかりません。
一番わかりやすいのは 尻尾の裏側の付根から10cmくらい
下がったところです。
指で触って、ぴくぴく動くところを見つけ、15秒で測り、4倍します。
さて、体温。
これは人間用のものを、お尻の穴に入れて測ります。
愛馬ペギーちゃんの体温はどんなもんかしらんと
おしりにぶすり、と挿すと・・・
なんとペギーちゃん、
体温計をどんどん吸い込んでいくではありませんか!
みなさんから、
(体温計)はなしちゃだめよ!
しっかり持つのよ!
と応援され、なんとかもちこたえました。
ペギー、体温計は初めてだったのか、
じっとしておらず、 時間切れで測ることができませんでした。
その上、勝手にペギーの体温を測ろうとしたのが
先生にばれて
厳重に注意されました。
投稿者 不二子 : 11:29 | コメント (3) | トラックバック
ペギー学校へ行く
2009年03月20日
突然ですが、
3月23日から、
ランギオラにある、エクエストリアンアカデミーの
生徒になります。
10ヶ月間
月曜日から金曜日まで、
朝8時30分から3時まで、
むっちり、びっちり、
馬 について勉強します。
生徒は14人、
先生は2人、馬は14頭プラスα
このアルファーというのは、
まあ、先生の馬がいたり、
生徒が馬を持ち込んだりしているため、
数が一定しないんです。
ふだん、まったりしているオタフナのペギーに
喝
を入れるべく
ペギーを学校へ連れて行き、
みっちり、むっちり、勉強してもらうことにしました。
丘の上でお友達と まったり するのが好きなのよ♪( 左がペギー)
ペギーと一緒に10ヶ月間、
アカデミーで勉強します。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
オタフナから約1時間の道のり、
学校に無事着いたペギーは、というと
知らない場所でもちっとも気にせず、
美味しそうな青草を、
夢中になって
食べていました。
(ちょっと恥ずかしかったけど)
神経質ではないのは扱いやすくて
良いわ~
と思いましたが
ふと、向かいにのパドックを見ると、
綺麗な牝馬が5頭、
耳をたて、
ペギーをがん見しているのに
気づきました・・・
これから始まる学校生活、
結構 波乱万丈かもしれないね。
ペギーちゃんがんばれ、
私もがんばるよ。
ペギーを移動させるにあたって
ウオーム(寄生虫)処理
歯の治療
この2点をすませておくようにいわれていました。
ウォームは馬の大きさにあわせた量の
虫下しの白い液体を、
シリンダーからむりやり口から流し込ませます。
最初に迷ったのが、
この虫下しの液体、結構いろんな種類があり、
どれを買ったらよいのか???
ケイトに相談したら、
全部殺すタイプ(一番高い)のにしときなさい、
といわれ、18ドルくらいのものをひとつ買いました。
そして、ペギーに飲ませるタイミングですが
早すぎても、遅すぎてもよくないので、
今度は、アカデミーの先生に相談したら、
最低、3日は前に飲ませる
との回答。
本によると、2,3日前、
飲ませた後は、他の馬(飲んでいない馬)とは離して置くように
とありましたが、正確にはそうした方がいいのだと思います。
自分で、馬にウォームを飲ませたるは初めての体験。
シリンダーに、ネジが付いていて、
量を、馬の大きさに合わせて調整できるようになっていました。
ペギーったら
ウオームを飲ませる前後も
隣に置いてある、干草をもぐもぐ食べていましたが、
シリンダーを口に入れると、
ちょっとやな顔はしましたが、
白い液体を
ゴックン
飲み干しました。
オタフナから、アカデミーまでのペギーの移動、
は大変でした。
学校の都合と、オタフナの都合が合わず、
日程が2転、3転。
当日も先生の都合が付かないというので
私が午前中に学校へ行き、
打ち合わせをしてから、
ペギーが来るのを待っていたのですが、
予定が1時間遅れ、 学校が閉まるのを
なんとか待ってもらい、
その後、
先生が インスペクションをするというので
ペギーにもうひとがんばりしてもらいました。
試験は無事通り、
先生もペギーが気に入った様子、
運んでくれたケイトと、
先生にはほんとうにいろいろご迷惑と、お世話をおかけしました。






