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2006年11月14日
言うのは簡単だけれど、、、
さて、今回は気分をかえて私がここ数日お手伝いに行っていた“Organic Farm”の
お話です。
私が住むクライストチャーチという街から郊外に向けて車で走ること20分。
街の風景が途切れ、次々に牧草の緑色が目に入り、いかにもNZらしいのどかな風景が
広がってきたな~というところで私がいつも遊びにいく農場に到着です。
ここでは、数年前までたくさんの有機野菜をスーパー等に出荷していたのですが、
今は家庭菜園で必要な分だけ。野菜畑だった広大な土地は一面草に覆われています。

*農場の風景、深いところは太ももの高さくらいまで草が伸びてます。
この土地、一見遊んでいるように見えますが、実は大切な売り物を育てているんです。
何を売るのかといいますと、、、グングンと元気よく伸びた“牧草”です。
一面広がる牧草を刈り取って“干草”として売っていくんです。
“干草”と一言にゆっても、どんな草でもいいというわけではありません。
草の種類によってお値段も変ってきます。なので、刈り取る前に業者の人が
牧草地まで査定にきて価格を決めてゆきます。業者さんいわく
“ここの草はクローバーの割合が多くて◎”だそう。
普段何気なく見ているクローバー、実は栄養価が高く、家畜の大好物★
なので、“いい草”に分類されます。
しかし、、、何もお手入れしなくてもクローバーが沢山生えてきてくれる♪
というほど甘くはないんですね。クローバーにも天敵がおりまして、
その名が“ブタナ”、別名“タンポポモドキ”という植物。名前の通り、葉っぱも花も
その後の綿帽子に至るまで本当にタンポポによく似ています。この植物、繁殖力が強く、
放置しておくととどんどん勢力を伸ばし、クローバーの存在を脅かしてしまうという
やっかい者なんです。

*タンポポモドキの花。向こうの方まで黄色い点々があるのわかります??
遠くからの写真ではあまり目立ちませんが、近づいてみると牧草地には無数に
このタンポポモドキが群生していて、中には綿帽子が今にも飛び出しそうな状態まで
育っているものも、、、、。綿帽子が飛び出してしまったら最後、来年はもっと増えて
悲惨なことに!なんとかそれを阻止しないといけないのですが、ここはOrganic Farm。
薬を使ういう選択肢はありません。
ということで、ここ数日はひたすらこの”天敵”を抜く作業のお手伝いしていました。
朝から夕方まで右手にナイフ、左手にバケツをもって広大な土地を彷徨うこと数時間。
腰と手が痛くなり出し、少しは減ったかな?と期待して周りを見回してみてもまだまだ
生えている(汗)なにせ土地が広大なので、そう簡単には終わりそうにありません、、。
”無農薬”、言うのは簡単。でも実際は想像以上に大変なんだ、、と
Organic Farmの厳しさをひしひしと感じた体験でした。
投稿者 kiribon : 2006年11月14日 20:47
コメント
こんにちは。
いつも興味深く読んでいます。
干草にもオーガニックがあるんだと感心しました。
私の家の馬もクローバー大好きです。
以前、クライストチャーチのオーガニックガーデン、果樹園を見学したことがあります。
薬で処理しないのはとてもいいことだと思いますが、世話をする方は大変そうでした。
いろいろ試行錯誤中だといっていましたが、普通の庭や、果樹園に比べると、すこし乱雑でより野生に近く???感じました。
それでは次回も楽しみにしています。
投稿者 不二子 : 2006年11月18日 11:25
こんにちは、不二子さん。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
コメントの返事がこんなに遅くなってしまって、ゴメンナサイ!
馬もクローバー好きなんですね。
動物って自分の体に必要な栄養素を知っていて、それが多く含まれる草を自然と選んで食べる、そんなことを聞いたことがあります。
クローバーってかわいらしく見えつつも、実は根っこがすごーーく深い頑固者だってご存知でした??
最近行っている別の農場では、クローバーが雑草として扱われていてよく抜いてるんですけど根っこの長さに驚かされてますよ。
またその様子も報告しますので、これからも楽しみ覗いてくださいね★
投稿者 kiribon : 2007年01月13日 20:59





