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2009年06月25日
最期のセレモ二ー
日本語では”冠婚葬祭”と言いますが、
先日、”葬”に立ち会う機会がありました。

私にとって、NZに来てはじめての葬式で
参列するに当たっては、実に分からないことだらけでした。
もちろん、ウェディングとは全く異なりますし、
日本とは慣習も違うので、葬儀に参列したことのある
友人に話を聞いたり、ネットで情報収集したりしました。
NZでは人が亡くなると、カードや花を贈るのが一般的で、
葬儀に参列する際にも、香典のようなものは
持参しません。
親族、身内は黒い服(男性はスーツ)を着用しましたが、
一般の参列者はみな平服で黒ではありませんでした。
今回は無宗教での儀式で、教会ではなく葬儀センターの
部屋で行われました。
式を取り仕切るのは”セレブラント”です。
この”セレブラント”というのは、ウェディングも執行することのできる
同じ”セレブラント”です。
彼女が故人の人柄や家族の談話を
スライドなどと共に紹介し、詩の朗読を行い、
皆で一緒に唄を歌い、親族がスピーチをして
1時間ほどで葬儀は終了しました。
その後は、同じセンター内のパーティールームで
立食式のモーニングティーでした。
皆で集まり、故人を悼みます。
参列者はその後、個別に解散。
親族だけで火葬場に向い、最期のお別れをしました。
人生の節目節目には、様々な儀式が行われますが、
葬儀というのは、まさに人生における最期のセレモニーです。
ウェディングとは違って、自分の周囲の人達が
自分のために開いてくれる儀式で、
そこで話題にされるのは、第三者から見た
”自分がどのような人間であったかということ”です。
昔好んで読んだ、三浦綾子さんの本の中だったと思いますが、
”人が死んだ後に残るのは、その人が一生のうちに何を得たかではなく、
何を与えたかということ”
という、非常にキリスト教的な一節を思い出しました。
初めてNZで参列した今回の葬儀は、
地味で簡素でしたが、数多くの友人&家族に
見守られた中での、とても良い式でした。
投稿者 フィーフィー : 2009年06月25日 23:13






