パティスリー・ヤハギ
2009年11月13日
昨年のちょうど春頃のブログに、
”こちらでは、思ったようなウェディングケーキを
作ってもらえるところがないのが課題。”
といった内容のブログをアップしました。↓
http://www.blogaboutnz.com/wedding/archives/2008/10/post_84.html
この後日談ですが、実はすぐに日本人パティシエの方が
見つかって、美味しいウェディングケーキをやっと手に入れることが
できるようになりました。
今年に入ってから、ご自身の店を出されています。
"Patisserie Yahagi"
376 Riccarton Rd
Upper Riccarton
Christchurch
03-341‐7421
地元では、
”繊細な味&スタイルのスイーツの店”
としてかなり有名。
地元新聞”プレス”やラジオ局などでも、
すでに紹介済みだそうです。
パティシエのYahagiさんは、日本とNZの両方で
資格を取られています。お店を出す前に、初めて
カフェでお会いした時に、NZと日本のパティシエ業界の
違いの話を伺って、
”うんうん、やっぱりスイーツだけは日本の方が良いですよね”
と共感する部分もあり、とても興味深かったです。
Yahagiさんの許可をいただき、店内を撮影しました。
オレンジ色を基調とした、可愛らしい店内。
街の中心からは車で約15分ほど。
地元の人が”チャーチ・コーナー”と呼んでいる一角の
商店街の中にお店があります。
ショーケースの中には、
”ここは日本のケーキ屋さん?”
と見間違えるほどの、色とりどり&美味しそうなケーキ達♪
(実際に食べても美味しいです、もちろん)
地元のケーキ屋さんでは、絶対にお目にかかれない
種類のケーキです。
実はこの日も、ウェディングケーキの注文をするのに、
本当はメールや電話でも予約出来るところですが、
車で20分もかけて来店してしまいました。
その理由は、もちろんこちら↓
持ち帰り用ケーキ購入♪
フランス産の栗を使ったモンブランが、
この日は残念ながら、一足先に売り切れてしまったと
いうことでしたが、他のケーキも非常に美味しく頂きました。
ウェディング・ケーキはこちら。
上記は少人数用です。
今回、ご主人に見本を見せていただいた長方形の同ケーキは
やや大人数用ですが、豪華&見栄えがして素敵でした。
それにしても、ケーキはずっと悩みの種でしたが、
やっとこれからは安心して、美味しいケーキを提供できます。
お店には、彩りきれいなマカロンもたくさん置いてありましたが、
贈り物にも喜ばれそうですよね。
甘い誘惑 ウェディングケーキ Ⅱ
2005年10月19日
前回のブログで、
”NZウェディングにはフルーツケーキが正統”
と書いておきながらなんですが、このフルーツケーキというもの、
あまり美味しくありません。
(お好きな方がいたら、ごめんなさい)
NZの某結婚情報誌にも
”いまどき、結婚式でフルーツケーキを喜ぶのは
貴女のママと、お年寄りのゲストだけ(!)”
なんて書いてあります。
つまり”古い、現代的でない”ということでしょうね。
そんなわけで、NZ人にもいまいち人気のない
フルーツケーキに代わり、今最も人気のある
ウェディングケーキは、チョコレートケーキです。
チョコレートケーキは、ダークとホワイトの2種類がありますが、
外側は、やはり従来の白アイシングが主流です。
稀に、中はブラックチョコで、外もホワイトチョコをあしらう、という
チョコホリックの人が、泣いて喜びそうなケーキもあります。
デザインは、年々シンプル&質素になる傾向にあるようですが、
生花を飾りとして使うのが、好まれています。
現代NZにおいて、祝宴でのウェディングケーキの位置づけは
個々の式のユニーク性(個性)を、演出するための小道具の一つ、
とする考え方が主流です。
それぞれのカップルが決めた、自分達のテーマカラーやアイテムに沿った
デコレーションを、ケーキに施すことも多いので、参加したゲストに
”今日のウェディングケーキは、一体どんな感じかしら?”
と、ワクワク期待させる楽しみの一つでもあります。
ここで期待するのは、決して味やケーキの内容ではなくて、
あくまでも、デザインやデコレーション等の”見た目”に関してです。
NZでのウエディングケーキは、”味よりも、見た目が勝負”です。
(もちろん、美味しい方が良いに決まっていますが・・・)

こんな花だらけのケーキはいかが?
甘い誘惑 ウェディングケーキ Ⅰ
2005年10月10日
今日は、ベーカリーの人と打ち合わせ。
この夏のウェディングケーキについてです。
”ベーカリーでウェディングケーキ?”と意外に思う方もいるでしょうね。
日本ではさしずめ”パティシエにウエディングケーキ”というところでしょうか。
ベーカリーとは言っても、その辺りの近所のパン屋で、
ウェディングケーキを作っているわけではなく、
ちゃんと専門のところがあるのです。
古代ローマ人は、多産を祈願する意味を込めて、
小麦で焼いたパンケーキを、新婦の頭上で壊す習わしがありました。
これが現在のウェディングケーキの始まり、となっているようです。
さてNZのウェディングケーキといえば、英国式のシュガークラフトケーキ。
外側は白いアイシングがしてあり、中のケーキはドライフルーツを
リキュールに漬け込んだものを焼きこんだフルーツケーキ、
が最も正統かつ伝統的なNZのウェディングケーキです。
日本のような生クリームを使用したケーキは、
ほとんどお目にかかりません。
そしてこのフルーツケーキ、大変に日持ちもします。
実際、NZでは三段のケーキを挙式に用意することが多いのですが、
一番下のケーキは挙式のゲストに配り、二段目は参加できなかった
家族や友人に後日おすそ分け、一番上のケーキは最初の結婚記念日
または子供が生まれたときに食べる、と言われます。
私は自分の挙式に、二段のチョコレートケーキを用意したのですが
きちんとNZの習わしに従い、上段は取って置き息子が生まれたときに
家族で食べました。
冷凍庫で眠らせること約2年でしたが、
それでも思ったより、美味しかったですよ。

NZでは珍しいバタークリームのウェディングケーキ






