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ウェディング・プランナーという仕事
2009年08月24日
”ウェディング・プランナ-”
”ブライダル・コーディネーター”
”ウェディング・コーディネーター”
などと色々な呼称がありますが、NZだと通常
”Wedding Coordinator”(以下WCと略)と呼びます。
いずれにしても、ウェディングの手配&斡旋を
行う職に就く人を指しています。

私がこの仕事を始めたきっかけは、
(もちろん理由は一つではなくて、様々な要素が重なった結果なのですが)
ライフスタイルの変化でした。
それまでは、不規則かつ宿泊を伴う出張もある
ガイド業に従事していたのですが、子供を
持つことを機に、違う方向への転換を模索していました。
それまでの経験を生かせて、尚且つ
スケジュール管理が自分でできる仕事、と
行き着いたのがWCでした。
ウェディング手配の仕事が自分に向いている、
という確信と自信もありました。
NZ人に”WCの仕事をしてる”と言うと、
ほとんどの人(女性)は、
”素敵ね~、ロマンティックな仕事ね~。”
と言ってくれます。
それはそれで、もちろん嬉しいですが、
往々にして、世間では”華やか”と思われている職業の
多くが実際はそうでないように、WCの仕事も
地味な作業も多いものです。
私が思うWCに重要な資質は3つ。
”マルチ・タスク”
複数のことを同時に遂行する能力。
これは不可欠だと思います。
1つのウェディングで、常に複数の事案が同時進行します。
それが2つ、3つ、4つのウェディングと重なっていくわけですから、
スケジュール管理能力とともに、マルチ・タスクであるということは
必須です。広い視野で同時に複数のことが見渡せるということが、
細部にまで行き届いたサービスを提供することに
繋がっていると信じています。
”体力”
これは、挙式当日の介添え斡旋には必要。
特にNZの場合、移動が多いし歩く距離もあるので、
一日介添えすると、結構クタクタです(笑)
NZ人にお願いすると、時間は掛かるし要領は良くない、
ということで、会場のセッティングなども、
全て自分でやってしまう結果、”体力勝負”と
私だけが思っているのかもしれませんが・・・
いずれにしても、
”健康&体力があればこその優れたサービス”
ということに誤りはないと思います。
”コミュニケーション”
英語で、”People Skill”という表現もありますが、
人との関わりの上に成り立ついかなる職業においても、
”コミュニケーション能力”というのは必須ですよね。
地域のビジネスコミュニティーに長年携わっている
我が家の主人に聞くと、
”良いビジネスマンというのは、コミュニケーション能力が
秀でている”
とよく言います。
ウェディングの場合は、特にお客様との
コミュニケーションにおいて、”クライアントが何を望んでいるのか”
を汲み取る力というのは、非常に大事です。
なんちゃってセレブラント?
2009年08月12日
2週連続で、週末の”Press”(クライストチャーチ地元紙)に
結婚に関する記事が掲載されていて、すこしビックリしました。
今回の記事は、”なんちゃってセレブラント”のお話です。
婚姻に関する事項を管轄する内務省が、先日
”国の定めの下に登録を行っていない
セレブラント(挙式執行人)が式を行うのは
法律に違反している。”
”また、登録セレブラントは自身で式を執行するのが務めであり、
資格のない者が式を執り行うのをそばで監督するような行為も
違法である”
という内容の異例の通達を出したということです。
どういうことかというと、現在までにいくつかのケースで、
資格のない者が実際の式を取り仕切り、法律上必要な
書面に署名をする事に関しては、登録セレブラントが行う、
といったような事例が、未確認情報として今までにあった、
ということのようです。
そしてこのことに対して、内務省が”ダメ出し”を
したという訳です。

こちら、きちんと登録しているセレブラント
どうしてこのような事例が起きているのか、内務省でも
はっきりとは断定できていないようですが、例えば
トレーニング中(未登録)のセレブラントが、訓練のために
式を取り仕切り、登録セレブラントが監督役として
付き添い、署名は登録セレブラントが行う、といった可能性もあります。
または、金銭的な問題かもしれません。
肝心の挙式をするカップルも了承の上で、
このような事態が起きているのかもしれません。

もちろん、牧師様も登録しています
非リーガル挙式の場合は、法律に則った書面への
署名さえも必要ではありません。
ですので、極端な話、式だけならば誰でもできてしまう、と
いうことにもなりかねません。
さらに以前には、”登録更新し忘れ”セレブラントが
式を執行してしまった、というニュースもありました。
たかが登録、されど登録、法律できちんと定められている
ことですから、セレブラントも含めて、皆が遵守しないと
いけません。
登録セレブラントは、更新されるガゼットに掲載されています。
またマリッジオフィスの下記のウェブで名前を検索すれば、
その人が登録セレブラントかどうか(登録忘れも含めて!)、
すぐに調べることが出来ます。
<独立系セレブラント>
http://www.dia.govt.nz/web/marriagecelebs.nsf/regionmap?readform
<組織所属セレブラント>
http://www.dia.govt.nz/web/marriagecelebs.nsf/displayview?readform&view=o
二人の愛は永遠か?
2009年08月02日
前回ご紹介した、NHK”地球アゴラ”。
今晩の放送でした。
現在の日本時間、午後7時前ですので
なんとかまだ間に合いますか。
今晩10時10分からの放送です。
残念ながら、私は見ることが出来ませんが、
テカポの小澤さんが、”アゴラー”として
ウェブカメラで生出演するようですので、どうぞお見逃しなく!
さて、話は変わり・・・
先週の地元紙の一面に掲載されていた
結婚に関する話題。
クライストチャーチの挙式執行人の話によると、
近年のカップルは、昔ながらのフレーズ
例えば、”till death do us apart/死が私達を別つまで”
などを、誓いの言葉から除く傾向にあるそうです。
執行人によると
”最近のカップルは、二人の結婚関係の持続性に
関しては、実に現実的な考え方を持っていると思う。”
とのこと。
また
”これは昔ながらの宗教に基づく価値観(結婚は一生涯続くもの)
ではなく、現実を見据えたことによる価値観の変化。”
であると。なるほど・・・んん?
結婚前に行うプレナップ
(離婚する際の財産分与などを含む婚前契約)が、
決して珍しい&おかしなことではない社会。
そして結婚したカップルの3分の1が、銀婚式を
迎えずに離婚しているというNZの現実。
確かにこういう事実が常に身近にあると、私自身も
”自分も決して人事ではない”
という心持ちに普段からなります。
こういう緊張感が、結婚生活に良い作用を
及ぼしてくれることを、期待している部分も
もちろんあるのですが。
この記事を読んでいて、
”ああ、NZらしいなあ~”
と笑ったのが、誓いの言葉にユーモアを混ぜるカップルも多い、
というくだり。
誓いの言葉で
”ゴミ出しをすること”
”居間を散らかさないこと”
”チョコレートを食べるのを禁止”
などの約束事を(もちろん冗談でですが)させられるのです。
そういえば確かスピーチで
”彼女をとても愛しているが、唯一の難点が僕のワイシャツの
アイロンかけをしてくれないこと(ここで会場爆笑)”
と言い放った人もいましたっけね。
誓いの言葉も色々です。






